〜英語の長文読解が苦手な人へ〜読み方解き方のコツとおすすめ問題集

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

この記事では英語長文の読み方や解き方のコツとおすすめの問題集をお伝えします。英語の成績を上げるには長文読解を攻略することがカギです。
長文問題が解けないという方はぜひ一読してみてください。

英語長文問題の読み方のコツ

指示語の把握を徹底する

英語の指示語は主にthis, that, it, these, those の5つといえます。単数形・複数形といった数の違いや、「これ」「あれ」「それ」といった距離の違いなどで多くは指示語の内容を把握できます。ですが、難関大学となるとさらに一歩踏み込んだ指示語の特定の方法を知っておくと文章がスムーズに読めるようになります。
それは、「指示語を本来の語句に置き換えた時に文法的・文章的にうまくつながるかを確認すること」です。
こうすることで、「人が入るべきところに物が入ってきて文章がおかしくなった」などという間違いに気づいて正しい理解に軌道修正ができるようになります。特にこの読み方のコツが活躍するのが、関係代名詞やit …to 構文や it …that構文の関係詞や指示語の処理です。少し細かいところですが、こういった定型表現中の指示語の特定をしくじると、解答の時にミスを連発することになりかねません。ですが、指示語を理解すれば長文はすらすら読めるようになります。
英文を読むときは、指示語をより正確におさえられるようにトレーニングしていきましょう。

筆者の主張や要約・逆接を示す表現をおさえる

国語に限らず英語でも筆者の主張を理解することは大切です。たとえば、may…but, should, have to, I claim that… などのような主張を示す語句、that is, namely, in other words などの要約を示す語句、but, however などの逆接を示す語句は、設問に大きく関わってきます。見過ごしてしまったり、今まで重要性を感じていなかった方は、これからくまなくチェックするよう心がけて読解するようにしましょう。単に意識するだけではなく、見てすぐに該当箇所がわかるようにすれば、設問を素早く処理することができます。

同じ内容があれば線で繋いでおく

長文の内容は一貫性があるので、それを見抜けるかも読解の上では重要です。表現は少しずつ変わってくると思いますが、言いたいこと、示している内容は変わることはありません。ただ、文中では色々なところに同じ内容が登場するので、線でつないでわかりやすくしておきましょう。
特に難関大学の長文では、2つ・3つの事柄を比較する内容が出てくるので、このときに内容の整理が不十分の場合、読み取った内容が混合してしまいます。紛らわしい語句があっても惑わされないようにするために、線で繋いで見やすく・わかりやすく内容を整理しましょう。

全部読もうとせず、たまには飛ばし読みも

入試英語は時間とも勝負しなければなりません。全文読んでいたらとても時間が足りなくなってしまうので、メリハリをつけて読んでいくことが大切です。かといって、飛ばす箇所を見誤ったら思うように得点できなくなり、致命傷です。
飛ばしてはいけない箇所(=きちんと読むべき箇所)は主に、指示語・主張・要約・逆接・同じ内容です。また、解き方のコツと関連しますが、設問に関わりのある箇所(疑問詞・印象的な語句)もきちんと読まなければなりません。
これら以外は基本的に設問と関わりがないので、サラッと読み流すか読まずに飛ばしてしまっても得点には影響がありません。
大問ごとに飛ばし読みができそうな箇所を見極めて、ちょっと楽をして、時間に少しでも余裕を作って、正確に読めるように工夫していきましょう。

英語長文問題の解き方のコツ

大前提!本文よりも先に設問や選択肢を見よう

解き方のコツは、このトピックを含めて4つ紹介します。本文を読んだ後に解答するのが一般的ですが、本文を読む前に設問・選択肢をチェックしましょう。最初に確認することで、本文中で何を意識して読めばよいのかがハッキリわかります。
闇雲に読解せずポイントをおさえて読解できるようにするために、設問の確認を優先事項としましょう。これの他に紹介する3つの解き方のコツは、この最初の段階で実践してください。

英単語・英文法の知識で解ける問題は最初に片付けておく

読解問題は内容理解問題がメインですが、英単語や英文法など知識で解ける問題もいくつか存在します。長文問題では空欄補充や短い傍線部の問題が知識で解ける場合が多いので、先に解いて得点しておきましょう。知識系の問題を先に片付けることで残りの時間は内容理解に集中できるようになります。

疑問詞をチェックしておく

疑問詞を伴う設問は、その問いかけに対応する答えを本文中から探して答えるだけで良いので、ある意味単純で得点しやすいです。where があれば「場所」を探せば答えが見つかる、why があれば「理由」を答える、といった具合です。疑問詞が大ヒントとなって意識して読むべきポイントが分かるようになるので、疑問詞があればラッキーだと思って手早く該当箇所を探すようにしましょう。
疑問詞やそれに関わる設問の重要なポイントを問題冊子の余白にメモしておくといちいちめくって確認する手間が省けるので、適宜見えるところに書き込むと良いと思います。

数詞や固有名詞、長いつづりの単語など、印象的な語句は要チェック

その英文でインパクトのある語句って、少なからずあると思います。これらの語句は設問文や選択肢にあることが多いので、こういった語句の説明を本文で追いかけていけば、必ず正解できます。特に数詞は本文に軽く目を通すだけでも発見できる可能性が高いです。
印象的な語句をチェックしておくこともまた、読むときの意識づけにつながります。特にMARCHや早慶上智レベルの英語では、このような細かいところも遠慮なく設問の材料としてきます。それを逆手に取るように印象的な語句を拾って、メリハリをつけてよんでいきましょう。
読み方のコツと解き方のコツは両方対応させてこそ問題演習で活きてきます。どちらも上手く使いこなしてより多くの正解をもぎとっていきましょう!

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英語長文の対策におすすめの問題集

『大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス』

テーマ別の長文問題集です。最新の入試傾向にも対応しているので、様々な内容の英文に触れたい方にとってはよい演習材料といえます。実際に入試傾向を詳しく書いているので、くまなく目を通して入試への対応力を高めることもできます。
また、読解のルールとして、品詞ごとに細かく記号を施しています。長文読解では、品詞の解釈ミスが原因で内容理解を誤ってしまったり、何度も読み直して時間を失ってしまうことがありがちです。読み方が確立していない方はこの本の方式に則って読解問題を攻略していってほしいと思います。
3冊から成っていて、レベルが3段階に分かれています。自分のレベルに合ったものを選んで取り組んでみてください。

参考書名
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[1 標準レベル] (仮)
著者
関 正生
ページ
256ページ
出版社
KADOKAWA

大人気講師関正生先生によって手がけられた長文問題集です。最新の入試から厳選された問題、復習の為の音声データ、詳しすぎる構文解析など推していきたい所は山ほどあるけれど、まず見てもらいたいのは表紙のデザイン。そして紙の質感。最高にカッチョいい。触ってるだけで頭が良くなりそう。赭色の表紙に良く合う簡素なデザイン。ブックカバーの女の子は初恋の人に似てました。尚、綺麗すぎるが故に問題に取り組めない模様。

よくネットではセンターレベルと言われていますが、センターよりは気持ち難しめの気がします。僕自身、センターは7〜8割取れるレベルの段階で使い始めましたが、まあまあやりごたえは感じています。 頻出の長文テーマがセレクトされており、近年の入試傾向がよくわかります。単語帳にはないけど、こういうテーマの文章ではよく出るよっていう単語も書かれています。全文SVOC・音声ダウンロード付きで独学者にもやさしい。ただ、本書は読み方や解き方を学ぶ参考書ではないので、その点は注意です。あくまで「解説の詳しい演習用長文問題集」です(ただし、和訳の際のちょっとしたコツ等は書かれています)。 河合出版から出ているやっておきたいシリーズとは異なり、語数の統一はなく、最短の242語〜最長は859語までまちまちです。問題によって復習に要する時間が変わってきてしまいますが、レベルにはさほど差はないので安心してください。 全国の国公立・私立から出題されていて、特に国公立の長文は和訳がほとんどなので楽しいです。中には英文の内容を日本語で要約させる、なんていう個性的な出題も(電気通信大学)。出題形式もバラバラですから、問題の正解不正解よりは長文の理解度を重視した方がいいかもしれません。

俺の吉川先生と藤吉夏鈴の方が優れてるに決まってるだろ。吉川先生に教えて貰った方が全て頭に入るわ

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参考書名
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(2 応用レベル) (.)
著者
関 正生
ページ
288ページ
出版社
KADOKAWA

だけど最後の最後で解答欄たりとらん

最近話題となっている英語長文を掲載している本。 河合記述全統模試で偏差値60以上、MARCHなどの私立大学を志望している人が対象となります。 この本は英語長文を学ぶものではなく、ここ数年で話題となっている英語長文を知るための本なので英語長文の読み方や解き方は学ぶことは出来ません。構文解釈もあるのですが、ただ解釈がされているのでなぜそうなるのかというのはありません。 解釈本や英語長文の解き方を別の本で学んだ後に、この本で演習すれば最も効率よく知識を身につけることが出来るでしょう。

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参考書名
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(3 発展レベル) (.)
著者
関 正生
ページ
336ページ
出版社
KADOKAWA

構文も丁寧に解説してあり、問題説明も丁寧。 正直長文問題集で1番ためになりました。

1.慶應 経済 757語 2.早稲田 政経 896語 3.横国 後期 755語 4.滋賀医科 前期 756語 5.早稲田 社学 893語 6.東京外語 前期 言語 国際 610語 7.早稲田 理工 909語 8.名古屋 前期 690語 9.産業医科 788語 10.同志社 全学(文) 925語 11.慶應 環境情報 1178語 12.奈良教育 前期 教育 945語 長文の読み方は学べないです。近年の長文の傾向、背景知識を学ぶことができます。 個人的には11が難しかったです。 音源はCDではなくpcダウンロードなので注意してください。

いい点 ①CDがついている+音声が早め 自分は長文問題集を買う時にはCDがあるかどうかで決めています。音声にあわせて英文を読んだりシャドーイングしたりすることで「英文を理解する」速度が上がります。 ②テーマが新しい この問題集の目的としては「最新傾向の英文に慣れる」ということが明記されています。移民問題や宇宙ゴミの問題などなど、2010年代になって大学入試に登場したテーマが12題です。こういったテーマの単語を知っておくのと知らないのとでは、本番にどれだけ効率よく問題を解けるかにかかってくると思います。 ③国公立+私立の問題がどっちもある 国公立志望はもちろん、早慶志望の人でも取り組めます。 悪い点 ①長文を読むノウハウは学べない あくまで演習用の教材なので、長文の読み方を学びたい人は別の教材をおすすめします。具体的には「パラグラフリーディングのストラテジー」など。また構文解析は載っていますが、構文の解説はないので、ポレポレなどで構文解釈の技術を知っておくのをおすすめします。 結論にいきますと、一通り英語のインプットが終わって問題演習したいなーって人におすすめします。過去問入る前にぜひ。

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