【センター化学】満点取れる参考書・問題集と慶應生の勉強法を解説

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はじめに

理系受験生のなかには、二次対策のみならずセンター試験レベルでも化学の問題が解けなくて悩んでいる人が居るかと思います。
「覚えることが苦手で…」
「似たようなものが多くて覚えられない」
「時間が足りない」
というような理由があなたにもあるのではないでしょうか。
私も化学より物理、物理より数学のほうが得意で覚えることは苦手でした。化学式や溶液の色などをごちゃ混ぜに覚えてしまい模試では全く点数につながらずイライラ…
このままでは点は伸びないままだと思い、どうにかして覚えなければと考え、化学ではある程度の暗記は仕方ないと割り切って暗記方法を変えました。化学式や物質の性質を丸暗記のみで覚える方法から、単語帳を利用した暗記と問題を解きながら分らない部分を調べる方法を組み合わせることにしました。
するとだんだんと解けるようになり、最終的にはセンター試験で満点を取ることが出来ました。

もしあなたが今センター化学に苦戦していたとしても、ここで効率の良い勉強法を押さえれば満点を狙うことも十分に可能です!この記事では、あなたがセンター化学で満点をとるための勉強法を伝授します。

私の覚え方~化学編~

まずは受験本番まで私がしていた覚え方を紹介します。

丸暗記だけでは知識が抜ける!

あなたが化学の勉強をして模試に臨んだ時、模試の試験時間中に、
「あれ、炎色反応で赤色になる物質はLiとCuのどっちだっけ?」
「アンモニアソーダ法の左辺の係数は何だっけ?」
「アセトンって何だっけ?」
というようにド忘れをしてしまうという経験したことありますよね。ド忘れはみんなが経験することです。
これは、化学の複雑な知識を丸暗記してしまっていることが原因の一つに考えられます。高校3年生になるまで部活で忙しく勉強できなかった人にとっては、高校1,2年生で習う内容も高校3年生で覚えなくてはいけないため、丸暗記してしまう人もいるのではないでしょうか。
英単語のように、単語帳で意味を丸暗記しても長文を読むときには意味を忘れてしまうことと同じです。
炎色反応やイオン化傾向は有名な語呂合わせもあり、覚えられている受験生も多いと思いますが、数個の化学反応式を組み合わせて算出されるアンモニアソーダ法の化学反応式や、無機化学での物質固有の特色、有機化学での構造決定に欠かせない官能基の性質などはどうしても忘れてしまいます。
そこで丸暗記だけでなく、別の方法と組み合わせて覚えればいいんだと思いつきました。

調べよう!

私が思いついたのは、問題に取り掛かっていて分らないことがあれば、

①「図録・図説ですぐに調べる」 
②「参考書の各単元まとめページを見る」 
③「問題集の答えを読む」

の3つを実行することです。
「すぐ」の目安は「1分」です。「1分」考えて分らなければこの3つの上から順に実行しましょう。
数学・物理と違い、化学は長時間悩んで解法を編み出すものではなく、直感的にどの公式や化学式を使うのかを判断し計算する科目なので、悩んでいる時間をなるべく短縮したいという理由があります。

最も大切なのは①「図録・図説ですぐに調べる」ことです。
②や③と違い答えを見るのではなく、「調べる」という行為だからです。
英語で長文を読みながら分らない単語を調べると、復習した後に単語の意味が定着しやすいのと同じで、「図録・図説で調べる」ことにより、自分で調べた情報は定着しやすくなります。また、欲しい情報だけでなく物質の写真や実生活での利用方法など多くの知識が同時に身に付きます。

②の「参考書の各単元まとめページを見る」ことは、問題を解くためのヒントを得るイメージです。ヒントをもらいながら実際に手を動かして計算することで間違えた問題そのものが記憶に残りやすくなり、その問題で使われた知識全てをまとめて覚えられます。

最終手段が③「問題集の答えを読む」になります。
重要なのは今問題を解けることではなく「次回できればいい」ということ。
「本番までに」ではなく、「次回」です。こうやって隙がない勉強をしていくことによって、本番での満点に近づくことができます。
問題集の解説をしっかり読み、問題を解いたノートとは別にもう1冊ノートを用意し、自分が知らなかった知識や考え方、化学式などをそのノートに書き込みます。日付、問題集名、ページと問題番号も記しておきましょう。このノートには③だけではなく①・②から得た知識も細かく書き込んでいきましょう。また、問題集にも分らなかった問題には印をつけておきましょう。

ノートに書き込む作業はめんどくさいですが20問分程貯まってくると、自分が知らなかった知識のまとめ本のようになり、50問、100問と増えていくうちに自分だけの参考書になります。このノートを毎日パラパラめくって目を通すだけでもかなりの復習になり、これまで自分が学んだことの忘却を防いでくれます。

当たり前を増やしていこう

ノートにこれまで学んだことを書き貯めていき、毎日目を通すことで知らなかった知識が自分の中で当たり前になってきます。知らなかった知識を「当たり前の事実」にしていく。これが定着させるということです。
ダイヤモンドはとてもキラキラしていますが、構成物質は鉛筆の芯を構成している炭素と同じですね?見た目は全く異なるので知った当初は驚いたと思いますが、化学を少し勉強したことある人にとっては「当たり前の事実」です。
こうやって当たり前を増やしていくことで忘れない知識ができあがっていくのです。

化学式・化学反応式って覚えにくい

化学式・化学反応式って覚えにくいですよね。私も丸暗記だけで覚えていた時は本当に苦労しました。
丸暗記と調べる方法を組み合わせて勉強する時に、まずは問題文をしっかり読みます。
するとどういう流れや目的で物質が反応させられるのかわかり、①「図録・図説で調べて」、実際に反応させている様子や工場の様子を見ることで視覚的にも記憶できます。

物質の性質は混同しやすい

物質の性質は、本当に混同しやすくなっています。
丸暗記で字面だけ覚えるのではなく、①「図録・図説で調べる」ことで色や臭い、その物質の特殊な性質を用いた加工品等をまとめて目にすることで視覚的に覚えていきましょう。
図録・図説は毎日眺めるだけでも効果があります。

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理系国立受験にオススメの参考書・問題集を紹介します!

私が実際に使用していた参考書や問題集を紹介します。

【化学には欠かせない!】『視覚で捉えるフォトサイエンス化学図録』

「図録・図説で調べる」勉強法には欠かせないのが『フォトサイエンス化学図録』です。
カラー写真やイラストで物質の性質・利用方法などをまとめているため、タイトル通り視覚的に知識を増やすことができます。

参考書名
改訂版視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録

学校で買わされる教材の中で最も使える受験参考書 化学使わない友達からもう1冊貰って、切り取ってトイレに貼りまくりましょう。自分はコロイドをトイレでしか学んでいません これで無機は完璧になります

フルカラーで写真もたくさん載ってるし、説明もわかりやすくて化学苦手な人こそ見てほしいです! 単に資料集としても使えるし、参考書としての役割もしてくれます 模試会場、受験会場まで持って行って読んでいました笑

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【万能参考書!】『セミナー化学』

まずは万能参考書、『セミナー化学』の紹介です。
簡単な問題から良問、更には難問まで収録されており、丁寧すぎるほどの解説がついています。各単元ごとに作られた基本事項まとめページも分かりやすく、国公立理系学部を目指すなら最初から最後まで完璧にマスターしてほしい一冊。3周程解くと一通りわかるようになります。
セミナー化学を完璧にするだけでセンター試験は8割以上取れます。

参考書名
セミナー化学基礎+化学

ここが落ち着くんです

ツッコミ「どうもーどうも 乳酸ですー」 ボケ&ツッコミ「お願いしますー ありがとうございますー」 ツッコミ「あーありがとうございますー ねっ 今、ナイロン66をいただきましたけどもね」 ボケ&ツッコミ「ありがとうございますー」 ツッコミ「こんなん なんぼあっても良いですからね」 ボケ「一番良いですからね」 ツッコミ「ねー有り難いですよ ほんとにね」 ボケ「入れておきましょう」 ツッコミ「ゆーとりますけどもね」 ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 好きな化学の参考書があるらしいんやけど」 ツッコミ「あっ そーなんや」 ボケ「その名前をちょっと忘れたらしくてね」 ツッコミ「化学の参考書の名前忘れてもうて どうなってんねそれ」 ボケ「でまあ色々聞くんやけどな 全然分からへんねんな」 ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね おかんの好きな参考書 ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」 ボケ「あのー赤くて少し厚めで 学校で配られるやつやって言うねんな」 ツッコミ「おー セミナーやないかい その特徴はもう完全にセミナーやがな」 ボケ「セミナーなぁ」 ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」 ボケ「でもこれちょっと分からへんのやな」 ツッコミ「何が分からへんのよー」 ボケ「いや俺もセミナーと思うてんけどな」 ツッコミ「いやそうやろ?」 ボケ「オカンが言うには 入試前日もそれで良いって言うねんな」 ツッコミ「あー ほなセミナーと違うかぁ 入試前日がセミナーでええ訳ないもんね」 ボケ「そやねん」 ツッコミ「セミナーはな 網羅しすぎて前日で終わるような量じゃないのよ」 ボケ「そやねんな」 ツッコミ「な? セミナー側もね 最後の参考書に任命されたら荷が重いよあれ」 ボケ「そやねんそやねん」 ツッコミ「セミナーってそういうもんやから ほなセミナーちゃうがなこれ」 ボケ「そやねん」 ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」 ボケ「なんであんなに 万華鏡推してるか分からんらしいねん」 ツッコミ「セミナーやないかい パッケージにかいてる万華鏡むちゃくちゃデカイんやからあれ でも俺はね あれは教会の色付きガラスやと睨んでんのよ 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」 ボケ「まあねー」 ツッコミ「ほんであれよー見たらね ケイ素含まれてるのわかんねん 俺は何でもお見通しやねんから セミナーやそんなもんは」 ボケ「分からへんねんでも」 ツッコミ「何が分からへんのこれで」 ボケ「俺もセミナーと思うてんけどな」 ツッコミ「そうやろ」 ボケ「オカンが言うには 朝7時からやっても全然良いって言うねんな」 ツッコミ「ほなセミナーちゃうやないかい 早朝からセミナーやったら 頭いってまうもんね セミナーはねー 深夜の極限状態やからやってられんのやで」 ボケ「そやねんそやねん」 ツッコミ「な? それやってるうちにだんだん眠くなってくるから 最後ちょっとだけ残してまうねんあれ」 ボケ「そやねんそやねん」 ツッコミ「そういうカラクリやからあれ」 ボケ「そやねんな」 ボケ「んでオトンが言うにはな」 ツッコミ「オトン?」 ボケ「重要問題集ちゃうか?って言うねん」 ツッコミ「いや絶対ちゃうやろ もうええわー」 ボケ&ツッコミ「ありがとうございましたー」

センター対策には役立つと思います ただ問題の難易度は易し目であるため、定期考査(高校による)や二次試験の対策には当たり前ですが向いていません 前回バカ真面目にセミナーをやって定期考査を受けましたが、セミナーで対策できるような問題はほぼなく無事赤点を取り絶望しました だから僕はセミナーが嫌いです

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【良問多数!】『重要問題集』

次に紹介するのはかなり力が付く問題集、『実戦 化学重要問題集』です。
こちらは大学入試で実際に使われた良い問題を集めている問題集で、1周目はほとんどできなくても大丈夫です。2周目・3周目とできる問題を増やしていきましょう。この問題集をやり込むことで復習用のノートに多くの知識や考え方が書き込まれていきます。

参考書名
化学重要問題集ー化学基礎・化学 2017

基礎ができたあとに手にするであろう問題集。 標準問題から応用問題まで幅広く乗っており、程よい問題数で手が付きやすい。このレベルまで完璧にすれば今の東工大でも十分対応できる。 化学はパターンが決まっているので、この問題集の応用までしっかり出来てしまえばセンターも9割以上は確実に取れる。

入試化学の有名な問題や、他の問題に応用できるような問題を揃えてあります。 教科書やセミナーなどで基礎知識や計算を固めたら使うといいと思います。 旧帝大クラスを狙うなら、B問題までやったほうがいいです。 特に、結晶の構造、反応速度、化学平衡、構造決定などの選問がいいと思いますが、酸化還元、電池はイマイチな感じがします。 とても使い易いと思います。

センター化学レベルならここまでやっておけば満点取れる(レベルの解き方は身につく。僕はミスりましたw) 最初は結構間違えると思うので何回かとくべき。あと解説は薄めなので何らかの参考書を用意しておくべき。

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【傾向を研究しよう】過去問

最後に過去問です。過去問に関しては、自分にとって分かりやすい解説が載っているものを選んでください。センター過去問、二次過去問ともにです。問題集や参考書、過去問で最も大事なのは解答解説です。

参考書名
赤本611 センター試験過去問研究 化学

単元別注意点

ここからは単元別に注意することを見ていきましょう。

理論

大問1、大問2で問われるのが理論化学の分野です。
大問1では、物質の構成、原子の構造、溶液の濃度、気体、化学変化の量的関係、身のまわりの物質、元素の周期表などの単元から出題されます。言葉の定義や基本事項の確認問題が多いものの、身の回りの物質や事柄についての問題など意表を突いてくる問題もあります。
用語の定義や周期表などに、細かい注意を払って勉強しましょう。
大問2では、熱化学、化学平衡、電気分解、酸化還元反応、酸・塩基反応などの単元が多く出題されます。化学反応式を用いる代表的な分野からまんべんなく問題が作られています。計算問題が多いですが、基本的な反応式が用いられるため、しっかり勉強していれば高得点が取れる分野になっています。

無機物質

最も点を落としやすい問題が大問3、無機化学となっています。無機物質の性質についての問題が多く、教科書の細かい部分に書かれていることまで選択肢として登場します。
物質の性質についての問題が多いということは、「図録・図説で調べて」得た色・利用方法・特性などの知識が最も役立つ場面です。受験勉強というよりは興味を持って知識を得る雑学に近いかもしれません。
満点を狙う場合であれば、一つでも知らないことがあってはいけません。
また、満点ではなく8~9割を狙うとしても1問3~4点の配点なので、ここで失点すると痛手になります。「図録・図説で調べて」多くの知識を頭に入れましょう。皆さんが持っているスマートフォンなどで検索してみるのもいい視覚的な覚え方です。

有機化合物

二次試験では難しい分野とされている有機化合物に関する問題ですが、センター試験では選択肢が用意されているため、構造決定などの問題はあまり難しくはありません。むしろ言葉の定義や実験装置の知識問題などで足をすくわれることが多くなります。
基本的に有機化合物を勉強するときには、物質の化学式をしっかりと書いて構造決定の問題に取り組みましょう。流れで多くの物質の化学式を覚えることができ、効果的です。

合成・天然高分子有機化合物

合成・天然高分子有機化合物は、身のまわりの物質と絡めて出題されることが多い問題です。また、高分子とはいえ物質を構成する官能基は上述の有機化合物と変わりはないので、比較的勉強しやすい分野ではないかと思います。有機化合物の延長として捉えてください。

この記事を書いた人
慶應義塾大学 理工学部に通っています。1人旅が趣味で、得意科目は数学と英語です!

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