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はじめに
センター国語の得点が安定しなくて困っていませんか?
国語が苦手なことを「センスが無いから」と言い訳していませんか?
そんな受験生のために、ここでは東大生の私が現役時代に実践していたセンター国語の勉強法・時間配分・参考書等を大公開したいと思います。
センター国語は他教科と比べても勉強法が確立されていない面があります。
ですが、苦手な人も正しく対策すれば、成績は上がるでしょう!
私もセンター国語は苦手でしたが、対策するうちに何とか8割を取れるようになりました。
これまでセンター国語の具体的な勉強法が分からず悩んでいた受験生はぜひ参考にして本番では8割以上を目指しましょう!
センター国語の配点
センター国語の配点ですが、全部で200点満点で現代文から評論と小説で2題、古文から1題、漢文から1題の計4題構成となっています。
各大問50点ずつで現代文が全体の半分の100点を占めていることが分かります。
では、2017年度の過去問を参考に詳しい配点を以下に挙げておきます。
以上のような配点となっています。
こうしてみると1問当たりの配点が他の教科と比べてみても、かなり高くなっています。
全体で8割を死守するためには、8点問題を最大で5問までしか間違えられないことになります。
センター国語の特徴
センター国語とはどういう試験なのでしょうか?
その特徴を分かりやすくお伝えしていきます。
平均点が高く難易度が高い
センター国語はその難易度の高さゆえに多くの受験生に苦手意識を植え付けています。
特に理系の受験生にはセンター国語は大きな障害となっているでしょう。
平均点を見てみると年度によって非常にばらつきがあります。
ですが、一貫して平均点は他教科よりも低く難しい言えるでしょう。
7割は愚か、6割を切っている年が目立ちます。
1問あたりの配点が高い
先程の配点も分かるようにセンター国語は1問当たりの配点が非常に高くなっています。
漢字や語彙問題を除けば7点、8点問題が続くので1問1問の重要性が増します。
そのため満点や9割を狙うのは非常に難しくなっています。
時間が足りなくなる人が多い
センター国語の時間制限は80分です。
大問が4つありますので、各大問20分ずつで終わらせなければいけません。
実際に解いてみると分かるのですがこれは至難の技です。
時間が足りず解き終わらなければ、1問当たりの配点が高いセンター国語では、高得点は望めません。
詳しい時間配分と解き方の順番はこの後に解説します。
センター国語の時間配分と解く順番
いつもセンター国語の時間が足りなくなる。
などと困っていませんか?
センター国語ができない人の多くはこの時間が足りない問題で苦しんでいるのではないでしょうか。
試験時間は80分ですが与えられた時間に対して読む量が多いのがセンター国語です。
時間が足りなくて解き終わらないという人は予め自分で時間配分を決めておくようにしましょう。
ここでは現役東大生おすすめの時間配分と解く順番をお伝えします!
これがおすすめのセンター国語の時間配分です◎
人によっては古文はもっと早く解けるとか、現代文にはもっと時間がかかるとかは、あると思います。あくまでも目安にしてください!
ただし、必ずマークの見直しの時間は確保しておきたいので、5分程度余るように上手くマネージメントしましょう!
センター国語のおすすめの解く順番は
漢文→古文→評論→小説
です。
というのも、漢文や古文は対策した人にとっては取り組みやすく、時間短縮も狙える設問なので先に解くことで時間的にも心理的にも余裕を持って現代文に臨むことができます。
しかし、この解く順番も結局は、その人次第です。私はセンター古文に苦手意識を持っていたので
漢文→評論→小説→古文
の順に解きました。センター模試や過去問を解く中で、色々な順番を試してしっくりくるものを採用してください!