【現代文】読解を深める現代文単語〈評論・小説〉の使い方と特徴

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はじめに

現代文の勉強では、意外と単語力が物を言います。言葉を知らなければ文章の理解に詰まってしまいますよね。
そこでこの記事では現代文の単語力をUPさせるのにおすすめの現代文単語帳、『読解を深める現代文単語〈評論・小説〉』の使い方と特徴を紹介します。

ぜひ本書を使った勉強法を試してみてください。

参考書名
読解を深める現代文単語〈評論・小説〉
著者
ページ
302ページ
出版社
桐原書店

意味を覚えるのも大事だけど、それ以上に左ページの図とか内容を覚えるのが大事だなって私大の現代文解いてて思った。(早稲田)

カバー外して絶望した。なんだこの白黒に微妙にダサい明朝体の文字は。今時の参考書はシス単とかターゲットみたいにカバー外せばおしゃれになるもんだと思ってた。 でも……そうじゃなかった。まだカバーつけてる方がましだった。 中身はこんなにも素晴らしいのに…なぜだ…なぜなんだ…… と思ってたら改訂版が出てた。中身はさらに進化しカバーしててもおしゃれ外したらもっとおしゃれ。買うしかないやん。買わないけど。 つまり何が言いたいかって言うと今からこれ買おうと思ってる人は絶対に改訂版を買った方がいいです。てかたぶんもう改訂版しか本屋さんに並んでないけど。笑

本書のレビューをする前に、現代文が「難しい」理由を考えてみる。 小学校、中学校、高校……と順番に上がっていくのと比例して現代文の「難易度」も上がっていったはずだ。では、何が現代文を「難しく」しているのだろうか。 英語とは違ってアクセントなんて出た試しがない。文法を問うても仕方がない。構文だって日本で育った自分らには簡単すぎる。 結論を言ってしまえば、現代文の難度を高めているのは【語句の難化】と【題材の難化】の2つだと思う。本書はこの2つに完璧に対応していると言っても過言ではない。 ◎本書と【語句の難化】 高校レベルにもなると、 邂逅 だの 懶惰 だの よんどころない だの 人口に膾炙する だの かっこつけた(?)表現がたくさん出てくる。これについて来れないとどれだけ読解力があっても全く意味がない。 語彙力をつけるのに一番手っ取り早いのはやはり受験重要語句をまとめた本書から吸収することだろう。 ◎本書と【題材の難化】 レベルが高くなればなるほど、扱われる題材も自分たちに馴染みのないものに変わっていく。中学生の頃は「グローバル化」とだけ知っておけばよかったものが、「文化相対主義」がどうたらとか「エキゾチシズム」を云々 というように もう一段階深く掘り下げられて受験生の前に立ちはだかる。 本書の構成は  第1章 読解のための基本10語  第2章 テーマ別重要語  第3章 重要語  第4章 小説語 となっていて、その中で一番ボリュームのある第2章が題材の理解に繋がる。テーマを理解するとともに関連のある語もまとめて覚えることができて一石二鳥だ。 (ちなみに、覚えた語句を使った軽い問いも用意されていて理解度チェックに使える。英単語帳でいうところの鉄壁に近い。) 評論問題の答えは文中に書いてある。 小説問題の答えは行間を読めばわかる。 しかしどちらもテーマ、語句を全て理解している前提での話だ。 逆に言えば、本書でテーマを理解し 高い語彙力を備えれば現代文においては敵なし、天下無双だ。 受験勉強は現代文だけに時間をかける訳にはいかない。 問題集をたくさん携えてガチガチに武装するよりも、本書のみの一刀流でスタイリッシュに切り抜けるのが現代文的風流というものではなかろうか。

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目的

単語力強化

ボリューム

302ページ、1000語程度

目安勉強時間

50時間

使用期間

空き時間を活用して1,2ヶ月

使用レベル

標準

学習効果

センター試験や二次試験を受験する上で必須の語彙が習得できる。

【読解を深める現代文単語〈評論・小説〉】の特徴

単語数は絞られており、「アプリオリ」や「桎梏」など、やや難解な外来語や熟語が中心である。解説は親切なので、高校入学直後からでも始められる。評論で頻出の概念についても解説されており、現代文を読むときの理解が深まる。しかし、本書に取り組むことで、即座に点数が上がるとは限らない。なぜなら本書は点数を上げるためのメソドロジーを扱う物では無いからである。文章の意味を捉えられていないが為に記述問題が解けない、といった悩みを抱える人には是非取り組んで貰いたい。

【読解を深める現代文単語〈評論・小説〉】の使い方

通学の電車の中など、いわゆる「スキマ時間」に取り組む程度で良い。本書はあくまで補助的なものであって、時間を取ってじっくりと取り組むようなものではない。本書の内容は高校生にとっては全く新鮮な概念ばかりだと思われるので、スキマ時間に取り組む分にはさほど苦痛ではないかもしれない。練習問題が豊富についているが、余裕があったら取り組む程度で良いと思われる。

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