【最重要 助動詞5選】英語の助動詞が一目で分かるイメージ解説

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助動詞willのイメージ

さっきの表からwillは〈意志・意向〉のイメージでしたね。この〈意志・意向〉は〈未来〉に向かっているものです。そのイメージを持ちつつ以下の3つの意味を見ていきましょう。

助動詞【will】推測(たぶん〜だろう)

まずは「推測」です。「推測」とは「話し手が考えたこと」で事実ではありません。これは自分のことだけでなく他の人に対する「推測」にも用いられます。

・ I will be late because train is late.(電車が遅れているから私は多分遅れるだろう)
・He will go there tonight.(彼は今夜あの場所へ向かうだろう)

助動詞【will】意志(〜するつもりだ)

これはイメージのままですね。

・I will do my best in this match.(私はこの試合で全力を尽くすつもりだ)
・He won’t say anything.(彼は何も言おうとしない)

助動詞【will】依頼(〜くれませんか?)

最後に依頼です。これは疑問形の時のみです。しかし疑問形がすべて「依頼」の意味になるとは限らないので注意です!

・Will you open the window?(窓を開けてくれませんか?)〈依頼〉
・Will you go to the party tonight?(今夜のパーティに行くつもりですか?)〈意志〉

助動詞would

willに似たような助動詞としてwouldが挙げられます。
wouldは「①willの過去形としての助動詞」か「②willより控えめで丁寧な助動詞」として用いられます。

①willの過去形としてのwould
・He won’t say anything.(彼は何も言おうとしない)
  ⬇
・He wouldn’t say anything.(彼は何も言おうとしなかった)

②willより控えめで丁寧なwould
・Will you open the window?(窓を開けてくれませんか?)
  ⬇
・Would you open the window?(窓を開けていただけますか?)


【まとめ】
・willは〈未来〉に向けた〈意志・意向〉
・意味は大きく分けて「推測・意志・依頼」
・wouldは「willの過去形」か「willより控えめで丁寧」

助動詞canのイメージ

次に助動詞canです。これはさっきの表より〈潜在性〉のイメージですね。〈潜在性〉とはポテンシャルと言い換えたほうがわかりやすいと思います。このイメージを持ちながら、意味を見ていきましょう。

助動詞【can】能力・可能(〜することができる)

「能力」とは「知識や技術を持ち合わせた上の可能」であり「可能」とは「状況などからみた可能」のことです。なので両方とも頭で考えたことであるものの、きちんとした根拠があります。これはポテンシャルのイメージそのままですね。

・He can speak French.(私はフランス語を話すことができます)〈能力からみた可能〉
・I can go home early tonight.(今夜は早く帰ることができる)〈状況からみた可能〉


【canとbe able toとの違い】
canとbe able to、両方とも「可能」の意味で「〜できる」という訳になりますが、何が違うのでしょうか?この答えは[意味においてほとんど違いはない]ということです。なので基本的にはcanを使いましょう。そうしたらどこでbe able toを使うんだ!と思いますよね。さっきの助動詞のルールの③を思い出して見てください。ここでピンときたあなた、鋭い。そうです、「助動詞は続けて使うことができない」のです。こんな時にcanの代わりとなるのがbe able toなのです!

「すぐ英語が話せるようになるだろう」という日本語を英訳してみましょう。ここでは推量のwillと可能のcanを並列したいとこですが、それができません。
✕You will can speak English soon.
◯You will be able to speak English soon.
このようにbe able to はcanの代わりになることができるのです!

この「能力・可能」のcanの過去形が[could]になります。
そしてbe able toの過去形が[was able to]です!

・I could speak French.(私はフランス語を話すことができた)
=・I was able to speak French.

助動詞【can】許可(〜してもよい)

肯定文だと許可、否定文だと禁止、疑問文だと相手の許可を求める文となります。

・You can enter the library if you have your student card.(学生証を持っていれば図書館に入れます)
・You can't eat or drink here.(ここは飲食禁止です)
・Can I borrow a pen?(ペンを借りてもいいですか?)

*最後のような相手の許可を求める疑問文に対する答えは以下のようになるので注意です!
「はい、どうぞ」:「Of course / Yes, please / Sure」
「無理です」:「I'm afraid you can’t / I’m sorry you can’t」

助動詞【can】依頼(〜してくれませんか?)

「依頼」は「Can you〜?」の形で用いられます。「Can I 〜?」だったらさっき出てきた許可を求める疑問文となります。

・Can you open the window?(窓を開けてくれませんか?)

これはwillの「依頼」の意味と同じですね!そしてwillにとってのwouldと同じように[could]はcanよりも丁寧な表現として用いられます。

・Could you open the window?(窓を開けていただけますか?)

助動詞【can】可能性(〜はありうる)

最後に「可能性」です。肯定文だと「〜はありうる」、否定文だと「〜はありえない」、疑問文だと「〜はありえるだろうか?」という意味になります。

・He can make mistakes.(彼だって間違えることはありえる)
・He can’t make mistakes.(彼が間違えるなんてありえない)
・Can he make mistakes?(彼が間違えるなんてありえるだろうか?)

理論的にありえることを表すcanに対して、話し手がありえるかもしれないと思ったことには[could]が用いられます。より小さな可能性と考えていいですね。

・The man could be my father.(あの男の人は私の父かもしれない)〈可能性低め〉

助動詞could

canに混ざって時々登場したこのcouldですが、ここでまとめておきます。
・「能力・可能」の過去(〜できた)
・「依頼」の丁寧版(〜していただけますか?)
・より低い「可能性」(〜かもしれない)


【まとめ】
・canは〈潜在性〉のイメージ
・意味は「能力・可能」「許可」「依頼」「可能性」
・couldは能力の過去、依頼の丁寧版、より低い可能性

助動詞mayのイメージ

上の表からmayは〈可能性〉のイメージです。canに比べて漠然とした、弱い意味です。ほんわかしてるイメージですね。意味を見ていきましょう。

助動詞【may】許可(〜してもいい)

これは疑問形(May I 〜?)になると相手の許可を求める表現「〜してもよいですか」になり、否定形(may not)だと不許可「〜してはいけない」になります。肯定文だと目上の人が許可を与える表現になります「〜してよろしい」。

・You may go now.(行ってもよろしい)
・May I go now?(行ってもいいですか?)
・You may not go now.(行ってはならない)

助動詞【may】推量(〜かもしれない)

ここではmayに加えてmightも全く同じ「〜かもしれない」という意味になります。少しmightのほうが可能性が低いイメージですね。

・It may rain tonight.(今夜雨が降るかもしれない)
≒・It might rain tonight.


【canとmayの違い】
canとmayは可能性や推量において意味がかぶっていてわけがわからないですよね。ここでの違いはだた一つ、「理論的であるかないか」なのです。canは理論的な推量、mayは話し手が考えた推量なのです。

私の勝手なイメージとしてcanはしっかりもの、mayはほんわか系なイメージです。

①The man can be my father.
②The man may be my father.

①も②も「あの男の人は私のお父さんかもしれない」という意味ですが、①は「今お父さんの会社の近くにいて、お父さんに会うこともありえる」という理論からの可能性、推量です。②は特に根拠もなく「あーあの人お父さんに似てるな」と思った上での可能性、推量なのです。

しかし!大学受験においてこの違いを問う問題などまず出ません。なのでここでcanとmayの違いやらにこだわっていてもあまり意味がないのです!なので気にしなくてOKです。このようなネイティブ的な使い分けなどは英文をたくさん読んでいくうちに自然と感覚が掴めてくるものです。なので焦らずに放っておきましょう。
今助動詞の勉強としてやってほしいのは【たくさんの英文を読む】それだけです。


【まとめ】
・mayは〈可能性〉のイメージ
・意味は「許可」「推量」
・canとの違いは“ユルさ”

この記事を書いた人
いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。3月末から海外逃亡を決意しました。

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