この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
この記事では「化学の新演習」の使い方と特徴を紹介します。この「化学の新演習」はやや難レベルの問題が大半なため、他の基礎的な問題集の後に使うことをおすすめします。この記事を読んで、是非化学の問題集選びの参考にしてみてくださいね。
化学の新演習

一周するだけで間違いなく二次力がつくドライビングフォースでしょう。解説も丁寧で、やりこめば、東大、京大、京府以外の二次は毎度満点近くは取れるんじゃないんですかね(私はやりこんでませんが)。有機があんまむずい問題ないんでその辺がウィークポイントですかね。 枕にするんだったら新研究の方ですね。
かなりレベルが高いけどいい本だった 旧帝でこの本が必要になるのは東大京大東北だけ。東北は有機だけやればOK。国公立なら医科歯科、京都府立医科ぐらいかな。 名大、阪大、九大、北大うけるなら、もっと基礎的な事柄にすぐに対応できる練習のほうが大事
メリット ・網羅性が高い(基礎から応用まで) ・問題の配置がいい(ただ解いていてるだけでも理解力が上がる)(前問の伏線回収を後の問題でやってくれることがある) ・知識がかなり増える(見たことない問題が少なくなる) ※難関大でよく出る問題が本当に多い ・解説が丁寧 ・一般的に考えやすい解法が多い →実力は上がる(特に平衡) デメリット ・量が多い ・難易度はあまり低くなく一問一問に時間がかかる(有機の構造決定はヤバい) ・計算がだるい ・有効数字が合ってるか心配 ・(一般的解法が多いゆえに)東工大の化学を考えると時間のかかる解法が多い ・難易度設定がテキトー →周回性に劣る 《感想》 重問の次にやったけどすごいいい教材だと思った。めっちゃ時間かかるけど。駿台のテキストよりおすすめ 周回性に劣るので、いかに1周(2周)で吸収できるかが大事。やった所を忘れないように、あやふやな所をノートにまとめるとか間違いノートを作るといいと思います
目的
入試に必要な化学の応用力をつける
ボリューム
200問程度
目安勉強時間
120時間
使用期間
1日おきに1.5時間で4〜6ヶ月
使用レベル
標準〜難
学習効果
この1冊が出来る実力がつけば、どんな大学の入試問題も突破出来る実力がつく。
【化学の新演習】の特徴
まず「化学の新演習」の特徴についてお話ししていきます。この「化学の新演習」には標準的な問題からかなり難しい問題まで様々なレベルの大学の過去問題が載っています。割合としては、【やや難】の問題が一番多い構成となっています。この問題集では、1問1問がコンパクトな文章にまとめられており、短い時間でも進められるのが良いところです。学校で配布される「セミナー化学」をしっかりやっていれば、出来ない問題は多いかもしれないが解答を見ながら進められます。もし、「セミナー化学」の学習が不十分で、解答を見てもさっぱり分からないということがあれば、「化学新標準問題集」をやるとよいでしょう。両冊とも筆者が同じなので、問題レベルの重複なく効率よく学習出来るはずです。
【化学の新演習】の使い方
次に「化学の新演習」の使い方についてお話ししていきます。この問題集における問題は☆、☆☆、☆☆☆の三段階に分かれているのですが、全て解きましょう。そうすることで、暗記だけではない、化学の本質的な部分を理解できるようになります。高校3年生の夏までに「化学の新標準問題集」を終わらせて、入試直前まで「化学の新演習」をしっかりやれば、化学に関しては完璧と言えるレベルに到達することができます。進め方は、1日おきに1.5時間、1週間で2章〜3章ずつ出来れば完璧です。入試までには3〜4周もすれば、自分の目標大学の化学が簡単に思えるでしょう。
この記事の中で紹介したその他の教材については以下の記事でチェックできます。

