【大学受験国語】確実に国語偏差値を上げる現代文勉強法

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はじめに

この記事では、国語の偏差値が伸びずに悩んでいるあなたに、私が国語の偏差値を78まで上げた国語勉強法を現代文・古文・漢文の参考書別・科目別にご紹介します。どんなに国語が苦手でも、適切な順序で勉強することで、確実に偏差値を伸ばしていくことは十分に可能です。

特に、現代文の勉強方法がわからず、なんとなく勉強している方も多いと思います。しかし、大学受験現代文には、確実に偏差値を上げるための勉強法・攻略法はあるのです。

この記事を読んで"なんとなく"の国語勉強法を卒業し、『確実に偏差値を上げる』国語勉強を実践しましょう!

国語勉強法決定版『確実に』偏差値を上げるための科目別勉強法

『なんとなく』からの卒業

大学受験の国語は、『現代文』『古文』『漢文』の三つの科目から構成されます。一般的に、『現代文』『古文』『漢文』の順に配点が高いのが特徴です。

『古文』と『漢文』は暗記が中心の科目である一方、『現代文』は何から勉強するべきなのかがわかりにくく、対策が曖昧になりがちな科目です。『現代文はセンス』などと言われますが、『なんとなく』の勉強で確実な力が身につくことはあり得ません。そのような曖昧な勉強に基づいた『センス』では、MARCH以上のハイレベルな問題には対応することは難しいでしょう。

勉強法を確立することが比較的難しい国語という科目の偏差値を『確実に』上げていくために、まずは合格者が実践した確実に得点できる勉強法を知り、『センス』に頼らない『確実な解答力』を身に付けましょう。

確実に偏差値を上げる国語勉強法

『現代文』『古文』『漢文』の3つの科目はそれぞれ全く別の科目のように思えますが、『確実な解答力』を身に付けるための勉強方法は実は似通っています。

どの科目も、以下の3つのステップで力を身に付けていくことが重要です。

ステップ1: 『単語やキーワードの暗記』
ステップ2: 『読解力(本文を理解する力)』
ステップ3: 『解答力(正答を選択する力)』

この3つのステップに沿って勉強を進めていくことで、効率的に学力を身に付けていくことができます。

『なんとなく』漢字をやってみる。
模試の成績が悪かったから『とりあえず』現代文を勉強してみる。

このような、『目標のない』勉強は、地図なしで目的地に向かうようなものです。時間がたくさんあるのであれば、地図なしで目的地に向かってもよいのですが、受験生のあなたにはあまり多くの時間が残されてはいないでしょう。目的地までの最短距離を行く勉強法を『意識的に』行いましょう。

『センス』からの脱却!確実に伸びる現代文勉強法

確実に力を付けるべき現代文の『3つの基礎』

勉強法が曖昧で『なんとなく』の対策をしがちな現代文ですが、次の『3つの基礎』をしっかり勉強することで確実に力を付けることができます。

読解力の基礎1『漢字』
読解力の基礎2『現代文のキーワード』
読解力の基礎3『文章の読み方・論理展開』

センター国語の現代文や、国公立・私立大学の現代文問題を、時間以内に読み込んで理解し、また問題にも正解していくためには、漢字力・評論を読み解くための語彙力・文章を読んで理解する3つの力が必要です。これらの、現代文の偏差値を伸ばすために必要な基礎力を知らずに、なんとなく勉強を始めると、いきなり問題集を解いたり、センター国語や志望大学の過去問を解くような対策になります。どんな問題でも、確実に得点する力を得るためには、まずは基礎を固める必要があるのです。

大学入試の現代文問題は、センター国語問題のように、実際には評論文と小説の問題に分類できます。小説は読み慣れているけれど評論文問題はちょっと苦手という人ほど、現代文のキーワードを完璧にインプットしましょう。

現代文読解力の基礎1『漢字』

漢字は現代文の問題の中でも頻出の分野です。どの大学も、読解問題の中に漢字の知識を問う設問を入れてきます。配点の小さな漢字問題ですが、侮ってはいけません。大学入試では1点の違いに100名近くの受験者がいることが普通です。大学の補欠合格者の情報等を見るとわかるのですが、得点の1点刻みに100名いるということは、配点が2点の漢字問題を一問間違えただけで200位ほど順位が下がるということです。志望校の毎年の入学者数を見れば、100名の差=1点がどれほど大きいかはすぐに理解できるでしょう。漢字は配点が小さいからと勉強を怠っているあなたは、覚えるだけで得点に繋がる漢字だからこそしっかり対策をしましょう。

 『入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ)』

漢字の参考書を一冊購入し、一冊をやり込むことが重要です。暗記科目は継続的に勉強することが定着の秘訣なので、一冊を覚えきってしまえるように気合を入れて取り組みましう。

参考書名
入試漢字マスタ-1800+(河合塾series)

共通テストにあわせて改訂が入りましたが熟女感漂う表紙の色は相変わらずのようです。むしろより色気が増しています。ただ中はすごいです。結構キツいです。さすがです。私の好みです。著者は確か桐原の現代文用語と同じだったかな?申し分ないです。何度もヤりましょう。最後に私を含めた受験生の皆様に今後の支えとなるであろう本書の良例文をいくつかご紹介します。 P76[364] 誘惑に負けず初志を貫徹する。 P178[527] 夢の実現にはそれなりの代価が必要だ。 P190[60] 失敗したからといって自暴自棄になってはいけない。 P117[377] 個人の性 癖をあげつらうべきではない。

漢字も大事で、本書の漢字を書けることが大前提。ただ忘れてがちなのは意味。 意味を覚えないと読解力が上がらないのでそこもやらないと意味ない。

暇な時に書く📝 漢字書くのって楽しいなと思うようになりました。 この本のおかげで他の勉強も捗るようになりました。

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現代文読解力の基礎2 『現代文のキーワード』

現代文のキーワードは、知っているれば知っているほど本文の理解が容易になります。現代文に出題される評論文には、思想、歴史、哲学、化学、宗教、心理、言語、経済など、多様なジャンルの文章が出題されます。全て同じ日本語じゃないかと思うかもしれませんが、『読み慣れていない』文章の理解をすることは実際には非常に難しいのです。例えば、あなたが部活動でバスケットボールをやっているとしましょう。あなたはサッカーの話題にはバスケットボールの話題ほど詳しくはないはずです(もちろん、サッカーファンのバスケットボールプレイヤーもいるかもしれませんが)。そんなあなたが、サッカーについての専門書を読んでいく際に『オフサイド』などのキーワードを知らなければ、書かれている内容に対する全体的な理解度は低くなります。その代わりに、あなたはバスケットボールの話題では『トラベリング』や『ダブルドリブル』と聞いただけで、『ああ、ルールの話をしているのだな』と想像することができるでしょう。

現代文のキーワードを勉強しておくことは、大学入試における現代文の出題元となる多様なジャンルの文章に幅広く精通するために有効です。キーワードを知っておくことで、初見の文章でも読みやすさと理解度が大きく変わってきます。現代文のキーワードを勉強し、読解で高得点を取る準備を万全にしましょう。

『読解を深める現代文単語〈評論・小説〉』

上記の参考書などを用いて、まずはキーワードを知りましょう。問題集や模試の際に読んだ現代文にわからないキーワードがあれば、参考書から探して印をつけ、内容を理解しておきましょう。現代文の幅広い語彙力が身につけば、あなたの現代文の力は一段階上がることになるでしょう。

参考書名
読解を深める現代文単語〈評論・小説〉

何度も読むより、単語ひとつひとつじっくりと考えながら読むのが覚えやすいと思います!

いいのでは無いでしょうか。問題が付いてるのがいいですね。ZETの本はジグザグしてます。見た目が良いです。この本には忸怩という単語が載っています。綱引きです。

英単語を知って英語の長文が読めてくるように現代文も同様に単語を覚えるのは結構大事です 日本語だから大丈夫👌みたいなこと言ってると痛い目見ます(ソースは私) これは学校で配布されてたので使ってました 収録語数はそこまで多くはないかも? はじめから赤シートで隠せる仕様になってはいません 暗記よりも意味理解重視の単語帳な気がします 繰り返し読めばオッケー これより語数多くてはじめから赤シート使えるやつがどっかの出版社から出てました 手元にこの手のやつが無くて本屋で買うぞ!🥺っていう人はそっちのがいいかもですね まあ英単語とかと同じで「これ使ったら受かる」「あの単語帳だから落ちた」っていうのは無いです トータルでどれだけ勉強出来たかが大事 ここに載ってなくて知らねえぞ❤️っていう言葉は小さいノートに意味と一緒に書いてオリジナル単語帳作ってました 類語もまとめて調べると面白いし、言葉に対する感覚?みたいなのが鋭くなります そこそこおススメ

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現代文読解力の基礎3 『文章の読み方・論理展開』

漢字と現代文のキーワードを勉強したあなたは、入試現代文の『読み方を学ぶ』段階に入っていきます。この段階では、現代文、特に評論文の文章の因果関係、順接、逆説、対立などの論理展開を学ぶことで、本文をより論理的に理解できるようにしていきます。大学入試の現代文という科目で確実に得点するためには、『センス』などといった不明瞭な定義で現代文の力を測るのではなく、『論理的に文章を読み解けるかどうか』を測ることが重要です。

大学入試で出題される評論文は小説とは異なる文章スタイルで書かれるため、評論文の論理展開や文章の流れを理解する方法を学ぶことで、あなたは『いつ』『どんな問題でも』確実に、安定して得点をとれるようになるでしょう。

『出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)』

この参考書は、論理展開を理解しながら読んでいく方法を丁寧に解説している良書です。筆者の主張は何であるのか、どこまでが例文なのか、因果関係の見抜き方など、論理的な読解の基礎を学ぶことができます。『センス』は感覚なので、安定した高い得点を出すための指標にすらなりません。しかし、『論理』はルールなので、文章の展開を確実に把握、予測して読み解いていくのに役立ちます。文章の論理展開を学んで確実な実力を身につけましょう。

参考書名
出口汪現代文講義の実況中継 1

5回の問題演習を通じて現代文全てに精通する解き方、評論・小説・随筆のそれぞれの解き方を解説している参考書。 解説が分厚く読み始める時は気が引けるかもしれないけど、実際やってみると解説が合理的でとても分かりやすいので案外簡単に読み進めることが出来る!! 現代文の構造が曖昧な理解になっていたり、解き方が何となく、、って人はやってみると現代文が格段に読みやすくなると思う。

先生に勧められて使ったけれど本当に良い。 間違ってる選択肢に関しては、何故間違ってるのか詳しく書かれてなかったりするけど正解の選択肢については根拠をちゃんと示してて納得できる。 現代文苦手な人におすすめ。

演習と読み物形式なので、一二年生で現代文の勉強何かしたいなあと思う人や、3年初期の基礎固めに適していると思います。読みやすいです。大事なところを意識して読むといいです。某MARCH、関関同立入試で満点出せました。

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現代文の『読解力と解答力』

漢字、キーワード、文章の論理的な読み方を身に付けたあなたは、次に本文を実際に読んで理解していく練習に入ります。現代文で『得点を取る』力は、大きく分けて2つの力によって構成されています。1つ目は本文の読解力、2つ目は解答力(誤った選択肢を避け、正答を選び取る力)です。

この2つの力は、実際に問題を解いていくことで鍛えられます。問題を解かずにこれらの力を身に付けることは不可能です。『漢字』『キーワード』『論理的な文章読解』の3つの基礎がしっかり身に付いているあなたは、この2つの能力を鍛える段階で効果的に学習を進めることができます。一方で、3つの基礎が身に付いていないあなたは、効果的に『読解力』と『解答力』を鍛えることができません。

なぜなら、3つの基礎が身に付いていない場合には、『読解力』と『解答力』以前の段階の問題で誤答する可能性があるからです。逆に、この3つの力が既に安定しているあなたは、基礎の安定した土台の上に、『読解力』と『解答力』を集中的に鍛えることができます。

入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ)
入試現代文へのアクセス 発展編 (河合塾シリーズ)
私大編 現代文のトレーニング[改訂版]

3つの段階が仕上がったと胸を張って言えるあなたは、高得点のための『読解力』と『解答力』を、市販の問題集を使用して養成していきましょう。上のシリーズがお勧めです。何回も解くことで確実な力を身に付けましょう。

参考書名
入試現代文へのアクセス 基本編(河合塾series)

キズキの話は現代文の勉強にもなりますが、それ以上に人生において大切なことを学べた気がする。 もちろんほかの問題も良いものばかり。

キズキの話が衝撃でした

本誌に「どの問題集よりもわかりやすい解説」とあるように⭐丁寧な解説と実力をつけるのに最適な⭐良問で確実に力がつきます これさえやっておけば間違いありません! 断言できます! 語句解説 現代文のキーワード 本文の解説 読解へのアクセス など細かいとこまで丁寧に解説されてるので疑問が、しっかり解消できます レイアウトも見やすくて サイズもちょうど良いです! 基本編の他にも⭐発展編⭐完成編 があります!

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参考書名
入試現代文へのアクセス 発展編

〜メリット〜 ①センター現代文がイージーになる ②公募推薦、AO、国立後期の小論文の土台になるし、国語力を上げることで自己添削も可能になる (論理的思考力の強化は数学の記述問題や理科の記述問題にも必ず生きてきます) ③英文和訳で日本語的に不自然な文章で訳さなくなる (本文の趣旨を理解し、それを言語化する訓練によって英語でも意訳ができるようになってくる) 独学で勉強してる方には特におすすめです🙂 〜ここからはただのぼやきです笑〜 現代文ってわりと甘くみがちですが 外国語のレベルが母国語のレベルを超えることは まずありえないので 意外にも英語と関わってくる科目です。 英語ばかりしててもいつかは国語力の壁にぶつかる日がくるはずです 当たり前ですが、母国語で書かれている内容も 整理したり、自分の言葉で言語化したり、 論理を把握したりすることができないのに 外国語でそんなことを満足に 出来るわけないんですよね… (過去の自分がそうでした笑) また、論理的思考力は大学受験の数学や理科にも 必要とされていますが 大学に入ってからももちろんいります。 レポートを書いたり、テストを受けたりする際に 自分の書いてる内容のロジックが破綻してるとあまりいい成績はとれないですし、何より この人は一体何が言いたいんだ?ってなってしまいます😅

「段階別教材でレベルアップ] (基礎がわかったら)次は、中・長文の文章で練習だ。「段階別」になっている問題集がおすすめ。どんどん難易度を上げていこう。「解説」からしっかり学ぼう!

しっかりとまとめられていて、現代文が安定した。 はっきりいって完成編はいらないが、第十五問目で意味がわからず焦らせて完成編買わせようとしてる感は否めない笑 俺は引っかかった

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得点を決定づける現代文の『解答力』

現代文の『解答力』とは、言い換えれば『誤りの選択肢を選ばずに、正しい選択肢を選ぶ力』のことです。この力は、実際に問題を解いていかなければ身に付きません。そして、一般的な受験生の勉強法では絶対に身に付きません。

[一般的な受験生の現代文対策]
一般的な受験生の現代文読解の勉強はこのようなものです。

ステップ1: 問題を解く
ステップ2: 解答を見て丸付けをする
ステップ3: 解説を読む

この方法では、受験生は問題を実際に解いて、解答を見て丸付けをすることで得点率を出して満足/不満足し、解説を読んで『わかった気』になって勉強が終了します。しかし、問題は実際の試験では解説を読むことはできないという点にあります。実際の試験では、解答も解説もない状況下で、あなたは正答を選択しなければなりません。そして、解答も解説もない状況で正答を選択するためには正答の『根拠』をあなた自身が発見しなければならないのです。

一般的な受験生の現代文読解の勉強では、上に示したように、正答に必要な『根拠』を本文中から探し出す過程が不足しています。これでは、本番の試験時にも『根拠』を持って正答を選択することができません。論理的な解答の『根拠』を見つけた上で、設問に解答する練習を重ねない限り、あなたの『現代文の読解力』は向上していかないでしょう。それはつまり、あなたがいつまでたっても曖昧で信頼できない『センス』や『勘』を頼った問題の解き方しかできないということを意味しています。

『根拠』を持って解答することの重要性を理解したあなたは、論理的な『根拠』のある解答をすることができるように練習していきましょう。

[論理的解答力の養成のための勉強法]
論理的解答力を身に付けるための現代文読解の勉強法は、以下のステップで行います。

ステップ1: 問題を解く
ステップ2: 解答を見て丸付けをする
ステップ3: 『間違った問題』『正解したものの根拠を見つけられなかった問題』の根拠部分を、本文の中から探し出す
ステップ4: どうしてもわからない問題のみ解説を読む

この勉強法では、ステップの3で『自分なりの根拠』を見つける練習が組み込まれています。正解の根拠は本文中のどの部分だったのか、正解を知った後で本文から探し出す練習を繰り返すことで、本番の試験で解答解説が無くても根拠のある解答をすることができるようになります。練習を重ねるほど、この精度は向上するので、問題集を沢山解いて、正解の選択肢から本文の根拠部分を発見していきましょう。そうすることで、『センス』に頼らない、安定した『論理的解答力』が身に付くことでしょう。

この勉強法は、特に評論文問題の対策に効果を発揮します。非常に多くの大学受験生が評論文の対策方法がわからずに曖昧な勉強をしているため、この記事を読んだあなたは確実に効果を発揮する評論文の勉強法を実践して着実に大学受験現代文を攻略する力を身につけましょう。

以上の、『読解能力の3つの基礎』と『論理的解答力』が身に付けば、現代文の得点は高い域で安定するはずです。現代文が伸びずに悩んでいるあなたは、この方法を実施して確実に学力を伸ばしていきましょう。

下記のリンクに、現代文のみの勉強法をまとめました。よければ参考にしてください。

【現代文勉強法】参考書別勉強法の決定版!読解力+解答力を鍛えよう!

古文勉強の4つのステップ『これだけ!古文マスターへの最短距離』

古文の勉強はあまり気が進まないというあなた。私もそんな受験生の一人でしたが、古文に対する考え方を変えてからは古文に対する勉強のモチベーションがぐっと上がり、同時に学力も飛躍的に向上しました。

以前の私は『なんで古文なんてネイティブが絶滅している言語を勉強しなくてはならないのだろう』と思っていました。そのため、やる気も全くおきず、古文法の勉強をダラダラと続けていたのです。しかし、実際には古文は、比較的簡単にあなたが志望校に合格するための得点源になってくれる科目なのです。以下の古文学習の4つのステップを実施し、少ない時間と労力で合格のための武器を手に入れましょう。

古文単語

古文の勉強法も、現代文と同様に基礎が最も重要です。まずは古文単語の勉強から始めましょう。

古文単語は英単語と同じように古文の基礎であり、土台です。古文単語の暗記量が少なければ、文章を読んで理解することは難しくなります。英単語に比べて、圧倒的に量が少ない古文単語は、覚えてしまえば得点に直結する分野なので、集中して頭に入れてしまいましょう。

古文の単語帳は自分の気に入ったものを使用すればよいのですが、私は視覚的に気に入った以下の2冊を使用していました。

『読んで見て覚える重要古文単語315』
『マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ)』

古文単語は書いたり、声に出したりしながら勉強することで頭に入りやすくなります。量が少ないので、あまり億劫にならずに短時間で覚えきってしまおうという気持ちで取り組むことが重要です。古文勉強法の第一段階として、徹底的に暗記してしまいましょう。

参考書名
読んで見て覚える重要古文単語315

かや。

イラストなどもあり、言葉のイメージがつかみやすいです。私は1日10語ずつやっているのですが、そうすると1ヶ月ちょっとで終わってしまうのでこの手軽さも良いです。 古文の得意不得意に関わらず、ぜひ多くの人におすすめしたい教材です!

イラストもあってめっちゃわかりやすいです!! きりはらの森っていうアプリも便利だし、お気に入りの教材です! 使い始めてはや3年目!

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参考書名
マドンナ古文単語230(大学受験超基礎シリ-ズ)

単語帳は何個か使ってみたことあるけど、これが一番時短で頭に入ってきた。単語の由来とかわかりやすいし、主観的にはおすすめ。ただ、ほかの単語帳よりも単語量は少ないかもしれない。時間が無くて重要なとこだけ覚えたい人には向いてる。

いま、ちょうどこれを使って勉強中なんですが1つ1つの単語の説明がしっかりしていていいと思いました! 自分は4週間で4回読もうと思います! (1週間に1回ペースですね) で、そのあとに付属の単語帳を使いたいなと思います!! 最後にほんとおすすめです!!

古典が全くできなかった自分、この単語集を三ヶ月間みっちり覚えた事で大分読めるようになった 単語の由来や語呂等が書かれており覚えやすいのでお勧め 但単語数は少ないので+αで他の単語帳も使った方が良い

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古文法

大学受験古文の勉強では、古文法が知識問題としても読解問題としても出題されます。
つまり、大学入試の古文問題では、古文法の勉強は非常にコストパフォーマンスの良い分野であると言えます。古文法は勉強して覚えてしまえばそのまま得点に繋がるのですから、勉強しない手はありませんよね。

大学受験の古文問題では、MARCHや早慶といったハイレベルの大学ですら、古文法の知識をダイレクトに問う設問を出してくることが多くあります。つまり、古文法の活用を覚えているだけで、志望校の問題で得点を生み出すことができます。繰り返し勉強して完璧にして臨みましょう。

『基礎から学べる入試古文文法―代々木ゼミ方式』

この古文法の参考書は間違いなく最強の古文法参考書です。この1冊で古文法は十分です。最も効率的に古文法を完璧にできる参考書なので、何度も取り組んで完璧に仕上げて下さい。私は夏から始めて10周ほどしたところ、古文法はその後の読解でも何の問題もないレベルまで仕上げることができました。

古文法は古文の読解においても、得点に絡むという意味でも要となる部分なので、早い段階で完璧に仕上げましょう。

参考書名
基礎から学べる入試古文文法

古文読解

大学入試の古文対策で最も力を入れるべき段階が、古文読解の演習でしょう。
古文を英語のような一つの語学勉強として捉えるのであれば、読解力の向上にはとにかく読む量が重要になります。古文読解の問題集は一冊で済ますのではなく、数冊を繰り返し行いましょう。そうすることで、古文単語・古文法の知識量が増し、さらに「解いたことのある古文問題」の数が増えていきます。

実は、「解いたことのある古文問題」の量が多いというのは、大学受験古文では最大のアドバンテージなのです。なぜなら、英語と違い、古文のネイティブは既に絶滅しています。したがって、新しい古文の長文問題が生まれてくることがありません。より多くの古文問題を解いて、あらゆる場面の知識を持っておくことで、「本番で解いたことのある問題に出会う確率」をあげることができるのです。あなたがどんな難関大学を受験したとしても、一度解いたことのある古文問題が出たら楽に得点できるとは思いませんか?

古文読解のステップでは、実際に古文の読解を通じて実力を付けていく段階です。実際の読解問題に入っていきましょう。

『古文入門 読解と演習23』
『古文上達 基礎編 読解と演習45』
『古文上達 読解と演習56』

自分のレベルに合わせて2冊程度問題集を使用して読解に取り組みましょう。余裕があれば、これらの古文読解問題集に加え、できる限りの古文を読んでおくと良いでしょう。大学入試古文では何よりも量を意識した勉強をしましょう。

知っておくと差がつく古文の豆知識

古文の長文問題を読んでいると、文章が段落分けされていることに気が付きます。古文では話の展開を読み取ることが内容理解の重要なポイントなのですが、段落分けの事実を知っていると話の展開を意識した読解が可能になります。

実際の古文は古い言語なので、今のように話の切れ目で段落を変えるような文章の書き方は存在しませんでした。つまり、文章を続けて書いていたのです。しかし、受験生のあなたが入試問題で目にする古文の長文は段落分けがされているはずです。その段落分けは、問題の作成者が行ったものです。つまり、問題作成者が話の場面が変わる部分で『わざわざ』わかりやすいように段落を分けてくれているのです。この事実を知っていると、段落ごとで話の場面が変わることを意識した読解が可能になり、古文の内容を理解しやすくなります。

参考書名
古文入門

時代をどんどん遡っていくようになっていてだんだんやっていくうちに基礎がつく。だが問題がないに等しい。文法の問題は少しあるが文章が多め。

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参考書名
古文上達基礎編 読解と演習45 文法理解から応用まで

実力テストの古文すごいできたのはこの参考書のおかげです! おすすめです!!

7月にセンター古文の過去問やってみて、 23点しか取れなくてやばいなぁとか思いながら、3周して違う年度の過去問解いたら40点まで上がった。(最初の単語二問間違えた) めちゃくちゃおススメです。

これと単語やっとけば古文は困らん 実際これしか使ってないし

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参考書名
古文上達 読解と演習56

基礎的な參考書で一通りサラつた人が次にやるのは絕對これ。復習しつゝ新たに學べ、そして何よりレイアウトが洗練せられて居る。 これと「古典解釈の為の国文法入門」を合はせ學習すれば、おそらく平安ネイティブになれると思ひます。

どんな分かりやすい参考書にも勝ります。というのも、この参考書のいいところは、「古文が好きになれる」と言うところです。 まず入門編を隅から隅まで読みましょう。読み終わった頃には古文やってみたくて仕方ありません。(本当です) センター古文5点の僕もなんとかなりましたのでやる価値は大いにあります!!

最初のやつは寝る前に読み 問題編はセンター対策の合間にやった 古文本当に嫌いだけどこれは解説がいい 有名作品ばっかだし

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古文の背景知識

古文の背景知識は、軽視する受験生が多いですが、得点に結びつく重要な分野です。なぜなら、当時の常識を知っていることで読解の質が向上するからです。

古文の問題は、『ハリーポッター』シリーズの全7冊の中から、1つの章が問題として抜き出されているようなものです。仮に、『ヴォルデモートとハリーが最終決戦をしている場面』の文章が入試当日に出たとしましょう。映画を既に見ていたあなたは、話の内容も、魔法使いの戦い方も理解しているため、内容を忘れてしまっていたとしても理解度が高い状態で読み進めることが可能です。しかし、仮にあなたが初めて『ハリーポッター』シリーズのこの場面を読んだ場合、どんな背景で二人が戦っているのか、どうすれば戦いに勝てるのかがわからないでしょう。このように、『知っている』ということは内容の理解に大きな影響を与えます。古文の背景、当時の常識を『知っている』ことで内容を理解しながら、余裕を持って設問に答えていくことが可能になるのです。

『マドンナ古文常識217 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)』
 
自分の気に入った1冊を使用して古文の時代の背景知識を頭に入れましょう。また、頻出の『竹取物語』『大鏡・今鏡・水鏡・増鏡』『源氏物語』などは大枠のストーリーを頭に入れておくと読解がスムーズになります。インターネットで和訳を見つけることができるので、読んで内容を知っておきましょう。古文は、英語と違ってネイティブが存在しない言語なので(現代で藤原氏に会うことはできません)、出題されるストーリーが増えることはありません。大抵の場合は、頻出の物語の異なる場面を問題にしています。ストーリーを把握して、試験で高得点を叩き出しましょう。

参考書名
マドンナ古文常識217

この本の6つの構成を書いときます。 ・殿上人よ、何を求める ・蔵人、天皇の前で大へまをかます ・著者、たまプラーザで垣間見されランチへ ・著者、十六夜月の下での淡い新手枕エピソード ・著者、多摩川に牛車で突入 ・著者、五十の賀で大号泣する 参考までに。

これがいいのは暗記しようと頑張る必要があんまりないこと。5周くらい読んだら、勝手に頭の中に入ってる。(漢字の読み方は覚えよう)

暇さえあれば読んでます! わかりやすいし、読んでて楽しい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝♡

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この記事を書いた人
早稲田大学文化構想学部卒業。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。英国ロンドンのUCL Institute of Educationに在学中です。

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