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強調とは?強調構文の作り方や見分け方など徹底解説!

はじめに

英語の「強調」って他の分野に比べてページ数も少ないし、あんまり重要じゃないのかな?
そう思って英文法の中で「強調」の分野をおろそかにしていませんか?

他の大事な英文法に比べて、「強調」は文法問題で問われることは少ないかもしれません。
しかし、英語の「強調」は長文でよく出る文法事項なのです!

また「強調」という名前にあるように長文の中で出てくる強調は、筆者が強調したいことであり、重要な文であることが多いのです!なので英語の強調を知っておくだけでそのようなポイントをおさえることができるのです。

「強調」の分野をマスターするだけで英語の長文を読む力がグッとアップするかもしれませんよ!

英語の強調とは?強調には2種類ある!

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まずお話したいのは英語の「強調」には
①語句を加えることによる強調
②「強調構文」という枠組みに当てはめることによる強調
の二種類があるということです。

①の強調イメージ

①のイメージは、
「君にもらったチョコレート、美味しかったよ。」
  ⬇
「君にもらったチョコレート、“すっごく”美味しかったよ。」
このように“すっごく”という語句を加えることによって、普通の文から強調をした文に変えることができます。

②の強調イメージ

②のイメージは、
「昨日ナンシーからチョコレートを貰ったんだ。」
  ⬇
「僕に昨日チョコレートをくれたのは、、、、“ナンシー”だったんだ。」
このように文を並び替えることによって、“ナンシー”を強調することができます。

このように強調には「①ある語句を加えることによる強調」と「②文全体を並び替えることによる強調」があるのです!
強調のイメージはついたでしょうか。次から①、②と詳しく説明していきますね。

①特定の語句を加えることによる強調

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まずはじめに「①特定の語句を加えることによる強調」を説明したいと思います。ここには「動詞の強調」と「名詞の強調」の2種類があります。

動詞を強調

do(did)を使った強調

まずこの例文を見てみましょう。

・I called you this morning.(私は今朝あなたに電話をかけたよ。)
しかし電話をかけたのにも関わらず相手が爆睡していて、電話に気付かずに授業をサボってしまったとしましょう。そこで相手はあなたが本当に電話をかけてくれたのかを疑ってかかります。そんなときに「本当にかけたんだよ!」と強調して言ってみましょう。

・I “did” call you this morning.(私は“本当に”今朝あなたに電話をかけたよ。)
このように「電話をかけた」という動詞を強調したい時、動詞の前に「do」を置くことで強調することができるのです!ここでは「do」で強調したい動詞が過去形なので「did」になります。この強調の「do」はニュアンス的には今風の「マジで」のようなものだと思ってください。「マジで電話かけたって!」みたいな。もちろん和訳問題では「マジで」はだめですよ。「本当に」で訳しましょう。

doesを使った強調

またこの例文を見てください。

・The teacher calls you.(先生があなたのことを呼び出してるよ)
朝サボったことを怒っているのでしょうか。ここでも相手はあなたの言うことを疑います。先生が呼び出してるなんてはったりじゃないの?って。そんなときに「本当に呼び出してるんだよ!マジだよ!」と強調して言ってみましょう。

・The teacher “does” call you.(先生は“本当に”あなたを呼び出しているよ。)
このようになるのです。そしてここでも「do」で強調したい動詞が三人称なので「does」になります。このように、強調の「do」は、それが強調したい動詞(ここでいうcall)の形によって変化します。そしてその動詞(call)は原形に戻ります。

call→do call
called→did call
calls→does call

☆動詞を強調したい時は強調したい動詞の前に「do」をつける!
  →この「do」は「did」や「does」にもなる

名詞を強調

次に名詞を強調する時です。まずこの日本語を見てみましょう。
「そのおにぎり、ちょうど食べたかったんだ!」
そのおにぎりが鮭だったとしましょう。その人はこんぶでもおかかでも卵かけご飯風でもなく、鮭おにぎりが食べたかったのです!そして誰かが買ってきてくれたのでしょうか、その人は大喜びでそう言ったのです。
・This is the very rice ball I’ve wanted to eat.
     (これこそまさに私が食べたかったおにぎりだ!)

このように他のどれでもなくまさにそれ!という表現をしたい時に、その名詞の前に「the very」をつけることで強調することができるのです。

☆名詞を強調したい時は名詞の前に「the very」をつける!

②文全体を並び替えることによる強調【強調構文】

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強調構文

次に「②文全体を並び替えることによる強調」についてお話します。まずこの例文を見てください。

・Tom caught a Tsuchinoko in Yoyogi park yesterday.(トムは昨日、代々木公園でツチノコを捕まえた)
びっくりですね。これをある文の型にあてはめて強調していくのです。まずその文の型から紹介していきます。この型は一般的に「強調構文」と呼ばれます。

強調構文の作り方

It is [ ★ ] that〜.(強調構文)

この[★]の部分に強調したい部分を入れることで、強調することができちゃうんです!百聞は一見にしかず、どんどん当てはめていきましょう。まずは「ツチノコ」を強調してみようと思います。

・Tom caught a Tsuchinoko in Yoyogi park yesterday.

・It was a Tsuchinoko that Tom caught in Yoyogi park yesterday.(トムが昨日代々木公園で捕まえたのは、ツチノコだった)

このようになります。元の文から「ツチノコ」だけを引っ張り出して[★]に入れて、残りをthat以下につけるだけなのです。単純ですね。
☆そして過去のことなので「it was 」になっています。注意してほしいのは強調構文で 「it was」になっても後の動詞は過去のままということです!時制の一致ですね。
☆また[★]に入れることができるのは、主語・補語・目的語となる名詞や代名詞、副詞の働きをする語句です。なのでこの例文では「Tom」「a Tsuchinoko」「in Yoyogi park」「yesterday」ですね。

強調構文の注意点

ここでどうして「Yoyogi park」じゃなくて「in Yoyogi park」なの?と思いますよね。それでは「Yoyogi park」だけを[★]に入れてみてください。
・Tom caught a Tsuchinoko in Yoyogi park yesterday.
  ⬇
✕It was Yoyogi park that Tom caught a Tsuchinoko in yesterday.
見ての通り「in」が迷子になってしまってますよね。迷子にならないためにもきちんと「in Yotogi park」にしてあげましょう。
・Tom caught a Tsuchinoko in Yoyogi park yesterday.
  ⬇
◯It was in Yoyogi park that Tom caught a Tsuchinoko yesterday.  (トムが昨日ツチノコを捕まえたのは、代々木公園だった)

また残りの「Tom」と「yesterday」も強調構文に当てはめてみましょう。
・It was Tom that caught a Tsuchinoko in Yoyogi park yesterday.
 (昨日代々木公園でツチノコを捕まえたのは、トムだった)

・It was yesterday that Tom caught a Tsuchinoko in Yoyogi park.
 (トムが代々木公園でツチノコを捕まえたのは、昨日のことだった)


【強調構文まとめ】
☆型は「it is ★ that〜.」
☆「it was」になっても後に続く動詞は過去形のまま!(時制の一致)
☆前置詞などは迷子にならないよう、一緒に★に入れる。

強調構文の見分け方

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「it is〜that」の型は強調構文だけでなく、他の構文でも使われることがあります。なので和訳問題などが出題された時、強調構文だとわかることが重要となります。このような“見分け”は入試の和訳問題などでもよく出されるので注意です!
まず「it is〜that」の型になる三種類を紹介していきます。
①代名詞のit
②形式主語のit
③強調構文

①代名詞のit

代名詞のitとは前の文などで出てきた名詞をitで言い換えているものです。これは②③とは異なり「it」を「それ」と訳すことが許されます。
I went to a concert yesterday. It was really nice.
(私は昨日コンサートに行きました。それはすっごく良かったです。)

②形式主語のit

形式主語のitとは、文をすっきりさせるために用いられているものです。まずこの日本語を見てください。
「マリが旅行に来れないのは残念だ」
一見するとこの文の主語は「マリが旅行に来れないこと」になりますよね。しかし英語ではこのように主語が長くなることを嫌います。なんか頭でっかちですよね。こんな時に使われるのが形式主語のitなのです。
  ⬇
・It is a pity that Mari can’t join our trip.
ここでは形式主語のitを使って、「マリが旅行に来れないこと」を後ろにまわしています。こうすれば頭でっかちにならないですよね。このような時にも「it is〜that」構文が使われるのです。また形式主語構文のit isの後には形容詞や名詞がきます。

③強調構文

強調構文についての説明はさっきしたので割愛しますね。

①②③の見分け方

さて、ここで問題になるのは「形式主語構文と強調構文をどのように見分けるか?」ということなのです。

見分け方①「it is に続く語句に注目する」

それぞれ続く語句を確認しましょう。
形式主語のit:形容詞・名詞
強調構文:名詞や代名詞、副詞の働きをする語句
このように見分けをつけることができます。しかし問題はit isに続く語句が名詞の時ですよね。

見分け方②「that以下に注目する」

②It is a pity that Mari can’t join our trip.【形式主語構文】
③It was a Tsuchinoko that Tom caught in Yoyogi park yesterday.【強調構文】
ここでさっき出できた例文のthat以下に注目してみましょう。

②Mari can’t join our trip.【形式主語構文】
③Tom caught in Yoyogi park yesterday.【強調構文】
おわかりでしょうか?②の形式主語構文は文が成立しているのに対して、③の強調構文は「caught」の目的語がなくて、文が成り立っていないですよね。このように形式主語構文と強調構文の見分け方は「that以下の文が成り立つかどうか」なのです!成立すれば形式主語構文、成立しなかったら強調構文になります。強調構文においてthat以下が文として成り立たないのは、さっき強調構文の作り方で説明したとおり、「強調したい語句を引っこ抜いて、残りをthat以下につける」からなのですね。

【見分け方まとめ】
・it isに続く語句に注目
・that以下が成り立つかどうか
      成り立つ→形式主語構文
      成り立たない→強調構文

最後に

ここまで強調とは?というお話から、2種類の強調について紹介してきました。

強調において一番大事なのはやはり「強調構文」です。
和訳問題などで強調構文だと判断できるように普段から意識してみてください。

この記事がみなさんの勉強のお手伝いになれば嬉しいです!

下のまとめ記事も併せてチェックしてみてくださいね。

高校生必読!高校英語文法が驚くほどわかる45の記事を総まとめ

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この記事を書いた人
17045192?w=72
いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。3月末から海外逃亡を決意しました。

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