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看護学部の就職先情報
【東京大学医学部 健康総合科学科看護学専攻】
No.1 看護職
No.2 その他
No.3 進学
東京大学医学部健康総合科学科 進路の実際(2012~2014)
【京都大学医学部 人間健康科学科看護学専攻】
No.1 就職(病院、企業、官公庁)
No.2 進学(大学院)
No.3 その他
【東京医科歯科大学医学部 保健衛生学科看護学専攻】
No.1 東京医科歯科大学附属病院 看護師
No.2 他病院・診療所 看護師
No.3 行政・公的機関 保健師
【大阪大学医学部 保健学科看護学専攻】
No.1 病院・保健所 看護師
No.2 進学(大学院)
No.3 企業・公務員(事務系)
【慶應義塾大学看護医療学部 看護学科】
No.1 慶應義塾大学病院 看護師
No.2 東京大学医学部附属病院 看護師
No.3 その他の医療機関
【上智大学総合人間学部 看護学科】
No.1 大学病院
No.2 公立病院
No.3 その他の病院
など。有名大学の進路状況を紹介してきました。どの大学でも大多数の卒業生が看護職として就職しています。中でもやはり各大学の附属病院で看護師として働く人が大多数です。大学病院や公立病院といった大病院での勤務を重ねて看護師としての実力を養っていくというのがメジャーです。
看護師以外にも、大学院に進学してさらに看護学の研究を重ねたり、その専門性を活かして官公庁に就職したりする人もいます。一般企業に就職する人も、国家試験を受けて資格は取得する人が多いです。せっかく専門的なことを学び、実習も重ねたので、看護学部を卒業したからには看護師としての資格をきちんと得る人が大半となっています。
主な入試科目(国公立/私立)
【国公立】
[センター試験]国語/数学/英語/理科/社会の5教科7科目
[二次試験]数学/理科/英語(+面接)
国公立は基本、センター試験の5教科7科目の受験が必須です。
二次試験では、数学/理科/英語の3科目受験がオーソドックスな形です。
しかし、東大や京大などの難関国公立大学は国語/英語/数学/理科の4科目を受験しなければいけません。また千葉大学の看護学部などは筆記試験が2科目になっている分、面接が設けられています。
難易度の高い国公立を目指すとなると、必然的に勉強量も増え、対策にかなりの力を入れなければいけません。
【私立】
[一般入試]英語、数学/理科選択(二次に小論文や面接)
私立の一般入試では、英語と数学/理科から選択する2科目の筆記試験を設ける大学が多いです。中には国語も加えられた3科目の受験であったりもします。
筆記試験の後に、二次試験として小論文や面接を課す大学がほとんどです。面接はたいていどの私立大学も必須ですので対策が必要です。
看護学はコミュニケーション能力も重要視されるので、英語や国語、面接や小論文といった形の試験が重要視されるのでしょう。
最後に
看護学部は、看護学で培った専門的な知識と技術、豊富な実習経験を活かして臨床の場で働く看護師を養う学部です。一般教養から専門知識まで幅広く学習し、人を助けるための看護実習を繰り返します。
そうした集大成として国家試験を受験した後に資格を得て看護師として社会で働いていきます。看護学部は勉強量や実習が多く、看護師への道のりは決して簡単なものではありません。しかし、その分、やり甲斐のある大切な職務でもあります。看護師は、人を支え、守るというとても素敵な職業の1つです。
この記事を読んで、看護学部がどんな学部かわかっていただけたでしょうか?この記事があなたの大学受験へのモチベーションに役立ったらうれしいです。◎
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