【センター英語文法】誰でも満点を取れるコツとおすすめ参考書
2017/01/20この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
センター英語で読解はできるのにどうしても文法問題が難しくて失点してしまう、
勉強しようと思ってもどの参考書や問題集を使っていいのかわからない、
もう時間もないから文法問題は捨てようかな、、、
こんな風に思っているあなた!センター文法を捨てることはとてももったいないです。
なぜならセンターの文法問題はある程度勉強して、あるコツさえ掴めば誰でも短期間で高得点を狙えるからです。
ここではまずセンター試験における文法の割合や傾向、頻出問題をざっと説明したあとに、私が本当に良いと思ったおすすめの参考書、問題集を紹介します。そして最後にセンター文法の問題を解く上でのコツを伝授しようと思います。
そのコツを使えば文法問題は満点も夢ではないですよー!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
センター英語における文法問題って?
A問題
B問題
C問題
センター英語文法における「4つのコツ」
ここではセンターの文法問題において満点をとった私が伝授するコツをご紹介します!私もこの4つを意識するようにしてから点数が伸びていきました。ぜひみなさんも真似してください。
センター英文法のコツ①意味をとらない!
つまり文法問題、特にA問題において和訳をしない、ということです。ただでさえ時間をかけられない文法問題で、読解でもないのに意味をとってしまうのはタイムロスです。読解せずとも解けるように普段から練習しましょう。そのような読解せずとも解ける問題をひとつ紹介します。
【例】Scott went to the police station because he ( ) .
①caused his computer stolen ②got stolen his computer
③had his computer stolen ④was stolen his computer (2015年度本試験)
この問題の答えは③です。他の選択肢を見てみましょう。
①cause A to 不定詞で「Aに〜させる」 選択肢ではto不定詞ではないのでダメ
②get A 過去分詞で「Aに〜させる/してもらう」 なのでダメ
④be stolen なら主語に物が来なければならないのでダメ
このように選択肢を見て、消去法だけで答えが出る問題というのがセンター試験においては多いのです!なので普段からの問題演習でもこのように解けるよう練習していきましょう。
センター英文法のコツ②きちんと書く!
マーク模試などで、問題には何も書き込まずにすぐにマークシートにマークするあなた。それはNGです。マーク式ゆえにそのように解いていくことも可能なのですが、それはマークミスの元となります!なのでどんどん問題に書きこむ癖をつけましょう。特にこれは文法問題におけるB問題、並び替え問題に言えます。そしてB問題については、記号ではなく英語で書き込むようにしましょう。マークするのが数字だから、数字で書き込みがちですが、英語で書き込むことで、数字だけでは気付かなかった違和感に気づけたり、スムーズに見直しすることができます。このようなミスを防ぐための時間は惜しむ必要ありませんよ!
センター英文法のコツ③時間を決める!
センターにおいて時間配分は肝と言っていいほど重要です。個人的な長文の得意不得意などにもよるので一概には言えないのですが、一般的には第二問、文法問題にかけられる時間は10分〜15分と言われています。本番では焦りがあるので、それよりも短い時間で普段から解く用にしましょう。
そしてその練習の中で自分に合う時間配分を細かく決めましょう。特にA問題においては1問ずつの時間を決めておいてそれをオーバーしたら潔く諦めましょう。潔さ、これがセンター試験においてかなり重要となってきます。1つの問題にこだわり続けていたら後の問題の時間がなくなってしまうし、焦ってしまうからです。わからないものはどんどん飛ばして最後にもう1度戻ってくる、その時間がなさそうだったら勘でマークしておきましょう。焦らないためにも時間配分を決めておくことはとっても大切なのです!
センター英文法のコツ④過去問を解く!
これは問題に慣れる為はもちろん、今まで紹介した3つのコツを練習する為でもあります。3つとは先程紹介した「意味を取らずに解くこと」、「書き込むこと」、「時間内に解くこと」でしたね。これはどの参考書や問題集で練習するよりも本物である過去問でするほうが効果的です。普段から過去問を解いて本番のイメージをすることで本番の緊張がほぐれます。また、過去問に似たような各塾の模試やセンターパックなどもおすすめです。本番が近くなったら問題集よりもどんどん過去問!そしてわからなかったところは参考書で復習しましょう。
私が本当におすすめする英文法の参考書・問題集
ここでは私が本当におすすめしたい参考書、問題集を難易度順に紹介します。自分の今の英文法レベルなどを考えながら参考にしてみてください。
深めて解ける! 英文法 INPUT

元々この著者である成川先生の授業を受けていましたが、分かりやすかったためこの本も買いました。 授業と同様非常に分かりやすく、この本のおかげで入塾テストで0点な上に英語が嫌いだった私が標準レベルの文法語法問題はほぼ満点取れるくらいになりました。もちろん先生が授業で仰ってることが余すことなく書かれているので、先生の授業を受けてない人でもしっかり理解できますし、文法問題だけでなく読解問題にも役に立ちます。 また、本自体はかなり分厚いのですが、「要点ハンドブック」という文法の要点や受験に必須の語法が書かれた小さめの本が付属していて、持ち運びにも便利です。 特に英語に苦手意識を持ってる人におすすめですが、ある程度のレベルに達している人でも文法書として使うことができます。
文法だけじゃなくて長文読解の助けにもなってます!読んでいてそうだったのか!と驚いたり共感したり…凄く楽しかったです!初めて英語の参考書に対して拒絶反応なく読み切れました!読む価値大変あると思います!
この参考書は英語の考え方を180°覆します。いままで英文法や語法を暗記していて苦しんできた人には本当にオススメです。あなたは5文型の凄さ、to不定詞の持つ本当の意味、助動詞に含まれている主観性などを理解出来ていますか?この1冊で全て解決してくれます😊😊少し分厚めですが読んで見る価値は十分にあると思います。 対応大学→関関同立、GMARCH、神戸、大阪大学など
深めて解ける! 英文法 OUTPUT

独学の人はこの参考書が1番いいと思う。 すぐに誰かに聞ける環境の人はネクステとかの方がサクサク進んでいいと思う。けど、独学などの場合分からないことがあるとかなり時間を食うから、これくらい解説がある方が時間も節約になると思う。 また、この本の解説は読解や作文などにも役立つことが書いてあるから一石三鳥だと個人的に思います。
なんと言っても、解説がわかりやすいです。 厚すぎるのが欠点ですが、二つに分冊化すると一般の参考書程度の厚さになるのでオススメです! VINTAGEには戻れません!w
めちゃくちゃ厚い(約45mm)で持ち運びも不便ですが、問題数は1316問でネクステ等とそこまで変わりません。構成も左ページに問題、右ページ解説と基本のスタイルですが、見開きに問題が2問しかないなど左ページの解説がかなり充実しています。 ネクステ等やってもイマイチ何を言ってるかわからないという人にはおすすめできると思います。意外と知られてないみたいですがかなり良書だと思います。
これは私が紹介する英文法参考書の中で一番基礎的なものです。参考書であるinputと問題集のoutputがあって両方活用することをおすすめします。解説ではイラスト付きできちんと深いところまで説明してくれるので、しっかり理解することができます。
もし文法に自信があまりない場合は先にinputを読んで理解してからoutputで問題を解く、逆にある程度できるよ〜という人はoutputを解いてみて間違えた問題をinputで復習するのがいいと思います。私も実際これを使っていましたが、同シリーズなのできちんとリンクさせながらインプット、アウトプットの勉強をすることができて、とっても使いやすかったです。
Next Stage 英文法・語法問題

ハッキリ言って、この本は神です。 解説は極めてシンプルで(無いに等しい)、問題も難しくなく爆速でぶん回せます。 同シリーズである『英文法ファイナル問題集(難関大学編)』も持っていますが、アレはもはやFinal Stageであり、次の段階、すなわち"Next Stage"に進むことは出来ない… でも僕たちは、もっともっと「上」に行けるはずだ。そう、『Next Stage』ならね。 そんなことより『東大英単語熟語 鉄壁』なんかで満足しているキミ!『キクタン【Super】12000語レベル』を買って、キクタニストになろう!
薄井ハヤト参上!燃え上がれー🔥🔥🔥🔥🔥立ち上がれ🦵🦵🦵🦵鋼の心❤️❤️❤️❤️❤️俺の魂燃えない限り💢💢💢💢💢💢なん度だって挑戦し続ける💪💪💪💪💪💪
ねくすてをなくすて、なんちって
これは英文法問題集の中でも一番の有名どころだと思います。通称ネクステと呼ばれている参考書ですね。実践的な問題集なのである程度基礎をつけてから取り組むことをおすすめします。分野別に問題が分かれており、左ページに問題、すぐ右ページに答えが載っています。このような参考書を使う時の注意点としては答えを丸暗記しないようにすることです。解答をただ見るだけでなくきちんと読みましょう。そして解らなかった問題は参考書を使って復習しましょう。
大学入試英語頻出問題総演習

ある程度理解したうえで取り組むにはいいと思いますが、基礎がないと解説が少ないのでモヤっとするかもしれないです。 一問一答、スパスパ進めることができるので疲れた時にパラパラ解いています。 私の母も受験期使ってたみたいで、表紙もずっと変わっていないみたいです!
俗に「英頻」と呼ばれている問題集です。とてもお世話になりました。 重要構文の確認、イディオム、文法・語法、単語のようにそれぞれ章に分けられており、問題数はかなり多いです。 高3になってからは読解や単語、英作文の方に間違いなく時間をかけなければならないので、遅くても高2の冬までに終わらせるようにするといいと思います。 基本構造としては左ベージに問題、右ページに解説が一対一でくるような感じになっています。解説が少ないのは事実ですが、理由はこの本が文法の総仕上げ用であることにあります。目安として、ネクステージが7~8割ぐらい解けるようになってからにするといいです。 完成度が中途半端なときに英頻に入ると、問題がわからず、学習効果はほぼ0ですので注意です‼️
ほかの方のレビューのように解説がとにかく少ないのですが、参考書と併用したらすごく使いやすいと思います。 文法はネクステやアップグレードなどを数周してある程度基礎力が着いてからをおすすめします( ¨̮ ) 私は構文とイディオムが覚えきれていないので、右ページの簡単な解説を何周もして暗記しよう思います!
こちらは英頻と呼ばれている問題集です。ネクステと似たような問題集なのですが、ネクステと異なるのは英頻は問題形式別の問題集だということです。つまり語法四択問題、並び替えなどで分かれていて、分野はランダムで出題されます。なのでネクステよりも難易度は高いです。センターだけでなく難関大学も受験する人におすすめです。これもネクステと同じく答えを丸暗記しないように注意しましょう。