現役文2女子が教える東京大学文科二類のリアルな口コミ&評判!

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文科二類のキャンパスライフ

ここでは文科二類生の授業以外の大学生活についてお伝えします!東大の1年生は科類による生活の違いが小さいので、他の科類にも通じるところは多いと思いますよ!

文2のキャンパス情報

東大の1.2年生は主に駒場キャンパスで学生生活を送ります。
駒場キャンパスってどこ?と疑問に思った方も少なくないでしょう。文系の入試はここで行われるのですが、私も入試前日まで赤門のないキャンパスが存在するなんて全く知りませんでした。それくらい知名度の低いキャンパスなんですね。

文2のキャンパス情報①アクセス

駒場キャンパスは、京王井の頭線の駒場東大前駅が正門のすぐ目の前にあり、アクセスは非常に良好です。また2駅先という歩いて行ける距離に渋谷があり、立地としてはかなり良い場所にあると言えるでしょう。

ちなみに、赤門で有名な本郷キャンパスは主に3.4年生のキャンパスで、駒場キャンパスには約1時間の電車移動を要します。
駒場・本郷間のアクセスが悪いことから、両キャンパスを結ぶ「東大線」を望む声が多数です。

本郷キャンパスの方はアカデミックで静かな雰囲気ですが、駒場キャンパスは大学生活への希望にあふれた1年生が多く通うキャンパスなので、より活気に溢れている印象です。多くの駒場生にとって本郷はやはり憧れの地なのですが、本郷に進んだ3年生は「駒場はよかった…」と口を揃えます。なぜなんでしょう。

文2のキャンパス情報②周辺環境

駒場には飲食店があまりないので、食堂や購買で昼食を確保する人がほとんどです。時間に余裕がある人の中には渋谷や下北沢といった近くの繁華街に繰り出す人もいます。もう少し余力があれば、青山、恵比寿…と足を伸ばせる場所は案外多いです。

また、駒場キャンパスはその立地の良さからは考えられないほど自然豊かです。そのせいか、子ども連れの女性や老夫婦など大学生以外の一般の方も多く出入りし、休日などは特にほとんど公園です。

あまり知られていない駒場キャンパスですが、本郷キャンパスと比べても遜色ないくらい魅力的なキャンパスです。本郷での生活とはまた違う、充実したキャンパスライフを送ることができますよ!

文2の空きコマ活用

大学では自分で講義を選択する形式となっているので、講義と講義の間に「空きコマ」と呼ばれる時間が出現します。高校にはない自由な時間です。
東京大学は1授業105分で展開されているので、1コマでも空くとかなり自由な時間ができます。

この空きコマの過ごし方は人によって様々ですが、たいてい図書館で勉強する、食堂で時間をつぶす、どこかに遊びに行く、のいずれかです。

文2の空きコマ活用① 図書館で過ごす

理系など授業で出される課題が多かったり、小テストの多い講義を取っていたりすると自然と図書館に行くことになるようです。

東大の図書館は、テスト前に限らず、また時間帯を問わず、常に人がいるイメージがあります。さすがは東大生といったところでしょうか。特に2年生になると司法試験など資格取得に向けて勉強を始める人も多いので、空きコマに図書館というのはポピュラーな過ごし方の一つですね。

文2の空きコマ活用② 食堂で時間をつぶす

一方で、食堂にたむろしている人たちも一定数います。多いときにはお昼時でもないのに座る席がない!なんて状況にも陥ることも。

食堂ですることといえば、大抵がおしゃべりですね。1年生の初めの頃などはクラスでまとまって話すことが多いです。必修などクラス単位で受ける授業が多いのが所以です。そんな若々しい1年生の影に授業のない暇な2年生が潜んでいることも多々あります。食堂は学年に関わらず憩いの場であると言えますね。

文2の空きコマ活用③ どこかに遊びに行く

最後のどこかに行く人は少数派ですね。1年生の元気なうちは空きコマにケーキを食べに行ったり、買い物に行ったりすることもありましたね。立地の良さが生かされてきます。

このように色々な過ごし方のできる空きコマはその人の性格がかなり現れてきます。
ちなみに私のクラスで言うと、真面目な文1生はかなりの確率で図書館に吸い込まれていき、それを横目に文2は食堂でひたすら話すという感じでした。

自分にあった過ごし方を見つけることが充実した空きコマへの第一歩ですね!

文科二類のその先は?

ここまで文科二類の魅力や実態をご紹介してきましたが、実はこの文科二類での生活はずっと続くわけではありません。その先に進学選択(通称:進振り)が待ち受けています。

進学選択とは

東大最大の特徴とも言える「進学選択」について確認しておきましょう。
東京大学には、2年次に進学する学部を選択することができる「進学選択」という制度があります。

この進学選択は、本人の希望と2年の夏学期までの成績に応じて進学先が決定されるという制度です。

仕組みとしては、どの科類であっても全ての学部に行くことができる夢のようなシステムで、この制度のために東大を目指したという人も少なくありません。
しかしあまり知られていないのですが、この進学選択にこそ、入学時の「科類選択」が重みを増してくるのです。というのも、各学部・学科への進学には科類ごとに規制がかけられているからです。

すべての各学部・学科は指定科類枠と全科類枠の2つの枠で進学者を募集します。

指定科類はその学部・学科が主に進学することを希望している科類なので枠が多く、全科類枠は指定科類以外のすべての科類で少ない枠を争うことになります。例えば、法学部の指定科類は文科一類のみなので、全科類枠はその他の文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類の5科類で奪い合うことになるのです。

したがって、進みたい学部の指定科類に入学するほうが圧倒的に進学に有利になるのです。

入試の際はあまり情報がなく、難易度などでなんとなく科類を選んでしまう人は多いのですが、進学選択の際にはその差が鮮明に現れてきます。科類選択は将来を左右する専門分野を決める重要な意思決定の一つだと言えるでしょう。

文2の進振り事情

文科二類は、主に経済学部への進学に向けられた科類なので、経済学部の指定科類とされています。約270名分の枠が確保されていて、経済学部への進学にあたっては最も優位な科類と言えるでしょう。

ひと昔前は「文ニート」と呼ばれ、勉強せずに遊んでいる人が多い文二のイメージが世間に定着していましたが、近年は経済学部への進学競争の激化とともに進学に必要な点数も年々上昇していて、「遊んでいるだけの文ニート」という文2生像は消滅しつつあります。

また、文科二類は教養学部(一般に後期教養とよばれる)の指定科類でもあります。

後期教養は国際問題をはじめとする幅広い学問分野について学ぶことができる学部として近年人気を博しており、東大の中でも真のエリートが集う学部です。そのため、進学に必要な点数もかなり高くなっているのですが、文科二類は必要な点数がある程度低くなっています。

人気の教養学部にも比較的進学しやすい科類であるといえるでしょう。

文2の進振り体験記

先日進学選択の第一段階内定者が発表され、私は文学部に内定をいただきました!
文2なのに文学部?不思議に思う人も多いでしょう。実は大学に入ってから進路変更をしたのです。その経緯と今振り返って思うことをまとめてみたいと思います!

進路変更の理由

進路変更の一番の決め手は大学に入って初めて「経済学」という学問分野が苦手であることに気づいたことでした。

もともと政治経済の授業や数学が好きだったため、大学の経済も好きになるだろうという安易な考えから経済学部を志望していましたが、実際に1年生の夏学期に「経済1」という授業を取ってみると内容が頭に入ってこず授業はいつもうわの空。
テスト前になって焦って勉強しましたが、他の人に比べて理解が遅く、悲惨な成績と「経済向いてない…」という残念な印象だけが残りました。

このまま経済学部に進んでいいのか…と悩んでいた1年の夏、知人に文学を勧められて、試しに文学部の「外国文学」という講義を取ってみました。

この授業は外国文学研究の権威や若手エースと称される講師陣が自分の専門分野について語るというオムニバス形式の講義なのですが、これが非常に面白く文学部に惹かれるきっかけになりました。

またその他の授業でも、経済や数学といった短答形式の科目は好きになれず、レポートで成績が決まるような科目は楽しんで勉強できたというのも志望変更の理由の一つです。テストの形式は学問的な性質を反映していることが多いので、案外重要な観点かもしれません。

振り返って思うこと

今振り返って思うことですが、高校の勉強と大学の学問は性質が随分異なります。

高校までの授業では好きだと思っていた分野も大学では案外イメージと違っているということもしばしばです。また、心理学など高校では学校で扱わないような学問も大学にはたくさんありますし、大学に入って大学の学問に触れた上で専門を決められるというのはとても恵まれた環境と言えるかもしれませんね。

ただし、私の場合競争があまり激しくない文学部に志望を変えたのでよかったのですが、もし逆のパターンだったら必要な点数が高くなってしまいます。

先程紹介したような進学選択の性質上、大学に入る前に進みたい学部を決めておくに越したことはありません。万が一向いてないと気づいたときに方向転換ができる制度くらいの認識に留めておくのが良いでしょう。

最後に

ここまで東京大学文科二類の口コミ&評判をお伝えしてきました。

科類は学部よりもゆるい分類なのでどの科類も同じような感じだと思われることが多いです。
しかし、実は科類ごとにカラーがあり、なかでも文2は要領よく大学生活を謳歌する楽しい人たちの集まりです。

勉強も遊びも楽しみたい!そんなあなたにおすすめな東大文2。
ぜひあなたも東大文2に入って楽しいキャンパスライフを送りましょう!

国立 / 東京都 千葉県
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この記事を書いた人
現役で東京大学 文科Ⅱ類に合格しました。文系学部ですが数学が得意なので、数学や国公立対策の記事を中心に執筆しています。 マヨネーズが苦手なのですが、最近ちょっとずつ食べられるようになってきました!

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