【センター世界史勉強法】高得点を取れる3つのポイント

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

世界史はセンター試験だけだから後でやろう、と後回しにし続けた結果、手遅れになりつつあり焦っているあなた。
あと3ヶ月であの量を覚えるのは無理だろう(泣)そう思っていませんか?

安心してください、まだ間に合います。センター試験はコツさえ掴んで効率的に勉強していけば3ヶ月で完成できるし、満点も夢ではありません。

ここではまずセンター世界史の問題について説明してその学習対策を紹介したあと、満点をとるためにやるべき3つのポイントを紹介します。そして満点が取れる人の勉強法を紹介してそこから効率的な勉強法をお教えします。

センター世界史ってどんな感じ?

センター試験の世界史Bの出題形式は大問4題で小問は36題です。大問4題というのはそれぞれがテーマ史となっており、選択問題や時代問題、正誤問題など出題形式も様々です。
ここではセンター試験で出題される問題を種類別に紹介して、その学習対策も一緒に紹介します。

正誤判定問題

まずは正誤判定問題です。ここでいう誤りの選択肢にはパターンがあるのでまずそれを紹介します。それは、「用語の入れ替え」、「内容のずらし」、「事実の裏返し」、「時代のずらし」などです。正誤判定問題が出されたらまずそこに注目してみましょう。
そして解く時のポイントとしては自分が出題者の立場に立つことです。自分がこの問題を出すならどこを誤りにするかを考えてみましょう。

例えば 

【問】インドの仏教遺跡について述べた次の文aとbの正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選べ。

a ナーランダー僧院は、サータヴァーハナ朝の支配下で教学研究の中心となった。
b アジャンター石窟の壁面に描かれた絵画は、グプタ様式の代表作とされる。

①aー正 bー正
②aー正 bー誤
③aー誤 bー正
④aー誤 bー誤



ここで出題者の立場になって考えてみると、「誤りにしそうなのは王朝名か様式名かな?」と予想して解いていきます。そこでナーランダー僧院がさかんとなった王朝はサータヴァーハナ朝ではないことに気づけましたか?
なのでこの問題の答えは③ですね。サータヴァーハナ朝の部分が誤りで正解はグプタ朝となります。

そして過去問や模試で正誤判定問題を解いた後、復習する時に、きちんと根拠を持って正解できたのか確認しましょう。そして誤りの選択肢だけでなく、正解の選択肢もきちんと目を通しましょう。ここでは正解である、bの選択肢に目を通すということです。

時代問題

時代問題に関しては年号を直接問うものではなく、前後関係で問う問題や、一定の時期に該当するかどうかを問う問題、そしていくつかの出来事が時代順に正しく並べられているかを問う年代配列問題などが出題されます。

対策のポイントとしては、学習するときにそれぞれの出来事が何世紀の前半または後半のものなのかを意識したり、配列問題は因果関係を意識することです。図説などについている年表なども使えると思います!やはり重要年号を覚えることは必須なのですが、センター試験において細かい年号を覚えておく必要はありません。基本的な年号に焦点を絞って確実に覚えていきましょう。

また勉強するときにヨコの繋がりを意識することも大事です。ヨコの繋がりとはヨーロッパである出来事があった年に中国ではどの王朝だったのか、などを把握するということです。
例えば1492年はレコンキスタ完了の年であると同時に、コロンブスがアメリカ大陸を発見した年でもありますよね。
世界史は国ごとなどで覚えがちなのですが、ヨコの繋がりを意識するだけでグッと成績が上がると思います!

地図問題

次は地図問題です。ここでは都市や島などの地図上の位置、移動の経路、領土などを問う問題が出題されます。そして地図を使わずに地理的知識を問う問題もあります。


【問】ドイツが第一次世界大戦前に支配した植民地として正しいものを、次の①〜④のうちから一つ選べ。

①マーシャル諸島
②プエルトリコ
③スマトラ
④タスマニア


この問題の正解は①です。この問題の選択肢①や④に関しては教科書に記述がほとんどないけれど、太平洋の分割については教科書に地図が掲載されており、そこに記載があります。このように地図を使わない問題でも教科書の地図の知識が必要となってきます。

このように地図問題の対策としては教科書の載っている地図を見ることです。インプットをする時に地図を見ながらやってみたり、簡単に地図を書いてみるのもいいと思います。そして過去問などの演習で出てきた地図も漏らさずチェックしましょう。

写真、図版、資料を使った問題

ほとんどの場合その写真、図版、資料が問題と無関係の場合が多いですが、時々関係してくることがあります。
後者は教科書を読む中で出てきた写真や図版、資料にしっかりと目を通すことで解くことができる問題です。

文化史

文化史の問題の基本は、人物の業績や著書の名称などの用語の組み合わせです。つまり著書であったら、内容など細かい部分は覚える必要ないので、題名と著者を覚えましょう。

日本史に絡めた問題

日本史に関わる問題は従来から、中国に関するものや、国際関係の中における日本史の出題が多いです。つまりそれは世界史の教科書にも記載があるので、教科書で勉強するときに多少の日本史があっても、飛ばさずに読みましょう。

センター世界史で満点をとれる3つのポイント

ここでは3ヶ月でセンター世界史満点を取るためにおさえておくべき3つの勉強のポイントを紹介します。

細かい部分を捨てる

まずは細かい部分を捨てることです。先程問題の種類を説明したときにも言ったと思いますが、センター試験では細かい知識は出題されません。もし出題されたとしても、他の選択肢が明らかに誤っていたり、おおまかな知識で解けてしまうのです。

なのであと3ヶ月であなたにつけてほしい学力は、今言った”明らかに誤っている選択肢”を認識できるくらいのレベルです。細かい知識を覚えていくより、より広い時代の知識を覚えましょう。細かい知識を覚えようとしすぎて、現代史に手が回らなかった!というのは一番アウトです。

つまりセンター世界史は「広く、浅く」勉強するべきなのです。

すぐにアウトプットする練習をする

考えて答えを出す私大の問題と違って、もともと選択肢が与えられてるセンター試験は一問一答式の単純作業といっても過言ではありません。そこで一問一答式の参考書はセンター対策のアウトプットにはぴったりです。一問一答を使ってスピーディーにアウトプットする練習をしていきましょう。

あくまでも一問一答はアウトプット用として使いましょう。なぜなら一問一答をインプット用として使ってしまうと、流れがきちんとおさえられずに、時系列問題が解けなくなってしまうからです。なのでインプットをした上でのアウトプット用として使うことをおすすめします。

見直しのポイント

先程センター試験は一問一答式で単純作業と言いましたが、だからこそケアレスミスが多くなってしまいます。簡単な問題だからこそ自信を持ってしまい、見直しをしない、なんてことがあると思います。それがセンター試験の落とし穴です。

世界史は、特に時間が余ると思います。その時間にきっちり見直しをしましょう。見直しをするときは、さっき問題を解いた延長でやるのではなく、頭をリセットした状態で取り組むのがおすすめです。
私は見直しをするときは別人になった気分で(多重人格ではありませんが)やっていました。するとさっきの自分が正解だと思い込んでいた選択肢の誤りが見えてきたりしました。

【まとめ】
・インプットは細かい部分を捨てる
・アウトプットはスピーディーにできるよう練習する
・見直しは頭をリセットしてからやる

センター世界史満点の人の勉強法

ここではセンター世界史で満点が取れる人の勉強内容を詳しく説明します。

教科書の太字に注目して流れを掴む

先程も述べたように、まず歴史の流れを掴むことです。センター満点の人は、まず歴史の流れという土台をしっかり作ってから、細かい暗記に入っています。これは基本中の基本ですし、歴史の流れを掴むことによって因果関係をおさえてしっかり暗記することができ、並び替え問題の対策にもなります。

流れとは「ストーリーを覚える」ということです。例えばドラマを見て、登場人物の名前や歳は覚えてないけど、どんな感じの話だったかは覚えてる、こんな感じです。どんな感じのストーリーなのかを最初に頭に入れれば、後は細かい知識を当てはめて覚えていくだけなのです。

またその中でも「どうしてそれが起こったのか」、ドラマで言ったら、どうして登場人物の二人は出会ったのか、が重要となってくるのでそこを意識してみてください!

地図を頭に入れる

センター満点の人は流れや単語を覚えるついでに教科書の地図にしっかり目を通しています。教科書には重要都市や領土などが地図できちんと説明されているので、その地図は必ず抑えるようにしましょう。センターの地図問題は教科書をしっかり覚えれば解けるものです。

と言っても地図を覚えるのは難しい、私もそんな受験生の一人でした。そんな時は地図を指でたどってみたり、絵心は無くとも自分なりに簡単に地図を書いてみたりすると自然と頭に入っていたりしました!

復習をしっかりする

ここが一番大事なポイントです。センター満点の人は一度解いて間違えた問題を二度と間違えません。つまりしっかり復習するということです。
復習に関しては正解不正解は関係ありません。なぜならセンター試験の場合、マーク式なので当てずっぽうでも正解する場合があるからです。

復習の時は正解した問題も、なぜ自分がその選択肢を選んだのか、しっかり考えましょう。また問題を解く時も、自分が間違いだと思った選択肢の間違い部分にチェックをいれるなど、復習しやすいようにしましょう。


例 9世紀に起こった出来事について述べた文として正しいものを、次の①〜④のうちから一つ選べ。

①ヴェルダン条約により、西ゴート王国が分裂した。→フランク王国

②ローマ教皇により、オットー1世が帝冠を授けられた。→10世紀の出来事

③教皇ウルバヌス2世が、クレルモン公会議を開いた。→11世紀の出来事

④リューリックに率いられた一派により、ノヴゴロド国が建てられた。→◯


普段からこのように解いていくようにしましょう。

【まとめ】
・流れをしっかりおさえる
・地図を覚える
・復習をしっかりやる

学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録
この記事を書いた人
いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。3月末から海外逃亡を決意しました。

関連するカテゴリの人気記事

【センター世界史勉強法】高得点を取れる3つのポイント

センター世界史勉強法!厳選参考書・問題集と過去問で9割〜満点を取る

スマホアプリで
学習管理をもっと便利に