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【日本史のノートのまとめ方】わかりやすい作り方と覚え方を紹介!

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

日本史の勉強では、ノートを使った勉強法が効率的です。なので市販のノートやそれに近い参考書を買って勉強する人は多いのではないでしょうか。ところが日本史は入試が近くなるに連れて対策が難しくなります。というのも、英語・国語の対策を優先して日本史がおろそかになってしまったり、日本史は復習だけではなくまだまだ学習すべきものがあるからです。
高2まで順調に日本史の成績が伸びても高3の受験シーズンで成績が急激に落ちてしまうことは多々あります。こういった終盤のどんでん返しには注意したいですね。

この記事では、日々の勉強法やノートのまとめ方、そして日本史の用語の覚え方を紹介します。内容を整理したり受験対策にぜひ活かしてみてください。

日本史の試験において知っておきたいこと

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日本史の勉強法の紹介に入る前に、受験日本史について知っておいてほしいことを2つほど紹介します。闇雲に勉強するよりもずっと得点アップにつながるので、ぜひ頭に入れておいてください。

1つ目!最新の内容も欠かさずチェックする必要がある

1つ目が、ごく最近の内容まで出題されてしまうことです。日本史は勉強の終わりが見えない科目です。大きな区切りとして第二次世界大戦まで、あるいは昭和の終わりまでしか勉強しない人がいます。ですが入試では平成の出来事まで出題されてしまい、最近では郵政民営化や消費税が8%に引き上げられたことまで出題されるようになりました。
新しい内容も、教科書や参考書を頼りに理解を深めましょう。

2つ目!早めに大学別・学部別の対策を始めると入試で有利になれる

日本史の試験は大学や学部ごとに傾向があります。大学の創設者や歴史に関する問題や、法学部なら法令に関する問題などそれぞれの特色が出るのです。対策すべきポイントが明確に見えてきますので、受験する大学・学部の傾向はなるべく早く確認しましょう。
例えば明治大学経営学部では近現代が範囲であり経済に関する問題がほとんどです。
このことを知った上で近現代以降を勉強すれば9割を超えることも簡単です。
古代から現代まで学習することは大切ですが赤本の傾向解説や大学別の対策本を買って傾向を把握しておくと的を絞った勉強ができるようになります。

日々の勉強で陥りやすいこと

日本史の勉強をしていて、少しずつ追いつかなくなることがあると思います。なぜそうなってしまうのか少し考えてみましょう。

過去に習った内容と現在習っている内容の整理ができない

習った範囲の復習を重ねて知識を定着させますが、その一方で新しい内容も勉強しなければなりません。日本史は今年起きた出来事まで出る可能性があり、復習が忙しくなっていくのは避けられないのです。新しく学んだことばかり復習していては過去に習ったものを忘れてしまいます。
しかし、古いことばかり復習していては新しく知識を得ることができないので今ある知識で入試に挑むことになってしまいます。
漠然と日本史の時間を決めて勉強するのではなく範囲を決めて取り組む必要があります。

他の科目に時間を充てたいので疎かになりがち

ほとんどの大学では英語・国語の配点が高いです。日本史は相対的に優先度が低くなってしまいますが、センター試験と違って日本史の配点が総合的な配点の大きな割合を占めることもあります。
つまり、日本史で点が取れなかったら入試では致命傷となり英語・国語が高得点でもカバーしきれない場合があります。
私大合格を目指すのであれば日本史も綿密に勉強するようにしてください。

ノートを使って着実に成績を上げる勉強法

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ここでは3ヶ月で劇的に成績を伸ばす勉強法を紹介します。日本史の勉強で大切なことはノートにまとめることです。なぜなら、日本史は使用する教材の数が多く、情報が散在して整理ができないからです。そういった弱点を解消するためにも、1冊のノートに情報を集約することを意識してください。このまとめ方は多くの予備校で取り入れられています。定着のためには非常に効率がいい方法ですので参考にしてください。

政治史と文化史でノートをそれぞれ作る

日本史は主に政治史と文化史に分けられます。それぞれ別のノートにまとめると良いです。多くの受験生は時代ごとに情報を整理しますが、あまりにも凝縮してしまうと見づらくなるだけではなく、背景知識も合わせて覚えるべき用語と単純に暗記するだけの用語が整理できなくなってしまいます。内容ごとに大別するとスッキリします。見やすくてわかりやすいノートを作る手始めとして、政治史用ノートと文化史用ノートを用意してみてください。
私はA4版のノートを2冊用意し、政治史用ノートと文化史用ノートに分けて使っていました。
歴史の流れも含めて覚えるべき内容と、単純に暗記するだけで済む内容とに分けて暗記することができて非常に整理しやすかった覚えがあります。

見開きで時期や単元ごとにまとめる

ノートには見開きの状態で一つの時期や単元をまとめるようにしましょう。日本史の情報量は意外と多く、何ページにもわたってまとめていては見渡す量が増えて日本史に多くの時間を割くことになってしまいます。これでは教科書をもう1冊作るようなものですね。ここは大胆に見開きで1ページと見立ててノートを使いましょう。
入試では出題の時期やテーマがある程度決まっています。見開きにまとめることで関連する用語を鷲掴みするように覚えることができ、入試本番では関連した内容の問題も一緒に正解にたどり着くことができます。時期があまりにも長かったり政治や経済が複雑に絡んでいる場合は、数ページを使って一つの時代をまとめると非常にわかりやすいです。

例えば江戸時代は、前期の出来事・農村の仕組み・三大改革・開国から幕末まで、といった感じで適度に分けるようにしてください。
ページごとにタイトルをつけたり太字用フェルトペンをつかって枠で囲ったりしておくとさらに見やすくなります。また、資料を貼ったりメモを足せるスペースを確保してまとめると様々な教材に散らばっている情報がぎゅっと集まるので、勉強しやすくなりますよ。

色ペンごとにルールを決める

重要な用語は色分けすると思いますが、きちんとルールを決めましょう。赤シートで隠せるようにとオレンジ色ばかり使ったりペンをそろえるのが大変だからと1・2色だけ使うのは少し見栄えが悪いです。単調になってしまい、なぜ重要であるのか十分にとらえきれないことがあります。戦で勝者・敗者を同じ色であらわした場合、勝マークや負マークを書かなければならずせっかくまとめたのに少しずつ文字であふれてしまいます。ですので例えば功績のある人や争いの勝者は赤、敗者は青でまとめてみてはいかがでしょうか。勝敗と赤青のコントラストが印象的なので定着し、少ない言葉でまとめることができます。

他にも事件名や法令などで色分けすればノート上でどの範囲でどの色の用語が多く登場しているか一目でわかり、その色が重要だと理解できます。試験では紛らわしい用語ほど狙われますので力を入れて覚えるべきだと判断する材料にもなるのです。
5色あれば十分に色分けできます。買い足して今後の勉強で使うようにしてください。

用語だけをまとめ、適宜記号を使って簡潔にまとめる

教科書や参考書は文章で解説されています。ノートにまとめるときは余計な言葉は書かないで用語だけ書きまとめましょう。でないとノートが教科書などと同じくらいの文字数になりまとめる意味がなくなります。少し味気ないですが、出来事の順番になるべく箇条書きでまとめていきましょう。
そのときに矢印や記号を使うとコンパクトにまとまります。私は記号にもいくつかルールを作っていました。

原因・理由は黒丸(●)、結果は矢印(⇒)、志望校で頻出の内容は二重丸(◎)をつけるなどです。
ここで注意してほしいことが1つあります。それは、「流れをイメージしながらまとめる」ことです。なんとなくまとめていたのでは歴史の流れがわからなくなってしまいます。入試では用語を答えるだけではなく正誤問題も出されます。
歴史のストーリーを思い出しながら勉強することで正誤問題に対応する力はつきますので、何も考えず用語を書くことだけは絶対にしないでください。

余白を設けて情報を肉付けできるようにする

見開きでまとめることの重要性を指摘したときに軽く触れましたが、余白を作りましょう。復習を重ねるうちになにか発見できることがあるかもしれません。メモ書きができるスペースがあれば便利ですよね。メモの内容は人それぞれですが、私は語呂合わせや替え歌、志望校での傾向を書き留めておきました。
他にも地図や写真なども肉付けするといいです。政治史では地図問題が出ることがあります。教科書では〇〇の北東部などと説明されますがそれで地図上の場所がわかる人はいません。ですが教科書や資料集には地図が載っているので切ってノートに貼ると地名と場所がノートですぐにわかります。
文化史では美術作品や建築物が写真問題で使われます。パッと見て名前がわかるものもあれば、時代が同じで特徴が似ているものも多く意外と引っかかりやすいです。ノート上で似たものを並べて貼り付け、見分けるヒントや目立つ違いをマークすると資料問題でミスすることがなくなります。
持ち運ぶ教材が減ったりもするので必要な資料をノートに貼るよう心がけるのも良いでしょう。余白はどのようにも使えるのでぜひ活用してくださいね。

ストーリー化して声に出して復習する

復習の際に、単にノートを眺めるのではなく、ストーリー化して声に出してみましょう。完璧に理解している内容ともっと復習しなければならない内容が浮き彫りになります。
声に出すときには字面を読み上げるのではなく関連のある用語を使って文章化することが大切です。

私が紹介した方法でできるノートには、主に用語だけが書かれています。それをストーリー化して一連の流れをしゃべることができればほぼ完全に定着しているので自信を持って勉強を続けてください。流れを思い出せなかったりうまく言葉にできなかった場合、そこは弱点ですので補強が必要です。教科書や参考書を読んでもう一度理解しなおすようにしましょう。
しゃべって覚える勉強をすることで忘れにくくなり、しかも手っ取り早く理解度がチェックできるのでこれからは「自分の言葉に置き換えて、しゃべって覚える勉強法」にチェンジしましょう。

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あまりオススメできない勉強法

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ここでは効率があまり良くなく、どこかで頭打ちとなってしまう勉強法を理由とあわせて紹介します。その勉強法を止めろとは言いませんが、一長一短が存在します。もしも実際に取り入れているものがあれば今一度勉強法を見つめなおしてみてください。

一問一答集で勉強する

一問一答問題集はいくつかのキーワードから語句を答えさせる形式がほとんどです。ちょっとした復習には役に立つかもしれませんが、受験を見据えた勉強には役に立たないのです。その理由を2つ説明します。
1つ目は、正誤問題に非常に弱くなることです。
一問一答集では正誤問題の数は非常に少ないです。断片的な知識だけでは入試を乗り越えることはできません。
用語を暗記するだけではなく流れや仕組みの理解も必要になってきますので一問一答集ではカバーしきれないのです。

2つ目は、1つの言葉に対して問題は複数作れることです。例えば伊藤博文は4回組閣したのでその時点で4通り、ハルビンで安重根に殺害されたのでさらに作問可能であり、実際に彼に関する問題は過去に20通り以上出題されています。奇抜な問題はなく、基本的な知識で伊藤博文と答える必要があったのです。一問一答集は一つの用語に対して複数の問題を用意していないので、頼っているとワンパターンの問題にしか対応できなくなってしまうのです。
使うなとは言いませんが、使いすぎには注意してください。

赤シートを使った勉強

赤シートを使うことがオススメできないということに驚く人は多いでしょう。
赤シートを使うと歴史の流れを意識するのではなくそこに何が書かれていたか思い出すことに集中してしまい、結果的に正誤問題の解答力が下がってしまうのです。日本史は暗記が大切な科目です。ですが全てが暗記で片付くわけではありません。仕組みの理解が大切な場合もあるのでそちらをおろそかにしないようにしてください。
赤シートを使った勉強が有効だとすれば上智大学の文化史対策です。上智は文化史関連で難問奇問をとにかくたくさん出題します。
ストーリーが関係ない問題だけが出されるので覚えた分だけ点数に結び付きやすいので、上智大学を受ける人は赤シートを使うといいです。

それならば文化史関連で使えばいいと思う人もいると思います。きっぱり言いますが文化史でもストーリーは大切な場合が多いのです。文化史で活躍した人に関しては、師弟関係が聞かれたり、通史で出てくる人物との交流があったことまで聞かれてしまいます。作品と作者を暗記するために赤シートを使うのはいいですが、きちんと文化史のストーリーも覚えてください。

傾向を意識しない勉強

大学や学部別の傾向があることは説明しました。傾向を気にしながら勉強することは合格への最短ルートです。学校や塾で学ぶことは一緒でも必要な知識は各々異なります。傾向を調べて効率よく学習するようにしてください。明治大学経営学部を受験しようとする人が前近代を必死に頑張っても無駄でしかありません。赤本や予備校の解答速報などに試験問題の傾向やコメントが載っていますので調べておきましょう。

資料集や史料集を使わない勉強

一文字違いの言葉ですが、資料集は写真や地図が載っている副教材を、史料集は昔の文献が載っている副教材のことをいいます。これらはサブの教材なので使わない受験生も意外に多いのです。資料集は文化史を勉強するときにしか使わないでしょう。
ですが日々眺めてイラストの特徴を覚えておかなければ対応できません。一夜漬けで頭に入るものではないのでこれからは使うようにしましょう。
前述したように写真を切ってノートに貼り付けると良いです。一方、史料集は存在すら忘れることが多く、人によってはそもそも持っていないこともあります。
実際に古い文献が題材になることもあり、空欄穴埋め問題が出されます。この類の問題は読んだかどうかで解答できるかできないかが決まります。

また、傍線が引かれていてその内容を聞かれた場合は完全に答えられなくなります。史料問題は場当たり的な解釈で乗り切れないので欠かさず読んでおくことが大切です。持ってない人は対策本を買って読んでみてください。

実況中継シリーズで勉強する

このシリーズは非常に優れた参考書です。私も日本史を勉強するときにお世話になりました。それでもオススメできない理由は、巻数が多く入試まで十分に対策できなくなってしまうからです。解説が詳しいので私は定期テスト対策に使っていました。参考書の中ではとびっきり優秀ですが、高3秋以降に読むものではありません。使う時期には要注意です。

オススメの参考書

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ここでは日本史の勉強におすすめの参考書を紹介します。参考書選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

『読むだけ日本史(1)古代~近世』・『読むだけ日本史(2)近・現代』

通史を2冊に分けてわかりやすく解説している参考書です。文庫本サイズなので持ち運びやすく、手軽に読むことができます。この本の特筆すべき点は、「入試の出題率をランク分けしている」ことです。予備校講師が執筆し、しかも唯一大学ごとの出題統計を取っている、いわば日本史オタクの先生です。大学受験を意識して書かれていて、日本史の勉強を始めたばかりの人、伸び悩んでいる人に自信を持って薦める本です。

『日本史B講義の実況中継』(実況中継シリーズ)

実況中継は、(1)原始〜古代(2)中世〜近世(3)近世〜近代(4)近現代時期で4冊に分けられた参考書です。教科書のように歴史の流れがわかるだけではなく、出来事の背景事情や入試でよく出るポイント、復習用の副教材もついているのがポイントです。
全体的に丁寧に解説してくれるので、2.3周も読めばセンターレベルの日本史であれば難なく9割はとれてしまいます。日本史が苦手な方にはもちろんのこと、旧帝大や早慶上智など難関大学を目指す方や、日本史を得点源にしたい方にもおすすめの参考書です。ボリュームはかなりありますが、検討してみてください。

『詳説日本史史料集』

この史料集は入試で頻出の史料がわかりやすくまとめられています。口語訳が丁寧で多くの注釈がついていますので早く理解できます。全ての史料を読む必要はありませんが、注釈が多いものは絶対に読みましょう。余裕があれば注釈の少ない史料も読めるとベターです。

『日本史でるとこ攻略法』

これは日本史用語の語呂合わせ本です。日本史の用語には、四木三草や総理大臣の名前など、紛らわしいけど入試にはよく出てしまうものがよくあります。本書は、こういった用語を語呂合わせでまとめくれているので、
鷲掴みをするように日本史用語を暗記することができます。また、出題率に合わせてよく出るものだけに絞って語呂合わせができています。試験本番で貪欲に得点したいという方はぜひ本書も活用してみましょう。

オススメの問題集

私には、これがオススメという問題集は特にありません。出版社オリジナルの問題集は理解の確認には使えますが、入試傾向に即していないので試験対策には不向きです。そこで演習に向いているものは過去問と大学別の問題集です。

過去問

ストレートに入試を体感できる文句なしの問題集です。出題傾向や形式を解いて感じることができます。合格最低点が載っている場合もあり必要な情報はすべて詰まっています。新しい年度から遡って解いていきましょう。5年~10年くらい解けば入試に少しずつ慣れていけます。ここだけの話ですが、志望校の過去問は受験しない学部の問題も解くといいです。理由は、作問者が問題を複数作って他の学部に回していることが多いからです。日本史を得点源にしたい人はぜひ他学部の過去問にも取り組んでください。

大学別の問題集

MARCHの問題だけを集めた問題集や早稲田・慶應に的を絞った対策本が市販されています。様々な学部の問題で構成されていて時代やジャンルは網羅的にカバーされています。また、赤本よりも詳しい解説が載っているので、志望校に特化した問題集があれば買うことをオススメします。ない場合は、過去問演習に入って問題ありません。

最後に

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ここまで日本史の勉強法や参考書・問題集、入試に役立つ情報を紹介してきました。ノートをきれいにまとめることや大学ごとの傾向を分析してから志望校対策をすることは忘れないでください。志望校に的を絞って勉強すれば、3か月で9割とれるだけの実力がつきます。
日本史はテストの前日まで伸ばすことができる科目です。伸び悩んでいる人も日本史を得点源にしたい人も、私が紹介した勉強法をぜひ参考にしてください。

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