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はじめに
「観光学部って何を学ぶの?」「最近聞くようになった」「なんか楽しそう!」
観光学部と聞くと、多くの方はこのように思うのではないでしょうか。観光学部は比較的新しい学部であり、近年では人気が高まっています。
この記事では、観光学部について「何を学ぶの?」「就職先は?」「観光学部がある大学は?」「偏差値は?」といった情報を紹介します!
学部の種類はたくさんありますが、観光学部の理解も深めつつぜひ学部選びの参考にしてみてください!
観光学部とは
最近人気の観光学部ですが、どのようなことを学び、学部生はどのような生活を送っているのでしょうか?ぜひ一読して学部選びの参考にしてくださいね!
観光学部は、現代社会においての“観光”の役割について研究する学部です。観光というと“旅行”のイメージが強いですが、視野を広くして見ると、
・観光地を訪れたことによる文化交流
・観光地域の経済の活性化
・観光客が楽しめるようなサービスの向上
・集客マーケティング(外国からの観光客を増やす事業を考える、いわゆるインバウンド戦略)
など、社会現象と深く結びつくのです。このような“観光”を様々な角度から研究するのが観光学部なのです。
また、立教大学が1998年に日本で初めて観光学部を開設しました。立教大学観光学部では
“フィールドを世界に拡げ リアリティに満ちた学びの場を提供する オンリー・ワンの観光教育”
を理念に掲げ、今なお絶大な人気を誇っています。以下の立教大学観光学部のHPのリンクも参考に、観光学部では何をするのか、調べてみてください。志願者速報のデータからは、他学部と比べてどれほど観光学部の人気があるかを知ることができます。
今ではいくつかの大学で観光学部やそれに類似した学部が設立され、国公立大学では和歌山大学、高崎経済大学、琉球大学が、私立大学では立教大学だけではなく、東海大学や玉川大学などが挙げられます。
そもそも観光(旅行)が好きだ、観光ビジネスに興味がある、なんて方はぜひ観光学部にチャレンジしてみましょう!
観光学部の学問分野
観光学部で扱う学問分野を紹介します。観光学は複数の学問分野から成り立っているので、意外と扱う内容は幅広いです。中でもメジャーなものをピックアップします。
観光経済学、観光政策・行政論、起業論、マーケティング論、経営戦略論、地域経済学、旅行産業論、宿泊産業論、ITビジネス論、環境営業法、地域開発論、環境・景観論、都市計画論など
経済、文化、マーケティング、地域など学問分野が多岐にわたっていますね。それほどまでに観光は奥が深いと言えそうです。大学にもよりますが、観光学の研究にあたっては、学年が上がるに連れて内容や専門性が定まってきます。
例えば立教大学では、1年生のときに観光概論や観光史といった必須科目を設置し観光学の土台を作り、2年から演習(ゼミ)活動がスタートします。そして3年では春にマナー研修、秋に経団連や観光業界でのインターンシップを行い実践的に観光に携わることになります。
他にも海外でのフィールドワークを行う早期体験プログラムやアカデミック・アドバイザー制度などが用意され、体系的かつ総合的に観光学を学ぶことができます。立教大学観光学部のさらに詳しい情報は以下のリンクを参照してみてください。
こういったカリキュラムは大学によって違うので、大学や学部の情報案内の確認を忘れないようにしてくださいね。
観光学部の主な学科
観光学部やそれに類似する学部には、どのような学科があるのでしょうか?
学科情報も隈なく調べることであなたの興味がある学問により近づくことができるので、ぜひチェックしてみましょう!
ここでは偏差値TOP3の大学を、国公立/私立と分けて紹介します。