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はじめに
この記事では「化学の新演習」の使い方と特徴を紹介します。この「化学の新演習」はやや難レベルの問題が大半なため、他の基礎的な問題集の後に使うことをおすすめします。この記事を読んで、是非化学の問題集選びの参考にしてみてくださいね。
化学の新演習

地方国立医医志望には不要でした。 ただ、無機分野は問題のセレクトもよく、かつ解説はどの分野に関しても新演習は充実しているのでイイ。
難しいとされてますがそんな事はありません。難関大受験では、星1、星2はラッキー問題級で、星3が標準問題レベルなはずです。
医学部受験化学においてはかなり細かい知識が必要です。これをやれば普通の受験生では正解出来ないような問題も大問ごと頂けます。僕はこれで化学に関しては心配することが無くなりました。ただし、セミナーやリードアルファをやった後でやらないと痛い目に遭います。
目的
入試に必要な化学の応用力をつける
ボリューム
200問程度
目安勉強時間
120時間
使用期間
1日おきに1.5時間で4〜6ヶ月
使用レベル
標準〜難
学習効果
この1冊が出来る実力がつけば、どんな大学の入試問題も突破出来る実力がつく。
【化学の新演習】の特徴
まず「化学の新演習」の特徴についてお話ししていきます。この「化学の新演習」には標準的な問題からかなり難しい問題まで様々なレベルの大学の過去問題が載っています。割合としては、【やや難】の問題が一番多い構成となっています。この問題集では、1問1問がコンパクトな文章にまとめられており、短い時間でも進められるのが良いところです。学校で配布される「セミナー化学」をしっかりやっていれば、出来ない問題は多いかもしれないが解答を見ながら進められます。もし、「セミナー化学」の学習が不十分で、解答を見てもさっぱり分からないということがあれば、「化学新標準問題集」をやるとよいでしょう。両冊とも筆者が同じなので、問題レベルの重複なく効率よく学習出来るはずです。
【化学の新演習】の使い方
次に「化学の新演習」の使い方についてお話ししていきます。この問題集における問題は☆、☆☆、☆☆☆の三段階に分かれているのですが、全て解きましょう。そうすることで、暗記だけではない、化学の本質的な部分を理解できるようになります。高校3年生の夏までに「化学の新標準問題集」を終わらせて、入試直前まで「化学の新演習」をしっかりやれば、化学に関しては完璧と言えるレベルに到達することができます。進め方は、1日おきに1.5時間、1週間で2章〜3章ずつ出来れば完璧です。入試までには3〜4周もすれば、自分の目標大学の化学が簡単に思えるでしょう。
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