【大学入試ってどういう仕組み?】受験の種類と方法を徹底解説!

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

そもそも大学入試ってなに?
どうやって受験するの?
どんな受験方法があるの?

とお悩みの、未来の大学受験生のあなた。

みんながセンター試験を受けないといけないの?
AO入試と推薦入試の違いって何?
国公立大と私大では一般入試の受け方がどう変わるの?
併願はいくらでもできるの?
国公立の前期・中期・後期って?

そんなたくさんの疑問があるかと思います。
本記事では、そんなあなたのお悩みを徹底的に解決します!
これを読めば、大学受験のことは全て丸わかりです◎

どの受験方法が自分に合っているかを、本記事を参考に考えてみてくださいね。
さらに、受験生になったらどのような手続きを踏まなければいけないのかといった内容もご説明します!

大学入試の種類

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大学入試を知るにあたって、まずは大学入試の種類を知る必要があります。
大学入試には一体どんな種類があるのでしょうか。

それは大きく分けて「一般入試」、「推薦入試」、「AO入試」の3つです。

一般入試

一般入試というのは、“学力一発勝負”の受験方法です。
大学入試では一番メインの選抜方法になります。多くの大学受験生が一般入試を経験することになるでしょう。
基本的には国語・数学・英語などの主要科目の筆記試験またはマーク試験です。高校で学習した知識を入試で問われることになります。
この一般入試の方法は国公立大と私立大で大きく異なっています。その違いについては後ほど説明しますね。

推薦入試

推薦入試・AO入試というのは、一般入試より前に行われる“人柄重視”の受験方法です。
主に高校の評定などの書類審査や面接、小論文によって、受験生を総合的に評価する選抜方法になります。
(※国公立大の推薦入試はすべて専願制です。他の国公立と併願して推薦入試を受けることはできません。私大は指定校推薦を除いて、併願可能な学校はあります。)

推薦入試には、大きく分けて指定校推薦と公募推薦があります。どちらも高校からの推薦状がないと受験資格は得られません。
指定校推薦は私大で行われており、自分の高校が指定校になっていると受験できる推薦制度です。逆に、自分の高校がその大学の指定校になっていなければ受験はできません。

指定校推薦で受験できると、ほぼ100%合格することができます!これに対して、公募推薦は、高校の推薦基準と大学の出願条件を満たしていれば応募できますので、倍率が比較的高く、容易に合格はできません。

AO入試

最後にAO入試ですが、AOとはアドミッションズ・オフィスの略称で、出願者の人物像を学校側の求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試方法です。つまり、「大学が求めている学生」が選抜されるのがAO入試です。推薦入試とは違い、高校からの推薦状は必要ありません。その大学に入りたいという強い熱意が求められています。

入試では、書類審査や面接を経て、受験生の「個性や能力、将来の目標」などが評価されます。(※ちなみに、最近は学科試験を課す大学が増えています。)
ほぼすべての私立大学がAO入試を実施しており、大学の志向に合った学生を選抜します。
また、国公立でも4割の学校で実施されていますが、センター試験の受験が必要である場合が大半です。個別試験(二次試験)の勉強は必要ありませんが、センター試験でのある程度の得点が求められます。

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国公立の入試制度

国公立大学では、独立行政法人大学入試センターが作成する試験問題を解く、「センター試験」という一次試験を受験します。
国公立大を志願する受験生“全員”が、1月に同じ試験問題を解くのです。

センター試験は国公立大受験者には必須の試験です。出願は9月の下旬から10月の上旬になっています。センター試験の出願は多くは高校でまとめて行われるので、先生方の支持に従って願書を提出しましょう。

センター試験の自己採点による得点率で、最終的に二次試験を受ける大学を決めることになります。センターの翌日に自己採点をして得点率を出し、そのパーセンテージを志望校のボーダーラインと照らし合わせて受験するかを判断するのです。

ですので、センター試験は大学受験の第一関門として重要なものとなっているのです。

ほぼすべての国立大学は5教科7科目の受験を課しているので、一般的にはすべての科目の対策が必要になります。国公立受験者にとってセンター試験対策は欠かせないものです。できるだけ早くから(=高2のうちから)の対策が求められるでしょう。

国立の受験方法

一般入試の受験方法ですが、基本的には各大学に、センター試験後から2月の上旬に出願をします。国立大学は二次試験の日程が統一されているので、1つの大学しか受験することができません。
第一志望校は前期日程で受験し、第二志望校(または同大学の別学部)を後期日程で受験するというのが一番オーソドックスな受験方法です。ただし、前期日程で合格し入学手続きをすると、中期日程(一部の公立)、後期日程を受験しても合格できない仕組みになっています。

前期日程と後期日程を比べると、募集人数は前期日程のほうが明らかに多くなっています。後期日程ではごく僅かな人数しか受け入れがされていません。それは、前期日程では、その大学を第一志望とする受験生が多く受験しますが、後期日程では第二志望、もしくは前期日程で不合格になってしまった時の「滑り止め」として受験する人が多いからです。大学側としても第一志望にしている受験生のほうを多く選抜したいと考えますので、前期日程のほうが受け入れが多くなっているのです。また、前期日程よりも後期日程のほうが試験の難易度が高めなので、後期日程では1ランクレベルを下げた大学を志願する受験生が大多数になります。


前期日程では2~3科目の筆記試験が一般的です。
文系では「英語、国語のほか数学・地歴公民から1科目」
理系では「英語、数学、理科から1科目」
というケースがほとんどです。

後期日程は科目数を減らした試験や、小論文、面接、総合問題などが多くなっています。

国立大学では、毎年2月25日26日に「二次試験」と言われる各大学別の個別学力検査による選抜試験が行われます。センター試験から約1ヶ月後にこの個別試験を受験することになります。センター試験の自己採点結果に合わせて志望校を定め、1ヶ月間みっちりと二次試験の勉強に専念しましょう。

公立の受験方法

国公立大の一般入試は、原則として前期日程と後期日程の2つに分けて行われていますが、公立大の中には、「公立大学中期日程」や「別日程」と言った独自日程で入試を実施する大学もあります。そのため、前期・後期日程と併願して受験することができます。

ですので、国公立大学は“最大で3回の受験チャンス”があることになります。

中期日程の出願期間は前期日程と同じ、センター試験後から2月の上旬です。公立大学が第一志望の人は、その大学の対策に一直線になって問題はありませんが、国立大学も併願する人は対策に苦労する時期になります。さらに公立大学を受験するか否かは国立大の前期日程の合否によって変わります。前期日程に合格し、入学手続きを済ませてしまうと中期日程は受験することができません。併願する場合は第一志望の大学に集中して勉強するように計画を立てましょう。

ちなみに、公立大の中期日程は3月8日以降になっています。前期日程の合格発表後に試験が実施されるようになっているのです。

国公立の推薦入試

国公立大の9割は推薦入試を実施しています。
ただし、センター試験を課す国公立大がほとんどなので、推薦入試であれ、センター試験の勉強は必要とされます。

6月ころから各大学から続々と選抜要項が発表されます。多くの大学は9月〜11月頃に出願をし、入試を実施します。合否の発表は11月下旬から1月のセンター試験前後までになされる大学が多い傾向にあります。
※締め切りや発表は大学によって異なります。募集要項をよくチェックしてくださいね。

推薦入試では、高校での成績や取り組み、受験生の意欲や個性が評価されます。 小論文や面接によって受験生の思考力や表現力、個性や人柄などを見る場合が多くあります。


推薦入試には、大きく「公募推薦」と「指定校推薦」の2つのタイプがあります。
公募推薦では大学が示す一定の評定基準を満たした高校3年生であれば誰でも出願が可能で、指定校推薦では大学が指定した高校に在籍する生徒だけが出願可能です。(※ただし、指定校推薦を実施している国立大学はありません。いくつかの公立大学では指定校推薦の実施があります。基本的に指定校推薦は私立大学が多く実施している推薦形式です。)


さらに、公募推薦は「公募制一般推薦」と「公募制特別推薦(スポーツ推薦・文化活動推薦・自己推薦)」に分かれます。
公募制一般推薦入試は、成績基準があることがほとんどで、募集人員が多く、誰でも出願が可能です。公募制特別推薦入試は、スポーツや文化活動で優れた成績を収めた人や、委員会活動、社会活動などの課外活動に積極的に取り組んだ人に向いた入試で、高校からの推薦書が必要です。自己推薦は、高校からの推薦書は不要で、生徒会活動や取得資格、ボランティア活動なども評価対象になります。


ここで重要なのが、国公立大学の推薦入試は「専願制」で、併願は不可となっており、合格したら必ず入学しなければなりません。
選抜方法は、書類審査・小論文・面接が主流です。


また、公募制の推薦入試は、倍率が高く、不合格となってしまうリスクがあります。リスクがあるということを念頭に置いて推薦入試の出願を決意しましょう。不合格だった場合のためにも、平行して一般入試の対策もしていると安全です。どちらの対策も同時に行うというのは非常に大変ですが、落ちてしまった場合のことも考えた受験計画が必要です。先生や保護者の方とよく相談したうえで決断をしましょう。

国公立のAO入試

AO入試は、大学側が求める学生像に合っているかどうかや、学びへの意欲や関心、適性を重視して選考する入試方法です。選抜方法は大学ごとに異なりますが、いずれもその大学に対する“強い志望動機”が必要です。

AO入試の願書受付は8月1日以降となっています。夏休みの時期にAO入試を実施する国公立大が多い傾向にあります。

入試形式には、大きく分けて「面接重視型」と「論文重視型」があります。
面接重視型は、「エントリー」と呼ばれる登録を行ったあと、面接を重ねていく形式です。論文重視型は、出願時に小論文を提出し、これに調書や志望理由書などの書類選考が行われ、その選考を通過した受験生に対し面接や小論文を課す形式です。AO入試では、受験生の人格や意欲、目標と、大学が求める人物像が合っているかをじっくりと時間をかけて選考されるのが特徴です。ですので、合格までには比較的長い道のりが要されます。

AO入試は、高校の推薦は必要とせず、学業成績にも基準を設けないケースがほとんどです。しかしながら、最近では学力試験を課すなど、学力面での基準も設けられるようになってきており、その傾向は国公立大学において強くなっています。たとえば、AO入試で合格しても、センター試験の受験が必須である国公立大は多いです。私が通うお茶の水女子大学も、AO入試ではセンター試験の受験が課せられていました。ですので、ある程度の受験勉強も必要となることがあるので注意してくださいね。

とは言うものの、AO入試では、「その大学のその学部で学びたい!」という強い意欲、熱意が重視されます。その大学で学びたいことを明確にして受験に挑みましょう。

私大の入試制度

一般入試

私大の一般入試は1月下旬から2月中旬に行われ、2月の上旬がピークになっています。

私大の一般入試の特徴は、試験日が重ならない限り“何校でも併願が可能“であることです。
全大学で統一の日程が設けられているわけではないため、何校でも受験できます。さらに、同じ学部学科でも2つ以上の入試方式があり、併願できる場合がほとんどです。ですので多くの受験生が同大学の別学部を併願します。たくさん受験すれば、その分合格のチャンスが増えますが、対策の量も同様に増えて大変になるので、併願する場合も受験計画をしっかりと練るようにしましょう。受験料や交通費の負担も視野に入れて考えてくださいね。

私大の一般入試は、3教科が基本です。
文系では「英語、国語のほか地歴・公民や数学から1科目選択」
理系では「英語、数学、理科から1科目選択」
というパターンが一般的です。
配点は大学・学部・学科によってさまざまで、全科目同じ配点の場合もあれば、特定科目の配点を高くしている場合もあり、出題形式もマークシート方式と記述式があり、大学・学部・学科によって異なるので、自分の志望する大学の出題形式をきちんと把握しておきましょう。

センター利用

私大の受験には、通称「センター利用」という受験方法もあります。正式名称は「センター試験利用入試」ですが、センターの受験科目を利用して複数の大学(同大学の複数学部学科も受験可能)を受けられるため、受験生にとっては非常に便利な受験方法になります。

受験生はセンター試験を受験し、各大学のセンター試験利用入試を出願します(センター試験前に期限が設けられている場合もあります)。各大学が、出願者の試験結果を大学入試センターに問い合わせ、合否が決まる入試方法です。ほとんどは個別試験は行われません。センター試験を受けるだけで、複数の大学・短期大学・学部学科に出願できるため、国公立大学の志願者が併願しやすくなっています。

各大学の各学部ごとに出願でき、合格のチャンスが広がるので、センター利用は受験生に非常に人気の入試形式です。そのためか、近年はセンター利用の入試が増加傾向にあります。しかし、受験生が出願しやすく募集定員が少ないことから、一般入試より難易度や倍率が高くなる傾向にあるので注意をしましょう。

私大の推薦入試

私大では、約4割が推薦入試で合格をしており、かなりメジャーな入試形式となっています。

私大の推薦入試では「指定校推薦」と「公募制推薦」があります。
指定校推薦は、まず、高校内での選抜によって推薦状を得る権利を獲得しなければなりません。高校での成績や日々の学習、部活動、生活態度などの総合評価によって、高校の先生方が「高校の代表として」推薦する生徒を選抜します。そして、指定校推薦の権利を得ることができると、大学では小論文と面接のみで判定を受けることになります。指定校推薦の特徴は、受験する資格を得ている時点で“ほぼ100%合格できる”ところです。小論文と面接の対策を十分に行って、高校の代表として大学に受験をしに行きましょう。

公募制の推薦入試は、国公立大学の推薦形式とほぼ同じです。公募制推薦の仕組みについては、「国公立の推薦入試」の章を参考にしてください。
国公立大と違うのは、私大ではセンター試験を課されない点です。推薦で合格することができたら、受験勉強はそこで終了となり、学科試験の勉強はせずに済むので比較的容易な受験形式です。とは言っても、公募制ですので、不合格となってしまうリスクもあります。そのリスクも考慮したうえで受験計画を立てるようにしましょう。

また、私大の指定校制推薦は専願です。そのほかの公募制一般推薦・特別推薦入試は、一部の私大で併願が可能な場合もあります。推薦入試が不合格だった場合に、同じ大学・学部の一般入試を受験することは可能です。
何度もお伝えしていますが、推薦では不合格となってしまうリスクも考えて、受験計画をしっかりと練ってから出願をするようにしてくださいね。

私大のAO入試

私大のAO入試の出願受付も8月1日以降で、国公立と同じ時期になっています。

受験日程は大学によって様々で、
夏頃から推薦入試の時期にかけて実施する大学
推薦入試の時期に実施する大学
一般入試の時期に実施する大学
があります。

自分が志望する大学の募集要項を、春頃からよく確認してくださいね。
私大のAO入試は、一部の大学で併願が可能な場合があります。AO入試が不合格だった場合に、同じ大学・学部の一般入試を受験することは可能です。

AO入試では、“大学側の求める人物像にマッチすること”をアピールできるかがキーポイントとなります。その大学が求めている人材を選抜するのがAO入試ですので、大学のポリシーを十分に理解している必要があります。さらに、志望動機について深く問われる傾向があるので、なぜその大学で学びたいのかをアピールし、大学に入りたいという熱意を伝えなければなりません。事前準備として、その大学・学部について深く知る努力も必要です。また推薦入試よりも面接回数が多く、長い選考時間をかけてじっくりと「大学入学後に伸びる人物か」を見る傾向があります。

推薦入試に関しては繰り返しお伝えしていますが、不合格となってしまうリスクも念頭に置いて、出願をするようにしてくださいね。

この記事を書いた人
現役でお茶の水女子大学に合格しました。お菓子が好きで、中でも和菓子が大好きです!みなさんのお役に立てれるような記事(主に国公立向け)を執筆しています。

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