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はじめに
通称「速単」と呼ばれる速読英単語は入門編・必修編・上級編の3種類あります。その中でもこの記事では一番初歩的な「速読英単語 入門編」の使い方と特徴を紹介します。英単語帳選びの参考にしてみてください。「速読英単語」には専用のCDが別売りであるので、併用して勉強するのがおすすめです。
速読英単語 入門編

これは色々な物語を英語で書いてあり、しかも、日本語付きで、赤シートで確認することもできます。僕からして、これは、英単語を、文章と一緒に覚えたい! 文法の使い方を実際の文章で見てみたい!と言う人にオススメです! そうでもない人も物語をただ単に楽しみたい!と言う人でも、ぜひ一度読んでみてください。物語は世界中の凄いこと、もの、歴史などが取り扱われています。 例えば、砂漠の中の塩でできたホテルや、トマトの歴史などがあります。
目的
単語力強化
ボリューム
約300ページ,750語
目安勉強時間
30時間
使用期間
2ヶ月(1周)
使用レベル
中学卒業、センター前提レベル
学習効果
単語力強化はもちろん、長文対応能力がつく
【速読英単語 入門編】の特徴
形式:
速読英単語入門編の形式としては、見開き左ページの英語の長文につき、右ページに全文和訳が与えられます。そしてその次のページで、長文ででてきた単語がリストアップされており、普通の単語帳のように覚えます。長文でてきた単語に加えて、それらの単語の関連語(同義語や対義語)、テーマごとにまとめられた(職業など)単語を覚えるコーナーもあります。
長所:
速読英単語入門編の長所は、長文の中で単語を覚えることで、単語の正確な意味が分かることです。同じような意味でも、長文の中で覚えればきちんと違いを理解することができます。また、長文慣れにも役に立ちます。一つ一つの長文は面白いテーマで、そこまで長くないので抵抗感がなくなりスラスラと読み進められます。また速読英単語入門編には別売りでCDがあり、耳からも単語を覚えることができ、とってもおすすめです!
短所:
一方速読英単語入門編の短所として、長文の内容を丸暗記してしまうことがあります。長文の内容を覚えてくると、単語の意味も完全に分かった気になってしまうので注意が必要です。「その文脈があれば分かる」では不十分で、「他の文脈で出てきても分かる」ようになることが必要なのです!
※入門編について
速読英単語入門編の英単語レベルは大学受験で言えば本当に基礎レベルです。中学まで全く英語に触れたことがなかった、という人にはすごく役に立つ単語帳だと思いますが、進学校の学生にはかなり物足りないと感じるかもしれません。そんな人は速読英単語必修編から始めるのもおすすめです。
しかし、基礎固めという点では有用です。速読英単語必修編には英単語の基礎がつまっているため、むしろこの本でヌケ・モレが無いか確認することができます。また、英語長文が嫌いで仕方がない、という人にもオススメでし。この本では簡単かつ短い長文から始まるので、読むのが辛くても5分耐えれば1文読み終えることができるものです。ステップアップの本当の第一歩として使ってほしいと思います。
【速読英単語 入門編】の使い方
普段の使い方:
1日1つの英語長文を空いた時間にやりましょう。個人の英語力と長文の難易度によって長文読解にかかる時間は変わってきます。そして先にも言った、CDを活用してみてください。CDを活用しつつ音読する、耳で聞いて意味がわかるようになればリスニング対策にもなりますよ!そして何周でもしましょう。もし長文対策として使いたい場合は、普通長文問題を解くように机で向かい合ってみるのもアリだと思います。一回読んだ後は、電車の中などで繰り返し読み、スラスラ読めるようになるまで読むと良いでしょう。
飽きてきた時の使い方:
最後に英単語の索引があると思うので、それを見て、単語の意味が一発でてくるか確認してみしょう。意味が出てこない場合は、関連する長文まで戻って復習するようにしましょう。
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