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センター日本史勉強法:満点を取るための勉強の注意点
文化史・経済史もしっかりと
日本史の教科書は基本的に政治史に沿って書かれており、文化史や経済史などはその流れの外にコラムのような感じで書かれている事が多いです。それに加え、特に文化史については興味のない人にとってはこれほど覚えるのが苦痛なものはありません。この仏像が何時代に誰によって作られ、どういう特徴があるのか、なんて日本史が好きな人でもない限りはっきりいってどうでもよすぎます。そういった点から、政治史ばかりが重視され、文化史や経済史の勉強は後に後に回されていきます。
しかし、センター日本史で最低9割、満点さえ狙っているというならそれらを捨てるのは許されません。資料集などを使って豆知識を読み物として読んでみたり、写真や図を見て視覚的な勉強もしてみることによって少しでも興味を持ち、文化史・経済史もマスターするようにしてください。退屈に思える寺社や貨幣制度の勉強なんかも、その背景を知ってみると意外と面白かったりします。今はネットなどで歴史の裏話や小ネタをたくさん読むことができるので、むしろ文化史・経済史の勉強を他の勉強の息抜きにするつもりで取り組んでみましょう。
一問一答は「復習」ではなくただの「確認」
一問一答問題集で歴史用語を「確認」しつつ、その意味や関連知識、背景知識なども口で説明できるように思い出すことが「復習」なのです。学校の先生になって生徒に話しかけるつもりで実際に口に出して説明してみるのもいいですし、ノートに書き出してみるのもいいです。一緒に勉強する友達がいれば、その友達に説明するのが一番いいです。学習した内容を自分なりに人に教えることは、最も効果的な復習方法です。
資料集・図表を使おう
センター日本史の勉強では教科書は大事ですが、教科書だけで乗り切ろうとするのはよくありません。資料集や図表等ビジュアル資料が載った参考書も活用しましょう。苦手な人が多い文化史によく出てくる写真や図表問題に対応出来るだけではなく、歴史に関する興味が深まり勉強のモチベーションも上がります。歴史を勉強という枠組みから外して、読み物として資料集などを読んでみると、案外面白いものです。人間はやはり自分の好きなことが一番覚えられるし、やる気も出てきます。資料集や参考書を読んで、少しでも歴史が好きになるようにしてみてください。そういった点では余裕があったら歴史漫画なんかもおすすめですね。
センター日本史おすすめの参考書
『詳説 日本史B』(山川出版社) 『新選 日本史B』(東京書籍)
各高校で使用されることが多い二大教科書です。やはりセンター日本史の最高の参考書は教科書なので、これを使ってしっかり勉強しましょう。
『石川日本史B講義の実況中継』
どうしても教科書が嫌いだ、自分の肌には合わない、という人はこの参考書を使ってみましょう。講義形式の語り口調で書かれており、堅苦しい文体の教科書より読みやすいかもしれません。本として読んで歴史の流れを理解するうえでは優秀な参考書です。

まだ縄文くらいまでしかやってないけど一瞬で神参考書ってわかりました。要点のまとめがグッド!日本史bの教科書の通史を終えて、大まかに流れを掴んでからやるとめちゃいいですよ。
模試で、やる前は校内150位だったのが、3、4周して校内3位になりました。超オススメです!
要点をつかんでおりとてもやりやすい 3週しただけで8割前後取れるようになりました。毎日やれば君も日本史マスターだ

じっくり読めば日本史の奥深いところまで学べるのでオススメです
今までめっちゃ効率悪く単語時間かけて覚えてましたが これは一度読むだけでも内容が頭に入って 楽しく日本史の勉強ができる。 一つ難点は、気が散る環境での勉強が難しい
使ったことがありません

とりあえずわかりやすいし面白いから続けられる
めっちゃ詳しくて30周すればどこでも受かると思うが、川とか地名とか特産品の現代の場所でどこにあるのか書いてねぇから初学者だといちいち調べないといけねぇから毎回ストレスになるわ。いや俺だけかは知らんけど それが積み重なって 今日表紙のジジイ思いっきり3回ぶん殴った 折り目切れるくらいぶん殴った 普通に自分、受験勉強でストレス溜まってるんだなと実感した。 絶対受かるわ。 殴ってごめん
初めは量の多さに挫折すると思いますが何回も繰り返して書いて読んでいけば定期テストは80以上模試は60を切ることはないと思います

10月の終わりに買って3周くらいしただけなんです。。。(しかも流し読み、) なのに!!!! センターは5、6満点 早稲田の過去問も結構できるようになりましたとさ。 近現代弱い人まじで買うべし
受験勉強ならおすすですが、本当に歴史を学びたい人には向いてません。 まず内容が(特に近代史)が左よりすぎ、どころか事実を捻じ曲げでます。 教科書に則してやっているから かもしれませんが、結構酷いです。 資料も都合の悪いところはカットされているのがあります。 要は日本を悪者にしたいがために日本よりのものは全てカット、または事実を歪めています。(具体的にはリットン調査団の報告書、また日本の仏印進駐など。 インドシナ進駐は当時の仏政府ヴィシー政権の許可を得ていますが、この参考書には載らず、それどころか侵略と言ってます。) 日本の外交の失策(近衛声明の国民党相手にせず、とか)はちゃんと載せて、中国や米英の失策は全く載せていません。 また、石川さんの妄想も酷いです。色々理由があると覚えやすいかもしれませんが、あまりにも乱暴な理由付けに呆れてながらやってます。
思想が左に傾きすぎて気持ち悪いけどこれやったらセンター5,6問は満点近く取れます。 ムカつくけどいい本です

ほんとこれもう新しいのは改訂版出て文化史のくくりじゃなくなってネットでしか買えないけど絶対買うべき! オークション見たら1万超えてた笑 参考書なのに価値がめっちゃあがっとる笑 ほんとに神教材です!
『日本史用語集 A・B共用』(全国歴史教育研究協議会)
教科書の基本事項などから約10700語を選び、そのうち約6600語に解説を加えたものです。重要度が用語ごとに書かれており、見やすい作りになっています。

私立の過去問を解いてて見たことがない用語があったり、疑問に思ったりした事をこの本で調べると、最早載ってないことが無いくらい細かいところまで記載されている。教科書での学習ではカバーできないような点も、この用語集は全て網羅している。 これからもお世話になります。立命館のキワモノも、この用語集にはちゃんと全部載っています。対策すればできます。
教科書とか実況中継読んでて疑問に思ったり、特に過去問の復習のときにめちゃめちゃ使った わかんなかったとこをラインマーカーで線引いて付箋貼るなりして一回調べたとこを見返せるようにしないと意味ないけどね
一問一答が仕上がったらまず過去問を5年解いてだいたい傾向が掴めたらこの教材に手を出すことをお勧めします。慶應法の用語を選ぶ問題は99%この教材に載っているものです。個人的に慶應法に合格するためには「オーバーワーク」は存在しないと思っています。あなたは頭が良いですか?もし頭が良いなら英語の読解問題や小論文で差をつけ合格してください。ただ、もし地頭が良くないと自覚している、賢くはないが冷静な人、ここで差をつけて合格を勝ち取りましょう。
『詳説日本史図録』(山川出版社) 『ビジュアルワイド図説日本史』(東京書籍)
これまた高校で配布されることの多いビジュアル資料集です。写真や図、年表などが豊富に掲載されており、隙間時間に眺めてみても面白いです。

必ず資料集は使うべき。そうすると、頭に残りやすくなる。また僕は後ろの年表を使ってた。書いてあることが細かすぎて使う気無くす人もおるかもやけど、大事な所だけマーカーで線引いて見てた。最後らへんには映像記憶で並び替え問題はいけた。並び替え問題で間違えたことないまじで。とにかくこれ使おう。
センター日本史おすすめの問題集
『大学入試センター試験過去問レビュー日本史B』
いわゆる黒本です。過去問は古い年度のものから解いていって、センター直前に力試しとして解けるように最新のものを残しておくといいでしょう。
『マーク式総合問題集日本史B』(河合塾) 『大学入試センター試験実戦問題集日本史B』(駿台)
各予備校で行われたマーク模試が収録されています。模試として実施した当時の正答率までも記載されており、自己分析の役に立ちます。