【大学受験英語】偏差値40から偏差値60までの英語勉強法

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はじめに

あなたは、英語の偏差値が上がる勉強法を実践できていますか?

大学受験のために毎日英語の勉強を頑張っているのに、偏差値が全然伸びない。そんなあなたは、英語の勉強法を見直してみましょう。英単語・英文法・英語長文と、一口に大学受験英語といっても、様々な対策が必要です。

この記事では、英語偏差値が伸びずに困っている英語が苦手なあなたのために、大学受験英語の偏差値の上げ方を、偏差値別勉強法としてまとめてみました。この記事で紹介する大学受験英語の勉強法は、偏差値40以下から偏差値60までの方に役立つものなので、英語偏差値を劇的に伸ばして志望校に合格したいあなたは、是非読んで参考にしてみてくださいね。

英語の偏差値が伸びない勉強法

まずは、英語の偏差値が"伸びない"3つの勉強法についてまとめてみます。自分の英語勉強法がこの"伸びない"勉強法に当てはまっているという方は、すぐに自分の英語勉強法を見直す必要があります。

実は、早稲田大学に合格した私も、受験勉強を始めたばかりの頃は英語の偏差値が全く伸びず、偏差値38から偏差値42くらいの間をうろうろしていました。今思えば、その当時の私の英語勉強法は、しっかりと偏差値が"伸びない"勉強法に当てはまっていたのだと思います...

自分の学力の分析を怠った英語勉強法

『英語の偏差値が伸びない勉強法』の1つ目のパターンは、『自分の学力の分析』を怠った勉強です。
一生懸命勉強しているにも関わらず、偏差値が全く伸びないあなたは、自分の学力の分析ができていますか?自分の弱点を明確に意識した勉強ができていますか?自分の英語力をどのように、どのくらいの期間で伸ばしていくか、計画を立てて勉強を進めることができていますか?

『自分の学力の分析』とは、言い換えれば『自分の現在地を知る』ことです。あなたの『現在の学力』と『志望校が要求する学力』にはどのくらいの差があるでしょうか。そして、どうすれば残された時間で必要な学力に到達することができるのでしょうか。

自分の『現在の学力』を知らずに、ゴールとなる『志望校が要求する学力』に辿り着くことは不可能です。特に、受験にはタイムリミットがあるため、計画的に勉強を進めることは合格を手にするために必要不可欠の要素なのです。『自分の学力の分析』を怠った勉強をしてきている方には、模試の総合偏差値だけを見て一喜一憂し、大問毎の詳細な得点データを軽視するようなタイプが多いように思います。自分に当てはまると感じた方は、学習の仕方を改善する必要があるでしょう。

確かに、偏差値は『現在の学力』を大雑把に知るためには有用なものです。しかし、より重要なのは『現在の学力』と『志望校が要求する学力』の溝を埋めるための勉強なのです。そして、その実行のためには徹底的な『自分の学力の分析』が欠かせないのです。

英語の偏差値が伸びずに悩んでいるあなた。あなたが躓いているポイントはどこですか?

『単語力の不足』ですか?
『文法の理解不足』ですか?

英語の偏差値の伸び悩みには必ず原因が存在します。
その原因を特定せずに勉強を続けることは、現在地を知らずに、闇雲にゴールに向かう道を歩むことを意味しています。限られた時間の中で、ゴールへの最短距離を行くために、『自分の学力の分析』を細かく行う勉強をしていきましょう!

英語学習の5つのステップから外れた英語勉強法

『英語の偏差値が伸びない勉強』の二つ目のパターンは、大学受験英語学習の『5つのステップ』から外れた勉強を続けるというものです。

偏差値40のあなたは、本当に長文問題を解く段階にいるのでしょうか。英語の勉強と一言で言っても、英単語を覚える段階にいる方と長文読解を集中して進める段階の方では英語学習の内容が異なります。これから紹介する大学受験英語学習の5つのステップを知ることで、今何を集中して勉強すれば偏差値が伸びていくのかを意識した学習計画と、その実行が可能になります。

大学受験英語学習の『5つのステップ』
ステップ1:英単語
ステップ2:英文法
ステップ3:英文解釈
ステップ4:音読
ステップ5:長文演習

詳しくは"偏差値40から偏差値60までの英語学習『5つのステップ』"で紹介しています。
『英語の偏差値が伸びない』『英語が苦手だ』という方は実践してみることをお勧めします。

周りに流される英語勉強法

『偏差値が伸びない勉強法』の3つ目のパターンは、『周りに流される』勉強です。このタイプの勉強を続けているあなたは、『自分の勉強』を確立できていないと言えます。あなたは、自分の勉強法を確立した上で、勉強に取り組むことができていますか?

友人や予備校などの周囲の環境に影響され、不安になって参考書や勉強法をコロコロと変える。本屋で目に入る参考書を、必要性を考えずに「なんとなく良さそう」で購入する。身に覚えのあるあなたは、『周りに流される』勉強のパターンに当てはまっている可能性があります。このパターンに当てはまってしまったあなたは、情報に敏感であり、自分の勉強方法に自信が持てずに不安になりやすいという特徴があります。有益な情報を広く集めることは良いことなのですが、一貫性のある勉強をしなくてはなりません。

自分に必要な学習を、学力の分析に基づいて考え、使用する参考書や勉強の方法を決定したのであれば、それを貫くことが重要です。
単語帳も文法書も、一冊あれば十分。自分が決定した勉強を自信を持って貫くことが、合格者が実践してきた『偏差値が伸びる勉強法』に共通する要素の一つなのです。

『自分の学力の分析』ができていて、且つ英語学習の『5つのステップ』を知っていれば、集めた情報の中から自分に必要なものを選択し、自分自身の『勉強法を確立する』ことができます。まずはこの記事で英語学習の『5つのステップ』を知り、自分の勉強を確立しましょう!

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偏差値40から偏差値60までの英語勉強法『5つのステップ』

偏差値40から偏差値60までの英語学習の『5つのステップ』を知ることで、あなたは自分が英語学習のどの段階に集中するべきかを意識した、効率的な勉強を実践することができるようになります。

各ステップについて順番に紹介していくので、参考にしてください。

英単語の勉強

『5つのステップ』の1つ目は、『英単語』です。英単語は、英文理解の土台となる要素です。英単語を知らずに、英語の文章を読んでいくことはできません。

例えば、"I am a high school student."という文章の、"high school"と"student"という単語を知らない場合、この文章の意味を理解することは困難になります。つまり、あなたが保有している英単語の量は、あなたが『どれだけ英文を理解できるか』を直接的に決定するのです。

英語長文の問題が苦手だと感じているあなた。『志望校合格に必要な英単語を学習し終えている』と胸を張って言うことができますか?選んだ単語帳は90%以上を覚えることができていますか?

これらの問いに、自信を持って「Yes」と答えることができないあなたは、『5つのステップ』の一つ目を、まずはきっちりと固める段階にいると言えるでしょう。この段階で徹底的に力を付けることによって、長文読解はずっと楽になります。まずはこの段階を完璧にしましょう。

英文法の勉強

『5つのステップ』の2つ目は、『英文法』です。

英文法は、英語の文章の骨格となるものです。英文法の理解を十分に行わずに、志望校の合格に必要な英語力を身につけることはできません。なぜなら、英文法は『英文法の問題』として直接得点に結びつく場合以外にも、長文の理解に必要不可欠の要素であるからです。

例えば、"I am a high school student."という文章と"I was a high school student."という文章の文法的な意味の違いを理解できていない場合には、設問に正しく解答できないという問題が生じます。仮に、設問が「文章中の"I"は現在高校生である。本文の内容に一致する場合にはYesを、一致しない場合にはNoを選びなさい」というものであれば、"am"と"was"の時制の意味的な違いを理解していない場合に、根拠を持って解答を選択することができないのです。

このように、英文法は文法単問として、知識を問われる場合よりはむしろ、長文読解の中で意味を把握する場合に重要になることが多いのです(MARCHや早慶上智のような難関大学の入試問題では特に)。忍耐力の必要な文法学習は、あなたが大学受験において求められる英語力を得るために、乗り越えなければならない壁なのです。

この段階を、自信を持って『完璧です』と答えることができるあなたは、飛躍的な英語力の向上に向けての一歩を既に踏み出していると言えるでしょう。そうでないあなたは、この段階が『完璧』になるように徹底的に勉強しましょう。

英文解釈の勉強

『5つのステップ』の3つ目は、『英文解釈』です。この段階を超えることで、英語の『基礎学習』の段階は終了します。

英文構造を把握する力は、あなたに英語の文章を読み解く上で不可欠の視点を与えます。英単語力と英文法力の基礎の上に、英文構造把握力を身につけることで、英文の理解に必要な要素の全てを満たすことができるのです。逆に、英文構造の把握能力が低いあなたは、英語長文の理解を十分に行うことができず、結果として偏差値が伸びないという状況が続くことになるでしょう。

例えば、 "I wonder why the food the person next to you is eating always looks so good."「隣の人が食べているものはいつもよさそうに見えるのはどうしてだろう」という文章の意味を、あなたは即座に理解することができましたか?あなたは、この文章の主語と述語動詞を見抜くことができたでしょうか。この文章中には、”wonder”と”is”、”looks”と複数の動詞が出現していますが、どれが述語動詞であるかを指摘することができますか?

日本語訳に頼らず、文構造を見抜くことができなかったあなたは、英文の構造を学ぶことで飛躍的に英語力を伸ばすことができるでしょう。逆に、この部分をさらっと読み飛ばそうとしたあなたは、残念ながら英文構造理解のための努力を怠っている可能性が高いと言えます。

英文構造を把握する能力なくして、長文問題での高得点の取得は実現不可能です。英文構造の学習に際しては、自分に厳しく、徹底した理解を追求しましょう。

音読

『5つのステップ』の4つ目は、『音読』です。

『音読』は、あなたの英語力を爆発的に高める最強の勉強法です。ステップの1・2・3が、英語の長文を『正確に』読み取る下地を育てるための勉強であるのに対し、ステップ4の音読は英文を『素早く』読み取るための『英語脳』を育てるものです。このステップを丁寧に、徹底的に行うことで、英語力(特に長文読解能力)は受験生の中でもトップレベルの域に到達するでしょう。

あなたは模試を受験している時に、以下の様な体験をしたことはありませんか?

一文一文を和訳して読もうとしてしまう。
一文の意味が把握できずに何度も『返り読み』をしてしまう。
『返り読み』の結果、思っている以上に時間がかかり、制限時間以内に解き終わらない。

これらの症状に困っているあなたは、英語長文を時間内に読み解くための『英語脳』が育っていない状態にあると言えるでしょう。

『音読』はこれらの問題を打破し、『英語脳』を作り上げるために最も効果的な学習方法です。あなたがステップの1・2・3で身につけた英語の基礎能力を、実用的な英語能力に変換するための勉強法が『音読』なのです。

試験の際、あなたは英語の長文を『素早く』『正確に』読み取り、『正答を選択する』必要があります。音読を徹底的に行うことで、あなたはこの力を身につけることができます。このステップを踏んで、踏んで、踏み潰して足跡だらけにすることで、圧倒的な英語力を手にできるでしょう。また、『音読』は『リスニング』や『発音・アクセント』の学習としても最適です。大学に合格した後、英語の授業や留学を目指す際にも有効な勉強方法であると言うことができるでしょう。

取り組めば取り組むほど実力がつく勉強なので、根気よく継続的に取り組みましょう!

英語長文読解演習

『5つのステップ』の5つ目は、『英語長文演習』です。

『英語長文演習』は、単語力・文法力・英文構造把握能力に音読による速読力を身につけたあなたが、実際の問題で得点する能力を身につけるためのものです。長文演習をせずに、センター試験や一般入試の英語長文の問題で高得点を取ることはできません。長文を素早く正確に読み取り、『根拠を持って』間違いの選択肢と正解の選択肢を見分ける力を養うのが、『英語長文演習』の目的です。

重要なことは、志望校の問題傾向を調査し、類似の問題形式の長文で演習を行うことです。例えば、設問が英語で出題される大学の対策をするために、設問が日本語の問題で練習する必要はありません。より志望校の傾向に近い問題集を選択しましょう。

*早慶上智(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学)やGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)などの難関大学は、総じて英語の設問での出題が基本です。長文問題集を選択する際にも、設問が英語で書かれているものを選びましょう。

このステップを徹底的に、丁寧に行うことで、あなたの偏差値は60を超え、志望校である大学の合格を勝ち取る決め手となる力を身につけることができます。これまでに培ってきた基礎に、『英語長文演習』を徹底して行うことで、実践問題に対応するための英語力を手にしましょう。

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英語勉強法のステップ1:英単語

英単語のおすすめ参考書

英単語の学習のために、単語帳を一冊決めましょう。あなたの使い易い単語帳で良いので、一冊に決めたらそれだけを使いましょう。私のお勧めは、『単語王2202』です。この単語帳は、早慶のレベルまでの単語を網羅しており、単語量はこの一冊で十分です。

また、別でフラッシュカードも販売しているため、暗記学習のバリエーションを苦労せずに増やすことができます。余裕があれば購入し、単語帳と併用して学習すると良いでしょう。

参考書名
単語王2202
著者
中澤 一
ページ
488ページ
出版社
オー・メソッド出版

今のやつは先輩の体験記とかないよ、

この参考書はやるたびに新しい単語が更新されます

1週目が終了。 派生語とか同類語がまとまってていい感じ。 とりあえずもう一周やるけどたまにやる程度かな。鉄壁買えばよかったって後悔してる思いもある…

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英単語の勉強方法

英単語の学習は、計画的かつ継続的に行う必要があります。人間の脳は覚えたことをすぐに忘れてしまう性質があるので、細かく何度も同じ範囲を勉強することが重要です。また、英単語の勉強の達成度は『勉強した時間』で測ってはいけません。『勉強した単語の定着率』で測るべきです。あなたが『どれだけの単語を覚えているか』が試験の時に勝負を分けるのです。質の高い勉強を心がけましょう。

『暗記効率の低い英単語勉強例』(ユニット1~50の単語帳を使用)
1日目はユニット1、2日目はユニット2と、前日の復習を全くせずに進める。

『暗記効率の高い英単語勉強例』(ユニット1~50の単語帳を使用)
1日目はユニット1、2日目はユニット2に加え、ユニット1の復習をするというように、前日の復習を翌日の学習に組み込んでいく。

私は一時期、この『暗記効率の低い英単語勉強法』を行い、膨大な時間を無駄にしていました。『単語王2202』のユニットを、『とりあえず全て終わらせる』ことを目標に勉強に取り組んだ結果、一冊終えた時に覚えていたのは最後の数ユニットの単語だけだったのです。このような単語の勉強法では、あなたの貴重な時間を無駄にすることになります。細かい復習を繰り返すことで、私が陥ったような時間の浪費を避け、暗記効率の高い勉強を実行しましょう。

【エビングハウスの忘却曲線】
人間の記憶と忘却時間の関係性を理解するのに有用なのが、『エビングハウスの忘却曲線』です。ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスの行った実験を元に作成されたのがこの忘却曲線です。エビングハウスは、意味のない3つのアルファベットを被験者に見せて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくのかを調べました。

この実験から、なんとヒトは勉強した20分後にその42%を、1時間後に56%を、1日後に74%を、1週間後に79%を忘れてしまうことが明らかになりました。つまり、あなたが勉強したことの復習を全く行わない場合には、1週間後には20%しか覚えていないということなのです。

この実験の結果は、あなたが英単語を覚えられないことは『あなたのせい』ではなく、『脳の仕組みのせい』だということを示しています。人間の脳は、あなたが思っているよりもずっと忘れっぽいのです。

定期的に勉強した内容を復習して初めて、勉強したことが身につくのです?細かい復習を計画的に行うことで、盤石の英単語力を身につけましょう!

【暗記学習のテクニック】
以下に、私が実行した英単語の暗記学習テクニックを紹介します。

テクニック1: 青ペンを使って書いて覚える。
青色は脳の記憶能力に良い影響を与えることが脳科学の研究によって判明しています。書いて単語を覚えるタイプのあなたは、青いペンを使用して書くと良いでしょう。

テクニック2: 身体を動かしながら覚える。
有名な『ドラゴン桜』でも紹介されていたように、身体を動かすことで脳は活性化します。歩きながら英単語を発声して覚えることも、暗記効率の良いテクニックの1つです。

テクニック3: 位置記憶を利用した付箋学習法で覚える。
位置記憶を利用した学習は、私が実際に受験時代に考えて実行した暗記方法です。あなたが自分の学校の位置を忘れないように、人間の位置に関する記憶は他の部位よりも優れています。そこで、付箋に英単語を書き出し、それを特徴的な場所に貼ることで覚えることができます。私は机の周りや冷蔵庫、洗面所などに貼って覚えていました。家族の自転車のサドルに貼った時には、冷たい目で見られましたが、その単語は今でも覚えています。

英単語勉強の到達目標

【英単語の90%以上暗記の達成】
英単語を勉強する目的は、『志望校の合格に必要な語彙力』を身につけることです。単語帳をボロボロになるまで使って、何周も何周も繰り返して、一冊を完璧にしましょう。使用している単語帳であれば、どのページを開いても完璧に暗記できているという状態に到達すれば、あなたは偏差値60以上の英語力を身につける第一段階をクリアしたことになります。逆に、この段階で目標を達成することができなければ、順調に英語力を伸ばすことが困難になるでしょう。

この記事を書いた人
早稲田大学文化構想学部卒業。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。英国ロンドンのUCL Institute of Educationに在学中です。

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