【いますぐ始めよう】国立2次対策!日本史論述の勉強法とおすすめ参考書・問題集!

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日本史の論述問題で点を取るコツ

用語説明と流れを覚えたら、いよいよ論述問題に取り組みましょう。最初にも言いましたが、論述問題は書き方のコツを押さえるだけで一気に点数が上がります。
私は夏の模試で60点満点中7点を叩き出しましたが、センター後に以下のポイントを押さえて過去問を解きまくったところ、本番では無事合格点を取ることができました。
ここまできたらあともう少しです。もうひと踏ん張り頑張りましょう!

教科書は記述ごと覚える

もっとも重要なのが「教科書は記述ごと覚える」ことです。前述したとおり、教科書には必要な情報が簡潔にまとまっているため、文字数が指定されている論述問題において教科書の表現は非常に使えます。
だからといって、一字一句教科書を丸暗記する必要はさすがにありません。使える表現に注意しつつ、教科書を何度も読むくらいでかまいません。

反対に、教科書の表現をいっさい覚えず解答を書くとなると、あなたに圧倒的な語彙と言葉に対する正確な知識がない限り、細かい表現で減点されがちです。
たとえば、「冊封体制について説明せよ」という問題が出た場合、あなたはどう答えますか?ここで「〜という制度。」などと答えては減点されます。冊封体制とは制度というよりも、国と国の関係を指すため、「国際秩序」「外交秩序」という言葉を使うべきなのです。教科書の表現を覚えておくことは、こういった細かい失点を無くすことにつながります。

論述はいきなり書き始めない

問題をみて、「これはいける!」と思っても、最初から答案用紙に書き始めるのはやめましょう。思うがままに書いてしまうと、うっかり入れるべき要素を抜かしたり、最初に筆が乗りすぎて最後字数が足りなくなることがあります。
答案用紙に解答を書く前に、必ず解答の流れや入れる要素などを整理した表をつくってください。そして大体で構いませんので、どこをどれだけの字数書くかもメモしておくといいでしょう。そうすることで、うっかりのミスを無くすことができます。

模範解答は流れを整理したうえで暗記

模範解答は教科書と同様、必要な情報が簡潔にまとまった文章の宝庫です。一回解いた問題の模範解答で、使えるなと思った表現は覚えてしまいましょう。

また、用語と流れを覚えていても、見当違いのことを書いたり、書くことを思いつかなかったりと、論述問題がうまく解けないことがあると思います。
その場合は、模範解答を暗記しましょう。日本史の論述問題は、出るところは大体決まっていますし、書くべき要素も問題文に特別な指定がない限りほとんど変わりません。
覚えた解答はそれ以後の問題演習でも使えるのです。

ただし、模範解答を一字一句丸暗記するのは無謀ですから、模範解答は流れがわかりやすい表に直し、その表を暗記するようにしましょう。
そして、その表を暗記する際も機械的に暗記するのではなく、「なぜこの出来事を書くべきなのか?」「なぜこの出来事はここまで詳しく書いているのか?」など、考えながら覚えていきましょう。模範解答に納得出来ない場合は高校の先生や周囲の友人に質問してみてください。

模範解答を論理的に理解した上で入れるべき要素を覚える、これはあなたの論述の点数を飛躍的に伸ばします。

過去問はいつから・何年分解く?

では、過去問はいつから、何年分解けばいいのでしょうか。
日本史過去問演習のカギは、「短期決戦」です。なぜなら、模範解答は忘れやすいからです。10月に過去問の模範解答を覚えても、2月には確実に忘れています。
過去問はセンター後に一気に解くのがよいと思います。それまでは用語や流れを確実にし、問題集で基本的な論述演習をするのがよいかと思います。
量は、問題形式が変わっていないかぎり、多ければ多いほどいいと思います。過去問は論述を書く練習でもありますが、模範解答を覚えるという目的もあるからです。インプット量は多ければ多いほどいいでしょう。また、ミスが克服できているか確認したり、模範解答を確実に覚えたりするために、過去問は何周か回すべきです。目安としては、20年分くらいを2、3周回すとよいと思います。ただ、論述の字数が少なかったり、1周目でほとんどできてしまったりしたら、少し軽くしてもよいでしょう。

以上をまとめると、論述の練習の際に気をつけることは、
「教科書の記述ごと覚える」
「流れを整理した表を書いてから論述を書く」
「模範解答は流れを整理した上で覚える」
「過去問はセンター後に一気に解く」
の4つです!

おすすめ論述問題集

ここでは、おすすめの論述問題集を紹介します。過去問に取り組む前にやってみるとよいでしょう。

①“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ

参考書名
“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ (河合塾SERIES)

幅広い分野の問題を載せており、 頻出分野は視点を変えた問題も載せるなどの配慮がされていて良いのですが、自信を持ってオススメはできません。 理由としては、解説において新しい視点を与えてくれる事が多いのですが、その方向性が問題とズレていると感じることもあるからです。 また、解答に盛り込める可能性のある内容をすべて上げている訳ではないので、字数に見合った解答への絞り方がわからないという事も理由としてあります。 Ex)摂関政治と院政の財政基盤の共通点を、荘園の所持のみにしていますが、(自分が思うに)人事権掌握からくる売官も基盤となると感じます。 ↑ 間違ってたらすみません。 などがあります。 そのため、これは論述全般に言えることですが、信頼に足る教師や講師の添削が必須です。 ただ、問題の解答にこだわらない、論述の考え方や傾向を知るためには使えます。

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大学受験の日本史における主要なテーマをほとんど網羅しています。講義口調で書かれているため頭に入ってきやすいです。また、模範解答だけでなく、どのように設問から条件を読むべきかなど、論述問題自体への取り組み方も書かれているので、非常に勉強に役立ちます。

②日本史論述演習141

参考書名
日本史論述演習141

解説は簡潔ですが他の問題集に比べ掲載されている問題数が多いため、「“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ」をやったあとに、時間があれば取り組むといいと思います。ここまで覚えれば、過去問でやることは志望校に合わせた書き方を押さえることくらいです。

最後に

ここまで、日本史論述で点数を伸ばすための、用語の覚え方、流れのつかみ方、そして論述で点を取るためのテクニックを説明してきました。
重要な事は、「流れの中で用語を覚える」「因果関係を常に意識する」「模範解答を覚える」「過去問は短期決戦」この4つです!
日本史論述は書き方のコツさえつかめば一気に点数が上がります。この記事で紹介した勉強法を実践して、日本史論述を完成させましょう!
みなさんが志望校に合格できることを心から願っています。

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この記事を書いた人
現役で東京大学 文科I類に合格しました。夏からアメリカに1年留学するのですが、マジで太りたくないので野菜しか食べないつもりです。 得意科目は英語と数学で、国公立対策の記事を中心に執筆しています。

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