あなたは説明できる?未来完了形・未来形・未来完了進行形の違い

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はじめに

未来完了形と聞いてイマイチぴんとこないあなた。未来形と未来完了形との違いはわかりますか?

なかなか理解しにくい完了形ですが、この分野は大学入試において頻出文法です。そこでこの記事ではその「完了形」の中でも「未来完了形」に焦点を当てて、イメージを交えつつ解説をしていこうと思います。記事の中に「現在完了形」「過去完了形」の記事のリンクも貼っているのであわせてチェックしてみてくださいね。

未来完了形

未来完了形って?

「あなたが来るときには、宿題も終わっているでしょう。」
これを未来形(will)のみを使って英訳してみるとどうなるでしょうか。
✕I will finish my homework when you come.
これだと「you」が来ると同時に、宿題が終わるだろうともとれますよね。ここで表現したいのは「あなたが来るときには、すでに宿題は終わっていた」ということ、つまり・・・
【未来の一点で、その動作が完了していること】ですよね。

こんなときに使えるのが「未来完了形」なのです!
・現在、もしくはそれ以前から始めた動作が
・未来の一点で完了するということを表すのです。
「未来完了形」において、スタートは“現在”でなくても大丈夫です。「未来の一点」に注目するのでスタートの位置は関係ないのです。

未来完了形の形

未来完了形の形は〈will+have+p.p.〉になります。
現在完了形の未来形バージョンですね。have/hasの前に助動詞のwillがつくため、主語に関わらず形は〈will+have+p.p.〉になるのです。未来の一点においてスパっと切るイメージです。
先の例文を未来完了形を用いて英訳してみると、
◯I will have finished my homework when you come.   (あなたが来るときには、宿題も終わっているでしょう。)

未来完了形と未来形の違い

未来形と未来完了形の違いは先に少し述べたようにただ一つです!それは・・・【未来の一点において動作が完了しているかどうか】なのです。

以下の例文を未来形、未来完了形でそれぞれ訳してみましょう。
「もしもう一度その映画を見たら、私はその映画を3回も見たことになる」
①I will see the movie three times if I see it again.
②I will have seen the movie three times if I see it again.

①は「もし私がもう一度その映画を見たら、私はその映画を3回見るだろう」となり、その未来の一点(映画をもう一度見る)から話がオーバーして、もっと先の未来に向かっていますよね。これからあと3回見るようなニュアンスになってしまいます 。

それに対して②は「もしもう一度その映画を見たら、私はその映画を3回も見たことになる」となります。ここでは過去から2回その映画を見てきて、未来の一点(映画をもう一度見る)で見た回数は3回になり、話は“完了”していますよね。

未来完了形の用法

未来完了形の用法は現在完了形の未来バージョンです。
まず現在完了形に用法に自信のない方は以下の記事をチェックしてみてください?

現在完了形の3つの意味(完了,継続,経験)と頻出の副詞・前置詞

未来完了形の用法①完了・結果

まずは「完了・結果」です。これは未来のある時点における完了や結果を表すもので、「(その時には)〜してしまっているだろう」と訳します。これは現在完了形における「完了・結果」用法のそのまんま未来形ですね。例文を見てみましょう。

・I will have read this book by tomorrow.(明日までにはこの本を読み終えてしまうだろう。)

〈完了・結果でよく使われる副詞〉
already「すでに」, just「ちょうど」, not yet「未だに」など

未来完了形の用法②経験

次に「経験」です。これは未来のある時点までの経験を表すもので、「(その時には)〜することになる」などと訳せます。これも現在完了形における「経験」用法のそのまんま未来形ですね。例文を見てみましょう。
・If I go to Disneyland next week, I will have been there five times.(もし来週ディズニーランドに行ったら、私はディズニーランドに5回行ったことになる。)

過去のある時点(ディズニーランド1回目)から今まで4回ディズニーランドに行ったことがあり、来週もう一度行けば、その回数は5回になるということです。ここでなぜ「will have gone」ではなく「will have been」なの?と思った方は以下の記事の経験用法の項目をチェックしてみてください。

現在完了形の3つの意味(完了,継続,経験)と頻出の副詞・前置詞

〈経験でよく使われる副詞〉
never 「一度も~ない」, seldom = rarely 「めったに~ない」, often「しばしば」, sometimes「時々」, ever「かつて」, before「前に」, once, twice, three/four... many times 「〜回」など

未来完了形の用法③継続

最後に「継続」です。これは未来のある時点までの継続を表すもので、「(その時には)〜することになる」と訳します。「経験」用法の訳し方とあまり変わりません。
・He will have lived in Japan for three years next month.(彼は来月で日本に3年住んでいることになる。)
過去のある時点から彼は日本に住み続けており、来月でその年数がちょうど3年になる、ということです。

〈継続で使われる副詞〉
for ~ hours / days / month / yearsなど

この記事を書いた人
いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。3月末から海外逃亡を決意しました。

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