数学問題集・参考書おすすめ一覧〜センターから東大受験まで〜
2017/01/11この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
大学入試の中でも最重要科目とよく呼ばれる数学、それだけに問題集の数はトップクラスに豊富です。でもこれだけ数が多いと、どれを選んでいいのかわからなくなっちゃいますよね。勉強を始める以前に、まずどの問題集を使えばいいのか分からない、という悩みを持つ人も多いと思います。
自分に合った参考書や問題集はなにかお探しのあなたに、この記事では網羅系、実戦系、単元別の3つに分類しておすすめの数学の問題集を紹介します!どの問題集はどのくらいのレベル向けなのか、問題集ごとに細かくお伝えします。センターレベルから東大レベルまで、多くの層の受験生に向けて厳選した問題集を挙げていきます。
文系の人は数学1A・2Bまでを、理系の人は数学3までを参考にしてみてください。
問題集の取り組み方・使い方
自分に合ったレベルのものを
問題集や参考書を選ぶときには、今の自分に合ったレベルのものを選ぶのが重要です。難しすぎるのも、簡単すぎるのもダメです。そのためAmazonなどですぐに購入するより、一旦書店に行って試し読みしてみるのがおすすめです。難易度の他にも自分の肌に合うもの、合わないものがあるので、中身を確かめてから自分に合いそうなものを買うのが基本です。
教科書→網羅系→実戦系
数学の勉強の流れとしては、
教科書で基礎を固める→
網羅系の問題集で典型問題の解法パターンをインプット→
実戦系の問題集でアウトプットの訓練、思考力の養成をする
というのが王道のやり方です。
網羅系の問題集に入る前に、教科書の傍用問題集の問題はちゃんと解けるかチェックしてください。基礎が抜け落ちたまま網羅系問題集に入っても力はつきません。上のステップを守って学習していくことで、数学の力は確実に身についていきます。いきなり実戦系の問題集から始めるようなことは、よほどの天才でもない限りしないようにしましょう。
最後はやっぱり過去問
実戦系の問題集を一通り終わらせたら、最後の問題集として過去問に取り組みましょう。志望大学もしくはセンター試験の過去問が、一番の問題集です。くれぐれも、網羅系、実戦系の問題集だけを解いて入試本番に挑むようなことはないようにしましょう。過去問を解かずして合格させてくれる大学はないです。


教科書の代わりになる参考書
数学の基礎固めにはやはり教科書がベターです。教科書に書いてある以上の定理は大学入試には出てこないため、まさしく必要十分の参考書だといえます。
でも、人によってはどうしても教科書が肌に合わないという人もいるかと思います。そこで最初に教科書の代わりに使えるような、基礎固めのための参考書を紹介します。
教科書ガイド
「教科書がいまいち使いにくい」と感じてしまう人って実は多いのです。それはどうしてかと言うと「教科書には問題の解答解説が載っていないから」。
問題の解説がないなんて、参考書としてはあり得ないですよね。でも教科書は学校の授業で使うことを前提に作られているため解答解説を省いているのです。
「教科書ガイド」は、教科書に沿って勉強をすすめるために作られた参考書で、教科書の問題の解答や解説がしっかりと載っています。
教科書を使いにくくさせている欠点がカバーされた良書なので、教科書が嫌いな人はぜひぜひ使ってみてください!
網羅系問題集
チャート式
チャート式は数学の網羅系問題集の中でも最も有名な部類に入ると思います。難易度別に色分けされており、赤チャート、青チャート、黄チャート、白チャートの4種があります。赤チャートが最も難しく、青、黄色、白の順に易しくなっていきます。志望校レベルで分けると、赤は東大・京大レベル、青は旧帝大・早慶レベル、黄色は中堅国公立・MARCHレベル、白は教科書〜センターレベルです。しかしこの区分けはあくまで目安です。青を使っても東大レベルは十分目指せますし、黄色を使っても旧帝大に行けます。さらに、赤は東大レベルにしても難しすぎ、白はあまりにも基礎的すぎるとして一般的には使いにくいとされています。多くの受験生が使っているのは青か黄色です。
青と黄色の難易度の差に関しては、それほど大きい訳でもありません。青よりも黄色のほうが少し解説が詳しくなっているので、数学に苦手意識があるなら黄色を選ぶのがいいでしょう。また、東大を目指すのであれば青チャートのほうがカバー範囲が広く優れているのですが、旧帝大レベルまでなら黄色チャートで十分でしょう。数学が苦手もしくは目指すレベルは旧帝大までなら黄チャート、数学が得意だったり好き、もしくは目指すレベルが東大・京大や一橋レベルなら青チャートを使うのがおすすめです。

問題が全部簡単過ぎてすぐイッちゃいました。だけど解いてるうちに愛おしく思えてきてもうそこからは手が止まりませんでした。本当に最高のおかずそしてパートナーになりました。僕が強引に押し倒してもそれに乗ってされるがままに感じてくれます。交際相手を探してる人はこの娘を買えば間違いないと思います。(筆者と使用者は異なります)
小さい頃、アンパンマンには愛と勇気を貰いました。たくましく戦う姿、それでも仲間を第1に考える愛。そこに私は惚れてしまいました。 それから何年がたったでしょう、高校に入り出会った青チャートに僕はひきつけられました。青チャートには知恵と努力を貰いました。数学の新たな知識、努力によって学力が伸びることを教わりました。
僕の家は江戸時代から代々続く老舗の漬物屋だ。将来は僕も家業を継ぐ予定であるため、 幼い頃から仕込み場に立ち、両親やその仕事仲間の作業を手伝ってきた。 転機は、15歳になり高校に入学した時だった。 僕は漬物屋を継ぐのに勉学など必要ないと考えていたが、両親の強いすすめで高校に進学することにした。 両親曰く、よい漬物職人になるためには数学力が不可欠であるらしい。聞けば両親は、三角関数を用いて漬物石が漬物に与える負荷を漬物に対する垂直成分と並行成分に分解して力積を算出することで、漬物を美味しく仕上げるのにベストな漬け期間を脳内で瞬時に計算しているそうなのだ。 とは言っても今まで漬物作りに青春を捧げ勉強などろくにしてこなかった僕。書店に行って本を選ぼうにもどの教材で勉強したら良いのかわからず途方に暮れていたら、まるでナスの浅漬けのような幽玄たる深青色を湛え書架の上に厳然と屹立する一つの分厚い参考書が目に留まった。それが青チャートと僕の出会いだった。 その日から僕は来る日も来る日も青チャートに対峙して数学と格闘した。今まで半分に切ったキュウリやヘタを除いたカブしか扱ってこなかった僕にとって、数学はまさに、探求しがいのある未知の世界だったのだ。 そんなある日、僕はふいに福神漬けの樽に載せてある漬物石を小脇に抱え、代わりに青チャートを載せてみた。 これは…!!! その瞬間、僕は決して外れなかった扉の錠前がカシャっと音を立てて外れるような声が聞こえたように錯覚した。これだ!この重量感、この密度、この力積。まさにこれが漬物石として最適な物体だ。15年間漬物作りに携わり、しかも数学を勉強することで漬物作りに対する数理的なアプローチまでを手にした僕の観察眼にもはや狂いはなかった。 3ヶ月後。出来上がった福神漬けを実食する時となった。青チャートをどけ、樽の福神漬けをさらによそって箸で少量をつまみ、恐る恐る口に運んだ。 おいしい…! おいしいぞ……!!! 今まで世界中のありとあらゆる漬物を食し、腕利きの漬物職人の技巧にもたびたび触れてきた僕、その僕にとってすらこの福神漬けはありとあらゆるほかの漬物を凌駕するほどの鮮烈な刺激を持っているように感じられた。全ての具材が絡み合い、その素材の良さを何倍にも、いや何十倍にも増幅させるかのような味の奥行き。 間違いなく最高傑作だった。 30年経った今でも、僕はその日の驚きを忘れることができない。きっとこれからも、一生忘れることはないだろう。僕はふと側にあるべったら漬けの樽に目をやった。上に置かれているのは、あの日購入し、今では色あせてぼろぼろになった青チャートだった。 こんなにも驚きと喜びを与えてくれた青チャートは、生涯にわたって僕の漬物作り、そして僕そのものにとってのパートナーでい続けるのであろう。 なお、漬物石として使用することになったことにより青チャートを勉強用に使うことはできなくなった。こうして数学の成績は急落し、それが祟って高校は2年の秋に退学となった。だが、そんなことなどどうでもいいのだ。 青チャートさえ、僕のそばにいてくれれば。

学校の教科書でやる単元を見直してからチャートを解くと結構解けて楽しくなっていく
黄色チャート1Aより若干高さがあるので1Aが少し合わない人は変えてみた方がいいと思います。
定期考査対策にはうってつけ 定期考査前時間がないときや問題集を最初からやる時間がないというときとき例題だけやれば対策十分を 普段からやってれば神がかります。 正直青チャより好きかも

スタプラを始めてからこのチャート式を知りましたが、 使ってるみなさんがわかりやすいとたくさん書いていたので 私は数学がとてつもなく苦手だし、使ってみる価値はあるかなと 思ったので使ってみると、この私にとっても解説が多いし わかりやすかったので、数学が苦手でもすごくやる気が湧く 良書だと思います。私のように数学が苦手な人はぜひこれを 使ってみてください! そしてこれを終わらせたら、次は黄チャートを使いましょう!
数学に対して苦手意識がある人にはオススメします。これが大体できれば偏差値50は硬いです。
数学苦手な人にはオススメ! テストで点取れなくて悩んでいるなら 4ステップとかをやるより、 こっちを徹底的にやった方がいいよ
Focus Gold
チャート式と並んで有名な網羅系問題集です。チャート式にしろこのFocus Goldにしろボリュームがかなりあるので、早めの時期から手を付けておかないと入試本番まで間に合わなくなります。また、Focus Goldは原則として学校採用図書となっているので、基本的に市販のものに解答解説書はついてきません。丁寧な解答解説が本書の売りとなっているので、購入の際には必ず解答解説書つきのものを探すようにしましょう。ネットオークションや古本屋などで使用済のものを探せば、解答解説書はついてある事が多いです。
本書のレベルとしては、チャート式の色でいうと黄色〜青といったところです。ほとんどの大学のレベルに対応しているので、安心して使えます。

この子にはお世話になったわ。夏休みに受験を意識し、毎日一章解いていくことで明らかに問題に対する着想が早くなったし、演習量も稼げる。教科書からfocus or赤茶が王道やと思います。わいの尊敬する天才曰く、例題だけじゃ甘い。練習問題ももちろんやらんと演習が足りないらしい。まぁ時間のない受験生にはきついと思うけど、高1高2ならやる価値はある。これのおかけでセンター1A96点取れた。(満点じゃないのはご愛嬌。) チャレンジ問題はふつうにむずいからそこは好みでやったらええと思う。

他にはない圧倒的な問題量、問題の選別が素晴らしい。特にチャレンジ編は自分の力を試せる素晴らしい良問が揃っている。

よくお話を聞いてくださる先生がたから良書と推薦されました、私は電子化されている Libry版 (リブリー)を愛用しています、唯一の欠点とも言える持ち運びの問題は解決しました!

数学の基礎本というと「青チャート」が有名だと思います。 内容も8割方同じかもしれません。 ただ、個人的に両者を比べるとfocus goldの方が、、 ・解説が若干分かりやすく、丁寧 ・基礎本といいつつ、難問もいくつか掲載されているため、実力がつく。 ・全体的に良問が多い ・気のせいかやや重い(欠点) おすすめです!
受験を終えて家路へ向かう浪人生達。疲れからか、不幸にも黒塗りの参考書を購入してしまう。 後輩を庇い全ての責任を負った三浦に対し、参考書の主、啓林館に言い渡された合格の条件とは…。
言葉では言い尽くせない何かがあなたを助けてくれること間違い無し、、。それはきっと満点の星空の下、胸の奥できらめいた数少ない原石のようなもの、、。
理解しやすい数学
チャート式もFocus Gold も見にくかったり分かりにくかったりするという方は、こちらがおすすめです。文字やイラストが大きくて目に優しく、解説が懇切丁寧なので初心者にも安心です。また、途中途中で公式や基礎事項の確認ができるので、基礎に不安があっても突っかかりなく取り組めます。その反面、ある程度実力がある方には丁寧すぎる解説が冗長で煩わしく感じるかもしれないので、数学の基礎に少しは自信があるならチャート式かFocus Goldを選びましょう。
初心者向けとはいえ、青チャートレベルの内容が収録されているので演習不足の心配は不要です。

予習・復習に使っています。 ヒントから回答までとても親切でわかりやすいです。 教科書がイマイチよくわからない 細かい計算過程が知りたい! 授業の先取りがしたい! という方いかがでしょうか!
先取りとか、独学から初めて難関大レベルを目指す人へ。 これ→一対一対応で完璧になります。 (先輩談:IIIは+で合格る計算をやると良い) 苦手な分野は問題精講シリーズで固めればおけ。 IAIIBのオススメの周回の仕方(受売りだけどw)はメッセージ送っていただければこたえます。
土台から固められます。 基礎からしっかりやりたい方や独学の方はこれが一番良いと思います。 チャートよりも幅が広いです。

