【合格英作文の例文】失点しない自由英作文の書き方と構成

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はじめに

受験生のあなた。"失点しない"英作文の書き方と英作文の"失点しやすいミス"を知っていますか?

この記事では、英作文・自由英作文の書き方を例文でどこよりも丁寧に解説します。英作文の勉強では、"失点しない"英作文の構成、英作文のテーマ、英作文のフレーズに関する知識に基づいた練習と、自分で書いた英作文の添削が欠かせません。また、英作文の参考書を有効に使用する方法を学ぶことも非常に重要です。

英作文の勉強に慣れていないあなたが、数ヶ月で英作文で高得点が出せるように、英作文のコツを全てこの記事にまとめたので、ぜひ読んで参考にしてみてくださいね!

英作文問題とは

大学受験の英作文問題は、「和文英訳問題」と「自由英作文問題」に大別することができます。
和文英訳問題は、与えられた日本語の文章を英語に直すタイプの英作文です。よく、高校の英語の中間・期末試験などでもたまに出題されるような英作文問題ですね!一方で、自由英作文問題は、与えられたテーマに対する自分の意見を、自由に記述するタイプの英作文です。例えば、「大学に在学中に留学することに賛成ですか、反対ですか」などのテーマが与えられ、150字から200字程度で自分の意見を述べる形式の問題です。

どちらのタイプの英作文問題も、大学受験英語の問題としては難易度が高い部類に入ります。なぜなら、センター英語試験のような選択式のテストと違って、英作文問題では自分で解答を「作り出す」必要があるからです。センター英語や一般入試の英語問題は、たとえ英語長文問題であっても、選択式の問題が大半です。つまり、極論を言えば、運が良ければ正解できます。みなさんも良く使っていると思いますが、選択式の問題には「消去法」が効きます。

しかし、英作文問題、特に自由英作文問題では、一から全ての解答を作らなければなりません。英作文問題の難易度が高い理由は、この「解答を自分で作る必要がある」点にあります。しかし、この種の難しさは、実は英作文の書き方を対策することで、意外に簡単に克服することができます。得点が取れる構成の英作文が書けるようになれば、後はミスの少ない、減点されない英作文を練習するだけで高得点が取れます。

英作文の問題で高得点を取るためには、英作文の練習をしっかりとすることが一番重要ですが、英単語や英文法、英語長文に比べて正しい勉強法を教えてくれる人や参考書が少ない分野でもあります。私自身も、IELTSという高難易度の英語試験でWriting(英作文)の勉強をしましたが、日本語のわかりやすい参考書がないので対策に苦労したことがあります。

英作文の練習で重要になるのは、「失点しない英作文の書き方」を勉強することです!
英作文の書き方を知らないで、自分流に英作文を書いていては、一向に英作文の実力は伸びていきません。むしろ、ミスの多い、失点しやすい英作文の書き方が身に付いてしまう可能性があります。特に、英作文の書き方の構成を練習しておかなければ、自由英作文問題では、英作文らしい英作文すら書くことができないでしょう。まずは英作文の構成をしっかりとおさえること、次に、構成に従った英作文の練習をたくさんすることが必要です。

しっかりと英作文の書き方を勉強し、練習によって自分なりの英作文の書き方・テンプレートを用意できた受験生は、ケアレスミスにだけ気を付けて英作文を書けば良いので、本番でも安定して高得点が出せるようになります。

是非、英作文の書き方と構成、失点しない英作文の書き方のコツを覚えてくださいね!

失点しない自由英作文の書き方のコツ

英作文では「点を取りにいく英作文の書き方」よりも「失点しない英作文の書き方」を習得することが重要です。大学受験の英作文問題で高得点を取るために、まずは英作文の採点基準を知りましょう!

英作文で「点を取る」ための大前提として、タスクレスポンスの概念を知りましょう!
タスクレスポンスとは、「タスク達成度(応答性)」のことです。「タスク達成度」ってなんだ?初めて聞いたぞ、と思いましたか?タスクレスポンスはきっと、多くの人はあまり聞く事のない言葉だと思いますが、TOEFLやIELTSなどの、日本で有名なTOEICという英語試験よりずっと難易度の高い英語試験の英作文対策には、必須の概念です。

英作文問題では「与えられた設問に適切に応答できているか」、つまり、タスクレスポンスが合否を分けます。簡単に言えば、英作文問題の「お題」に適切に返答するということであり、スポーツで例えれば、投げたボールを正確に的に目掛けて投げるということです。

例えば、早稲田大学の政治経済学部では、以下のような自由英作文が出題されます。設問に注意して、実際の例題を分析してみましょう!

早稲田大学政治経済学部 2016年度 入試問題

この英作文問題では「日本で喫煙を違法にすべき」という意見について、「最低で2つの理由を挙げながら」意見(賛否)を論じることが求められています。高いタスクレスポンスを達成する=英作文の設問に適切に応答するためには、設問をしっかりと読み込むことが必要です。この問題では、以下の2点に応答することが重要です。

①「喫煙を違法にするべきである」に賛成意見 or 反対意見を述べていること
② 2つ以上の理由を提示していること

もし「giving at least two reasons」の部分を見逃して、1つの理由しか提示をしなかった場合には、あなたの英作文は大きく減点されます。なぜなら「最低で2つの理由を挙げながら」という要求を満たすことができていないからです。また、「喫煙を違法にするかどうか」に対するあなたの意見を提示しなかった場合には、同様に大きな減点を受けることになります。設問では「agreeかdisagreeか」と問われているので、どちらかの意見を徹底して論じましょう。「どちらとも言えない」などの中道的な意見を述べるのではなく、設問の要求に従ってポジションをとることが重要です。

このように英作文の問題では、得点を得るための最低条件として、タスクレスポンス(タスク達成度)を意識した解答の作成に努めましょう。設問に適切に応答することができていれば、その英作文は「点数が取れる」英作文になっているはずですよ!自由英作文の対策では、特にこのタスクレスポンスを意識した対策を行うことが重要です。

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失点しない自由英作文のパラグラフ構成

大学受験英語の英作文問題では、「4パラグラフ構成」を基本に書くことをおすすめします。
もちろん、志望大学の英作文問題の形式に対応するべきですが、これからご紹介する基本構成を覚えておくことで、TOEFLやIELTSといった、TOEIC以上にハイレベルな英語試験でさえ通用するレベルの英作文が書けるようになります。それはつまり、より高いレベルの英作文に通用する「英作文の書き方」を知識として得たうえで、隙のない英作文が書けるようになるということです。

重要なことは、英作文の書き方の「構成」を理解しておき、設問の要求に合わせて構成や段落などを変えることです。志望校の英作文問題で、「1パラグラフで書きなさい」「◯◯字以内で書きなさい」などと指定があった場合には、それに合わせて4パラグラフ構成をアレンジしましょう。

きちんとした英作文の書き方の「構成」を知っておけば、どのような設問が出題されても「構成」を応用してハイレベルな英作文が書けるようになりますよ!

自由英作文の構成①:Introduction

自由英作文でまず一番に書くのは、「導入:イントロダクション」のパラグラフです。
このパラグラフでは、設問に対する自分の解答を簡潔に示すことが重要です。例えば、設問で「◯◯に賛成か反対か。あなたの意見を述べなさい」と要求されていた場合には、イントロダクションのパラグラフで「I agree with ◯◯」と書くことで、自分の意見のポジションを明確にしましょう!実は、英語では文章のはじめにハッキリと自分の意見を述べてしまうことが重要です。色々と理由を挙げてから意見を述べるのではなく、最初にハッキリと意見を提示することで、読みやすい文章になります。最初に意見をズバッと述べてしまうこと、これが英作文のコツの1つです。

このイントロダクションのパラグラフでは、設問の要求に簡潔に答えることを意識しましょう。

自由英作文の構成②③:main body 1・2

自由英作文のメインボディ・パラグラフには、「設問に対する自分の解答」の理由と根拠を示しましょう。
英作文のメインボディは、場合によって1パラグラフだったり、2パラグラフだったり、3パラグラフだったりします。メインボディの構成や数は指定の字数によってその都度調整しましょう。基本は2パラグラフだと考えて練習しておくと、イントロダクションのパラグラフで提示した意見を十分サポートする論述ができます。

メインボディは、自由英作文で最も重要な部分です。なぜなら、イントロダクションで提示したあなたの「意見」に説得力をもたせるためにあるのが、このメインボディだからです。従って、メインボディでは、あなたの意見を支える根拠を提示しなければなりません。英語で論理的なメインボディを書く「構成」を後でご紹介しますので、参考にしてみてください。

自由英作文の構成④:Conclusion

英作文の結論パラグラフでは、端的にあなたの意見・結論を提示しましょう!
このパラグラフでは、新情報は出さずに、あなたの意見のまとめを簡潔に行うことが重要です。イントロダクションで述べた意見のパラフレーズ(言い換え)を行いましょう。字数が余るのであれば、メインボディの要約を端的に加えるのもよいでしょう。コツは、スッキリとまとめること。ダラダラと欠かないことです。"In conclusion,"は汎用性のある表現などで、英作文の結論パラグラフでは、この表現から始めると良いですよ。このような、自分なりのテンプレートがたくさんあると、本番の英作文問題で余裕を持って、ミスが少ない英作文を書くことができます。

この記事を書いた人
早稲田大学文化構想学部卒業。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。英国ロンドンのUCL Institute of Educationに在学中です。

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