【日本史のノートのまとめ方】わかりやすい作り方と覚え方を紹介!

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あまりオススメできない勉強法

ここでは効率があまり良くなく、どこかで頭打ちとなってしまう勉強法を理由とあわせて紹介します。その勉強法を止めろとは言いませんが、一長一短が存在します。もしも実際に取り入れているものがあれば今一度勉強法を見つめなおしてみてください。

一問一答集で勉強する

一問一答問題集はいくつかのキーワードから語句を答えさせる形式がほとんどです。ちょっとした復習には役に立つかもしれませんが、受験を見据えた勉強には役に立たないのです。その理由を2つ説明します。
1つ目は、正誤問題に非常に弱くなることです。
一問一答集では正誤問題の数は非常に少ないです。断片的な知識だけでは入試を乗り越えることはできません。
用語を暗記するだけではなく流れや仕組みの理解も必要になってきますので一問一答集ではカバーしきれないのです。

2つ目は、1つの言葉に対して問題は複数作れることです。例えば伊藤博文は4回組閣したのでその時点で4通り、ハルビンで安重根に殺害されたのでさらに作問可能であり、実際に彼に関する問題は過去に20通り以上出題されています。奇抜な問題はなく、基本的な知識で伊藤博文と答える必要があったのです。一問一答集は一つの用語に対して複数の問題を用意していないので、頼っているとワンパターンの問題にしか対応できなくなってしまうのです。
使うなとは言いませんが、使いすぎには注意してください。

赤シートを使った勉強

赤シートを使うことがオススメできないということに驚く人は多いでしょう。
赤シートを使うと歴史の流れを意識するのではなくそこに何が書かれていたか思い出すことに集中してしまい、結果的に正誤問題の解答力が下がってしまうのです。日本史は暗記が大切な科目です。ですが全てが暗記で片付くわけではありません。仕組みの理解が大切な場合もあるのでそちらをおろそかにしないようにしてください。
赤シートを使った勉強が有効だとすれば上智大学の文化史対策です。上智は文化史関連で難問奇問をとにかくたくさん出題します。
ストーリーが関係ない問題だけが出されるので覚えた分だけ点数に結び付きやすいので、上智大学を受ける人は赤シートを使うといいです。

それならば文化史関連で使えばいいと思う人もいると思います。きっぱり言いますが文化史でもストーリーは大切な場合が多いのです。文化史で活躍した人に関しては、師弟関係が聞かれたり、通史で出てくる人物との交流があったことまで聞かれてしまいます。作品と作者を暗記するために赤シートを使うのはいいですが、きちんと文化史のストーリーも覚えてください。

傾向を意識しない勉強

大学や学部別の傾向があることは説明しました。傾向を気にしながら勉強することは合格への最短ルートです。学校や塾で学ぶことは一緒でも必要な知識は各々異なります。傾向を調べて効率よく学習するようにしてください。明治大学経営学部を受験しようとする人が前近代を必死に頑張っても無駄でしかありません。赤本や予備校の解答速報などに試験問題の傾向やコメントが載っていますので調べておきましょう。

資料集や史料集を使わない勉強

一文字違いの言葉ですが、資料集は写真や地図が載っている副教材を、史料集は昔の文献が載っている副教材のことをいいます。これらはサブの教材なので使わない受験生も意外に多いのです。資料集は文化史を勉強するときにしか使わないでしょう。
ですが日々眺めてイラストの特徴を覚えておかなければ対応できません。一夜漬けで頭に入るものではないのでこれからは使うようにしましょう。
前述したように写真を切ってノートに貼り付けると良いです。一方、史料集は存在すら忘れることが多く、人によってはそもそも持っていないこともあります。
実際に古い文献が題材になることもあり、空欄穴埋め問題が出されます。この類の問題は読んだかどうかで解答できるかできないかが決まります。

また、傍線が引かれていてその内容を聞かれた場合は完全に答えられなくなります。史料問題は場当たり的な解釈で乗り切れないので欠かさず読んでおくことが大切です。持ってない人は対策本を買って読んでみてください。

実況中継シリーズで勉強する

このシリーズは非常に優れた参考書です。私も日本史を勉強するときにお世話になりました。それでもオススメできない理由は、巻数が多く入試まで十分に対策できなくなってしまうからです。解説が詳しいので私は定期テスト対策に使っていました。参考書の中ではとびっきり優秀ですが、高3秋以降に読むものではありません。使う時期には要注意です。

オススメの参考書

ここでは日本史の勉強におすすめの参考書を紹介します。参考書選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

『読むだけ日本史(1)古代~近世』・『読むだけ日本史(2)近・現代』

通史を2冊に分けてわかりやすく解説している参考書です。文庫本サイズなので持ち運びやすく、手軽に読むことができます。この本の特筆すべき点は、「入試の出題率をランク分けしている」ことです。予備校講師が執筆し、しかも唯一大学ごとの出題統計を取っている、いわば日本史オタクの先生です。大学受験を意識して書かれていて、日本史の勉強を始めたばかりの人、伸び悩んでいる人に自信を持って薦める本です。

『日本史B講義の実況中継』(実況中継シリーズ)

実況中継は、(1)原始〜古代(2)中世〜近世(3)近世〜近代(4)近現代時期で4冊に分けられた参考書です。教科書のように歴史の流れがわかるだけではなく、出来事の背景事情や入試でよく出るポイント、復習用の副教材もついているのがポイントです。
全体的に丁寧に解説してくれるので、2.3周も読めばセンターレベルの日本史であれば難なく9割はとれてしまいます。日本史が苦手な方にはもちろんのこと、旧帝大や早慶上智など難関大学を目指す方や、日本史を得点源にしたい方にもおすすめの参考書です。ボリュームはかなりありますが、検討してみてください。

『詳説日本史史料集』

この史料集は入試で頻出の史料がわかりやすくまとめられています。口語訳が丁寧で多くの注釈がついていますので早く理解できます。全ての史料を読む必要はありませんが、注釈が多いものは絶対に読みましょう。余裕があれば注釈の少ない史料も読めるとベターです。

『日本史でるとこ攻略法』

これは日本史用語の語呂合わせ本です。日本史の用語には、四木三草や総理大臣の名前など、紛らわしいけど入試にはよく出てしまうものがよくあります。本書は、こういった用語を語呂合わせでまとめくれているので、
鷲掴みをするように日本史用語を暗記することができます。また、出題率に合わせてよく出るものだけに絞って語呂合わせができています。試験本番で貪欲に得点したいという方はぜひ本書も活用してみましょう。

オススメの問題集

私には、これがオススメという問題集は特にありません。出版社オリジナルの問題集は理解の確認には使えますが、入試傾向に即していないので試験対策には不向きです。そこで演習に向いているものは過去問と大学別の問題集です。

過去問

ストレートに入試を体感できる文句なしの問題集です。出題傾向や形式を解いて感じることができます。合格最低点が載っている場合もあり必要な情報はすべて詰まっています。新しい年度から遡って解いていきましょう。5年~10年くらい解けば入試に少しずつ慣れていけます。ここだけの話ですが、志望校の過去問は受験しない学部の問題も解くといいです。理由は、作問者が問題を複数作って他の学部に回していることが多いからです。日本史を得点源にしたい人はぜひ他学部の過去問にも取り組んでください。

大学別の問題集

MARCHの問題だけを集めた問題集や早稲田・慶應に的を絞った対策本が市販されています。様々な学部の問題で構成されていて時代やジャンルは網羅的にカバーされています。また、赤本よりも詳しい解説が載っているので、志望校に特化した問題集があれば買うことをオススメします。ない場合は、過去問演習に入って問題ありません。

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