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はじめに
私は一橋大学を志望していました。現役時代はできなかったものの、一年間の浪人を経て志望通り一橋大学に合格することができました。
この記事では、「広く浅く」勉強することが求められる世界史が苦手だった私が、その苦手を克服し一橋大学に合格するまでに成績を伸ばした勉強法を紹介します。
高校二年
一年時は世界史の授業がなかったため、本格的に勉強を始めたのが二年時からでした。
授業でオリジナルテキストが配られそれを基に授業が進められていきました。
しかし、この授業はとてもハイレベルで、早慶の入試問題レベルまで扱っていました。
このため、まだ世界史学び始めてそう経っていない私たちはどの項目が本当に重要なのか分からず、テスト勉強には苦労しました。
また、深いところまで話してくれるのはありがたいのですが、歴史の本筋を辿りづらくなってしまったのも事実です。私は世界史が苦手なのか、記憶力が弱いのか、うまく覚えることができずこの頃は苦手意識をもってしまいました。
問題集は基礎レベルのものを一冊使っていて、一問一答と文章穴埋めが両方載っているものでした。
高校三年
先生は二年の時の先生とは変わりましたが、またもオリジナルテキストで授業は進められました。
また、この先生は問題までオリジナルで作ってくれました。そのため、私は授業主体で勉強を進めていき、復習も授業に合わせて行いました。
テスト前には先生が配布するオリジナル問題が範囲となるので必死にそれを覚えました。
先生のテストには論述も含まれていたので、論述対策も同時にできました。
九月くらいからは過去問で論述練習を行いました。まず論述を書けるようになることも重要ですが、一橋の場合過去問の焼き直しのような問題が実際の入試で出されることがよくあるので、単純に知識の整理にも役立ちました。
論述は毎回先生に提出し必ず添削して頂きました。
このように二次試験対策はそれなりにできていましたが、問題はセンターでした。
覚えるのが苦手な私は一橋の二次試験のような狭く深く型の知識は何とか定着させることができても、センターのように広く浅くの知識が求められる試験は苦手でした。
現役時は、ひたすら問題集をやってみましたが、実際本番では凡ミスが多発し、思うような点数がとれませんでした。
実際の二次試験でも、頻出の範囲はできましたが、それ以外の範囲が少し出たので、普通の受験生なら取れるはずの点数をも落としてしまいました。
浪人時代
現役時代の反省を生かし、まずは基礎的な部分を完璧に覚えこむことを目標としました。
そのために取った方法は、まず問題集を解くことでした。理由は、問題を解いて答え合わせをするということは、自分の現時点での力試しだけではなくまだ理解できていない部分を洗い出すこともできるのです。まず、どこが分かっていないのか・どこで混乱しているのかが、問題集を解くことでを整理できました。

世界史が得意でこれに手をつけようと してる人は英語と数学を余分にやりましょう ましてや世界史が得意でない人がやったら受験失敗決定です 被害者が増えないことを祈ります
早慶受ける予定で尚且つ英語と国語でやることない人以外やる必要なし。自分はこればっかやって英語がおろそかになって私大全爆死しました。難易度が頭おかしいしどマイナー問題ばかりなのでそれより周りが取れる問題を落とさないようにするのがいいですマジで
それから復習や知識の穴埋めを始めました。問題集はZ会の「実力をつける世界史100題」を使いました。理由は、一問一答のように単発の知識ではなく、流れの中での知識の方が有用ですし、覚えやすいと思ったからです。

これもすごいです!
また、文化史が現役時全く対策できていなかったので、まとめて覚えました。
この時使った参考書は「佐藤の世界文化史一問一答」です。
一問一答と題しながらも歴史としっかり関連させながら覚えられそうだったので使用していました。
二次試験対策としては、現役と変わらずひたすら過去問を解いて論述して、先生に添削して頂きました。しかし、現役時とは方針は変えました。現役時は一橋の難度の高い世界史問題に対応するためにかなり難しい参考書、詳しめの参考書を使っていたのですが、浪人時は皆が点数にできる部分を落とさないような答案作成を心がけました。
そうすることで細かい知識に振り回されることもなく、歴史の本筋を確認することができました。