【物理】名問の森物理Ⅰ・Ⅱの使い方と特徴

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はじめに

この記事では「名問の森物理」の使い方と特徴を紹介します。

この「名問の森物理」は「力学・熱・波動Ⅰ」と「波動Ⅱ・電磁気・電気」の2冊で構成されている問題集です。物理の問題集選びに迷うあなた、ぜひ参考にしてみてくださいね。

名問の森物理

参考書名
名問の森 物理 力学・熱・波動 1

物理が得点源になったのは間違いなくこれのおかげです。自分は理科大志望だったので良問の風だけでは少し厳しいかなーといった感じでした。なので本書を使用しましたがおかげで余裕を持って志望校の物理は解くことが出来ました。特にMARCHの物理では得点源として合格の一助となったのは間違いないです。早慶やその他上位国立志望の方は言わずもがなですが理科大、あるいはMARCH志望まで物理を得点源にしたい人にはおすすめできる1冊です。ちなみに自分は10月くらいからはじめて消化仕切りました(他科目に余裕があったため)。しかし普通のペースであれば夏休みには着手することをおすすめします。

前書きにも基礎内容の定着は不可欠と書かれている通り、難易度は高いと思います。ですが、解説はとても丁寧で分かりやすいので、おすすめです。

とりあえず全問スムーズに解けるようにはなったのでレビュー及びオススメの使い方を紹介したいと思います レビュー 難易度★★★☆☆ 問題数★★★☆☆ 解説 ★★★★☆ 総評 ★★★★☆ といった感じです まず難易度ですがネットで言われてるほど難しいとは感じられませんでした。 名問の森(以下森)では赤星2つ、赤星1つ、黒星1つ、黒星2つ(徐々に難)と難易度が分かれていますが大抵の問題は赤星1つがメインで黒星1つがちょくちょく、黒星2つはほぼないです 僕はエッセンス→良問→名問 という「王道」ではなく 基礎問→名問 という「邪道」(?) をいきましたが赤星はほとんど黒星1つも半分ほどはスムーズに1回目から解けました。 このようにいわゆる良問基礎問レベル帯からの接続はスムーズだと思われます。 かといって得られるものが少ないわけでもなく黒星はそれなりに骨のある問題です。 次に問題数です。 これは多くもなく漏れ落ちもなく丁度良いと思われます。 僕は間を空けて複数回(具体的には後述)解いたので長くかかりましたが1冊一周1ヶ月半ほどで終わると思います。 そして解説についてです。 これは評価が割れやすいですね。 よくも悪くも 「シンプルでありながら分かりやすく丁寧」 です。 一応エッセンスとの接続が想定されているので「エッセンス参照」としばしば省略がありますが基礎問だった僕でもあぁあの事ねとなったのでそこまで問題はないですね。 ただ名問においてはいわゆる「テクニカル」な手法がしばしば用いられてます。これは物理現象を正しく理解してる人からすると「確かにこうなるから、でこうやって解けるよね。知れてよかった」 となりますが、パターン主義的に解いてきた人は「おぉこれはいいなぁ。たくさん使っていこう」 となります。 実はこれが落とし穴で、別の見かけで同じような問題では使えなかったり、逆にパッと見同じだが中身は異なる問題に誤って使いかねません。 つまり物理を根本から学習した人にとっては無害ですが、公式主義的に解いてきた人には、解説が「シンプルでありながら分かりやすく丁寧」であるが故「有害有益」となり得ます。 ですので名問をやる前に一度公式が一通りに証明できるか、どんなときに適用できるかを確認すべきです。 心配な人は「新物理入門」をやるのも1つですが、これらは大変骨があるので名問をやる前の人にはお薦めできません。 ちなみに解説が分かりやすいと、分かった気になるが見た目が変わると解けなくなりがちなので、他人に解説できるレベルにするのが重要です。 最後に、お薦めの、実践していた使い方を紹介します。(オレンジの方も同じですが、原子は除きます) まずは分野ごとに、難易度に関わらず一周します。これは物理においては問題が1続きであるためです。 この時難しい問題も、なるべくじっくり悩んで解説は見ないようにしていました。例えば状況を図示したり、予想される物体の動きなどを言語化するのも良いでしょう。 そして間違えたり分からなかった問題には印をつけて次の日にでも解きなおしましょう。 ここで重要なのは解説をうのみに「しすぎない」ことです。 根本にある原理現象公式を理解した上で、この解法がとられているのだと理解するのが名問の森を使いこなす鍵だと思います。 さてこうして全分野終わったら1、2ヶ月以上は空いてると思うので2周目をしましょう。 そして2連続正解だったらもうその問題をやることはないでしょう。その問題は解説を深く読まなくても良いと思います。 逆に2回間違えたものは徹底的に解説を読みましょう。この時基礎的な問題集や参考書に戻るのも重要です。 こうして2周目をしたあと、僕は「新物理入門」に入りました。これは個人の志望校次第でしょうが、新物理で根本から物理を理解したあとで、名問で一度間違えた問題を解くとスムーズに進むと思います。 またこの時にテクニカルだった解説のチェックも重要です。これで他の問題にも適応できるようになります。 こうして途中に新物理を挟む挟まないはあるにせよ全問2連続で正解できたらもう名問の森を習得できたといえます。 あまり偉そうなことはいえませんが、大抵の大学では過去問を解くのが良いでしょう。 僕は物理を武器にしたいのでこれから標問(の前に新物理の演習問題集に2周目をしますが)をやろうと思います。 まとめると、名問の森は使い方を間違えなければ、新たな学びもある、ほとんどの人に合う物理の演習書と言えるのでお薦めです。 問題集というよりかは物理を分かったひとが演習をするという意味での演習書です。 なによりユーザーが多いの名問の問題ができないと周りに差がつけられてしまう恐れもあるので、正しくやれば損はないです。 これで物足りない場合にも標準問題精講や思考力問題精講、難系など物理には難しい問題集がまだまだあるので心配(?)はないです。 (個人的には新物理入門の演習の問題集がなかなか骨があると思います) 最後になりましたが名問の森は有名すぎるが故にかえって正しく使える人が少ないのではないか、と思いレビューすることにしましたが、ものすごい長文になっていしまいました。最後まで読んでくださった方(いるのか?w)の参考になったら幸いです。 あとこのレビューをかいてる時間だけ周りと差がつけられたので頑張ります。

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参考書名
名問の森 物理 波動2・電磁気・原子

右上にある丸だけ緑色っていう話

物理のエッセンスからつながってるので、解き方があまり好きじゃなかったです…

重要問題集より解説は丁寧。 問題はとてつもなく名門揃い。 上位大学目指すならとりあえず買っておいて表紙を眺めるだけでも頭良くなれそう。

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名問の森物理の使用目的

典型問題に慣れる

名問の森物理のボリューム

207ページ、64題程度

目安勉強時間

70~80時間

使用期間

3~4ヵ月で一周

使用レベル

標準~やや応用

学習効果

二次試験レベルの問題の思考回路を理解できる。

「名問の森物理」の特徴

まず「名問の森」の特徴についてお話ししていきます。この問題集は「名問の森」というタイトル通り、絞られた問題が揃っています。そして各問題の難易度も調整してあり、それほど高くありません。この一冊を解くことで、物理の問題にどうアプローチすべきかがわかります。

この「名問の森」と「重要問題集」で迷われる方が多いので、説明しておくと、「名問の森」が2冊構成なのに対し「重要問題集」は1冊の構成なので、「名問の森」のほうがより網羅的であることがわかります。また難易度については、「名問の森」のほうが少し上なので、自分の志望校のレベルに合わせて問題を解いてみてください。

学習効率を高めたい人は「物理のエッセンス」に取り組んだ後にこの「名問の森」に取り組むことをおすすめします。

「名問の森物理」の使い方

次に「名問の森」の使い方についてご紹介していこうと思います。

私は「1問を15分以内に解ける様にする」ということを目標に使っていました。物理の問題と言っても式を立てた後はいかに制限時間内でミスなく演算を行うかが肝心となるので、時間には特に気を使って解いてほしいです。1周目は時間を多めにとり、2周目からはそれを縮めることを意識して解くことをおすすめします。問題ごとにばらつきはあるが3周~5周程度解くといいでしょう。

この記事で紹介したその他の教材については以下の記事で詳しくお話ししているので、チェックしてみてくださいね。

【物理参考書】偏差値60を目指すおすすめ参考書7選【エッセンス他】

【物理】実戦 物理Ⅰ・Ⅱ重要問題集の使い方と特徴

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