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asの用法④:関係代名詞の働きをするas
原級比較のas、接続詞のas、前置詞のasが理解できたら、最後に「関係代名詞の働きをするas」をマスターしましょう◎
既にご紹介した3つのasの用法に比べれば出題される頻度は少ないかもしれませんが、覚えておくと英文法と英語長文の問題への対応力が上がります。
苦手な人も多い関係代名詞ですが、asも関係代名詞と同様の働きをすることがあります。下記の例文を読んでマスターしましょう。
この例文では、asが関係代名詞のように、節の中で主語の働きをしています。つまり、「the same jacket was worn by the actress in the movie」の「the same jacket」の代わりとして機能しています。この英文を、見慣れた関係代名詞に置き変えると、「This is the same jacket which was worn by the actress in the movie. 」となります?
この用法では、「the same...as~(〜するのと同じ…)」「such...as~(〜するような…)」という表現で使われることが多いので、覚えておいてください。「such...as~」の表現は例えば、「 I want to paint such pictures as I see in museums.」のように使われます。
また、英語長文でよく出会うのが、「直前の節を先行詞とするas」です。こちらも例文でイメージを掴みましょう!
この英文では、asがwhichのように直前の節全体を先行詞として機能しています。
また、関係代名詞の働きをするasが節全体を先行詞とするとき、先行詞となる節よりも前に置かれることもあります。英語長文をたくさん読んでいると、こちらのパターンに出会うことも多いので、注意しておきましょう。
asを使った頻出表現
最後に、asを使った頻出表現をご紹介します。
英文法や英語長文の勉強をしていると、何度も目にする表現です。英文法問題や英語長文問題でよく出るわりに、知っていれば解ける問題ばかりが出題されがちなので、きっちり覚えて楽に得点を稼ぎましょう。
以下の頻出表現を覚えておくことで、英文法にも対応でき、英作文でも使える表現が増えると思います。是非頭のノートにメモしておいてください◎
これらの超頻出表現の他にも、「as a rule(一般に)」「as a matter of fact (実際のところ)」「as is often the case (大抵の場合)」などの表現も頻出です。上の6つの表現と一緒に覚えておきましょう◎
最後に
大学受験英語において、覚えておくべきasの用法は、
①原級比較のas
②接続詞としてのas
③前置詞としてのas
④関係代名詞の働きをするas
の4つでした。
これらのasの用法に加えて、as soon as possible, as far as, as long as, as ifなどの頻出表現を覚えておくことで、英文法でも英語長文でもしっかりと得点が取れると思います◎是非asの用法と頻出表現をマスターして英語の実力をぐんとUPさせてください!