【大学入試ってどういう仕組み?】受験の種類と方法を徹底解説!

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

大学入試の仕組み

大学入試を受験するにあたって、まずは、早いうちにAO・推薦入試を利用するか、一般入試で受験するかを決断する必要があります。
なぜなら、AO・推薦入試を受験したいと考えた場合、面接や小論文などは早い時期から対策を講じるべきであるからです。さらにAO・推薦入試は時期が高校3年の夏頃と早めになっているので、尚の事“早めの決断”が迫られます。高校内での締め切りもあるでしょうから、2年生の秋頃までには決断をしておく必要があるでしょう。

まず、高3になったらするべきことの1つですが、受験したいと思っている大学の募集要項(願書)が発表されたら、すぐに取り寄せましょう。国公立大は無料で取り寄せることができるので多めに取り寄せることをおすすめします。私大は1000〜1500円ほどかかりますが、2,3校は取り寄せておくと安心ではないでしょうか。ちなみに、近年では「ネット出願」ができる大学も増えているので、紙媒体の募集要項が必要ない場合もありますので、チェックしてみてくださいね。

大学受験の流れ

大学受験の流れですが、AO入試、推薦入試、一般入試で、流れは大きく変わります。

(1)AO入試の流れ
高2冬:小論文対策
高3春〜夏:小論文対策+エントリー書類を準備・出願
高3夏(7~8月):小論文対策+面接対策
高3夏(8月)〜冬:AO入試受験・合格発表

AO入試の出願受付は基本的に8月1日以降が多いです。しかし、早いところでは高3の春からエントリー受付の場合もあります。自分が受験したいと考えている大学の募集要項やホームページで出願受付時期を高3の春から調べるようにしましょう。基本的には4月から7月の間にエントリー書類を準備します。小論文の対策は2年の冬から始めるのがベストです。夏休みから9月にかけては面接対策も行いましょう。基本的には10月以降、各大学での選抜試験が実施されます。とは言うものの、夏休みに始まる大学もあるので、夏休み前からの面接対策がおすすめになります。

(2)推薦入試の流れ
高2冬:定期テスト対策(評定基準達成のため)+小論文・学科試験対策
高3春〜夏:小論文・学科試験対策+エントリー書類を準備
高3夏:小論文・学科試験対策+面接対策
高3秋〜冬(多くは10月〜11月):出願・推薦入試受験・合格発表

推薦入試では、高校からの推薦状が必要なので、評定基準を満たすことができるように、高3の1学期までは定期テスト対策をしっかりと行いましょう。そして、その最中でも小論文対策の時間を作り、対策しましょう。また、学科試験を課す大学もあるので、その場合は学科試験対策も必要になるので、推薦入試の準備は案外忙しくなります。6月以降は、各大学から募集要項が出はじめますので、取り寄せてエントリーの準備をします。高3の夏からは面接対策もしましょう。私大のほうが国公立大よりも早い時期の出願である傾向があり、受験期間も私大の方が早めですので注意しましょう。多くの大学では11月ごろに受験と合格発表があります。

(3)一般入試の流れ
高2冬まで:筆記試験対策
高3春〜7月:筆記試験対策+エントリー書類を準備
高3 9月下旬〜10月上旬:センター試験 出願(国公立大またはセンター利用受験者のみ)
高3 12月〜1月中旬:私立大前期日程 出願
高3 1月第2土・日曜日:センター試験受験(国公立大またはセンター利用受験者のみ)
高3 1月下旬〜2月上旬:筆記試験対策+国公立大前期・中期・後期日程、私立大後期日程 出願
高3 2月上旬〜中旬:私立大(前期)受験・合格発表
高3 2月25日26日:国公立大(前期)受験
高3 2月末〜3月上旬:私立大(後期)受験
高3 3月上旬:国公立大(前期)合格発表
高3 3月8日〜:公立大(中期)・国立大(後期) 受験
高3 3月23日まで:私立大(後期)・公立大(中期)・国立大(後期)合格発表

一般入試では、高3の6月ころから出始める各大学の募集要項を取り寄せ、エントリーの準備をします。
そして、秋から続々と出願受付が始まりますので、エントリーをし忘れることがないように十分に注意する必要があります。私立大の出願受付は冬に集中しているので、併願校すべての出願を抜かり無くしましょう。
国公立大は前期・中期・後期すべての出願を、センター試験後から2月上旬までにしなければいけません。前期で合格してしまえば、中期や後期は受験する必要がなくなりますが、前期で不合格となってしまう可能性もあるので、中期(限られた公立のみ)と後期日程もあらかじめ出願はしておきましょう。
私大の後期ですが、前期日程で仮に全ての大学に落ちてしまった場合に出願し、受験する「救済枠」といった立ち位置です。

学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録

大学入試の受験方法

大学入試の受験方法はさまざまです。
10個以上の大学を受験する人もいれば、1個の大学だけに絞って受験をする人もいます。
ここで、オーソドックスな受験方法を、いくつかのパターンにまとめてみましたので是非参考にしてみてください。



〈指定校推薦の場合〉
指定校推薦で受験したいと思った場合、まず、高校内での選抜で権利を勝ち取らなければいけません。高校での成績の評定や、日々の学習や部活動、生活態度などとの総合評価で、高校の先生方が「高校の代表として」推薦する生徒を選抜します。そして見事、指定校推薦の権利を得ることができたら、大学では小論文と面接のみで判定を受けます。

指定校推薦の特徴は、受験する資格を得ている時点でほぼ100%合格できるところです。
小論文と面接の対策を十分行い、「高校の代表として」堂々と受験しに行きましょう!

〈AO入試・公募推薦の場合〉
AO入試と公募推薦の場合は、2年生のうちに受験の意志を固めることがベストです。推薦入試で受けると決めたら、2年の冬から小論文対策に励みましょう。公募推薦の人は、それにプラスして定期テスト対策をぬかることがないようにしてくださいね(大学の評定基準をクリアするため)。そして6月から7月までには面接対策も行うと良いでしょう。
そして大事なのが「念のために受験勉強もしたほうがいい」ということです。AO入試と公募推薦は、落ちてしまった場合は、一般入試の勉強にシフトチェンジしなければいけない点がリスキーとなっています。不合格後に、初めから一般入試対策を行うというのは、あまりにも時間が足りません。可能な限り、一般入試の勉強もしておくと安心です。推薦入試は、不合格のリスクを考慮した受験計画が必須となります。



〈私大専願の場合〉
私大専願で受験する場合には、「挑戦校」・「実力相応校」・「滑り止め校」といくつか併願受験をするのが基本です。

「挑戦校」というのは、自分の学力では合格できるか危うい大学(模試でC判定以下)のことを指し、「実力相応校」は、自分の学力に伴った大学(模試でB判定以上)を指し、「滑り止め校」は、下手な失敗がなければ自分の学力で必ず合格できる大学(模試A判定)を指します。

私大専願であれば、志望校の一般入試対策に専念すればいいので、比較的対策がしやすくなります。受験科目も、2,3科目と少ないので国公立大学の対策よりも楽になります。(※国公立大の場合はセンター試験を受験しなければいけないので、9科目の対策が必要になります。)一般入試の形式は、筆記試験またはマーク試験と、大学により異なるので、似通った受験形式の他大学を併願すると対策もよりしやすくなります。

併願の数は、挑戦校と実力相応校、滑り止め校、それぞれ1校を受験する3校くらいがちょうどいいと思います。ですが、必ず現役合格をするためであれば、5,6校併願するのもありだと思います!(私の友人では6大学10学部・学科を受験した人もいました。)とはいえ、多くの併願は日程の調整や受験費用に多く負担がかかってしまうので、保護者の方と要相談事項になりますね。

ともかくも、私大専願の場合は、その大学の傾向に合わせた学力試験対策を続けることが重要です。受験科目に英語が課される大学が大多数を占めるので、文系理系問わず2年のうちから英語の対策に力を入れることをおすすめします。

〈国公立大専願の場合〉
国立大学の場合、一般入試の二次試験は、日程が統一されているので1校しか受験することができません。公立校は中期日程や独自日程で入試が行われていれば、併願をすることができます。ですが、基本は1校のみに絞ることになります。国公立大のみを受験する場合は、浪人をどうしても避けたいという場合、後期日程の受験校を、自分の学力であれば確実に合格できると思う大学を選ぶことが安全策になります。

また、国公立大学の場合、センター試験と二次試験両方の対策が必要になります。そこでまず、理想の勉強時間の割合を時期別にご紹介します。

高3夏まで  センター試験対策:二次試験対策=6:4
高3夏以降  センター試験対策:二次試験対策=4:6
高3の1月   センター試験対策に集中
センター後  二次試験対策に集中

国公立大では、まずセンター試験の得点率が、二次試験の受験校を絞るポイントとなるので、一番最初に対策をすべきはセンター試験です。遅くとも2年の冬には一度はセンター試験の過去問を解き、形式を知る必要があります。早い人では高1の冬から取り組む場合もあります。センター対策は早めに始めるに越したことはないので、ぜひすぐにでも始めましょう!センターの得点が悪ければ、二次試験でかなり不利になってしまいます。もしくはセンター試験で失敗してしまったばかりに、第一志望の大学を受験できない…なんていう状況も起こり得ます。

ですので、国公立大専願の場合は、まずセンター試験対策です。高3の夏前にある程度、得点が取れていることが理想です。そして高3の夏以降は志望大学の二次試験対策を充実させることが理想です。秋以降はもっぱら二次試験対策に比重を置けるといいと思います。もちろん、定期的にセンター試験対策もしてくださいね。マーク試験対策と筆記試験対策は形式が全く違うのでどちらか一方に偏ってしまわない勉強量が大切になります。どちらの勉強も大切にしつつ、重視すべき時期をきちんと分けて受験勉強をするようにしましょう。

また、センター試験後の上手な気持ちの切り替えも大切です。自己採点結果の良し悪しに気持ちを左右されずに、すぐに二次試験対策へと気持ちをシフトチェンジするように心がけましょう。




〈国公立大・私大併願の場合〉
一般入試を受験する人であれば、国公立大と私大を併願するのが王道の受験方法だと思います。王道かつ一番大変な受験方法です。国立大と私大では受験スタイルが全く違うので対策が大変になります。まず理想の勉強時間の割合をご紹介します。

高3夏まで  センター試験対策:二次試験対策=6:4
高3夏以降  センター試験対策:二次試験対策:私大一般入試対策=3:6:1
高3の1月   センター試験対策に集中
センター後  二次試験対策:私大一般入試対策=8:2

この併願の仕方の場合、国公立大学が第一志望の大学だと思います。
ですので、試験対策は、基本的に国公立大専願の人と同じです。併願する私大の一般入試が筆記試験であれば、国公立大の二次試験対策を行っていれば問題ないでしょう。国公立大の二次試験対策は大変重要ですが、私大の一般入試対策にはそこまで重きを置かなくて大丈夫です。秋頃に一度過去問に触れ、形式や傾向を知っておく程度にとどめて、基本的にはセンター試験と二次試験対策に集中しましょう。私大の一般入試対策は、センター後に数年分の過去問を解くくらいで十分です。なぜなら、国公立大が第一志望で私大を併願する場合は、実力相応校や安全校を受験するのが一般的だからです。

国公立対策に集中しつつ、私大の一般入試数日前から少し対策をするというスタイルがいいでしょう。下手に併願校の勉強に縛られず、第一志望大学の勉強に力を入れてくださいね。

最後に

ここまで大学入試の仕組みについて、網羅的に説明してきました。

大学入試には大きく分けて一般入試と推薦入試とAO入試の3つの形式があります。
一般入試は受験勉強を根気よく続けることができる人に向いていて、
推薦入試は、高校での成績が高く日頃の生活態度も良い人に向いていて、
AO入試は、志望大学入学への熱意が強い人に向いています。
それぞれの入試形式の特徴をよく理解して、自分に合った受験形式を選んでくださいね。

入試の流れは国公立大と私大で違いがあり、専願や併願の制限の違いもあります。
一般入試は国公立大学のほうが勉強量の負担は多くなりますが、試験の内容は、私立大学は特徴的で難易度も高めな傾向にあります。

国公立大や私大の受験形式や流れといったものは、本記事を読んでいただければ理解ができたと思います。
近年は私大が増加傾向にあり、大学受験にもさまざまな種類や内容が増えています。早くから各大学の募集要項を取り寄せ、エントリー方法などをよく読んでから、しっかりとした受験計画を立てるようにしましょう!

学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録
この記事を書いた人
現役でお茶の水女子大学に合格しました。お菓子が好きで、中でも和菓子が大好きです!みなさんのお役に立てれるような記事(主に国公立向け)を執筆しています。

関連するカテゴリの人気記事

勉強のやる気が1時間も続かなかった私が送る!勉強のやる気を出す9つの方法

超効率的な勉強計画の立て方!【現役早大生がこっそり教えます】

【勉強場所】最強の勉強場所はどこ?勉強できるカフェを見つけよう!

勉強の名言25選!受験生に贈る読むだけで頑張れる名言集

【大学入試ってどういう仕組み?】受験の種類と方法を徹底解説!

【大学サークル完全版】選ぶ際の注意点から楽しみ方まで全て教えます!

スマホアプリで
学習管理をもっと便利に