【受験物理勉強法】苦手な物理を独学で克服できる!

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

物理は理解しないと点数が伸びない教科です。
物理に苦手意識を持ったり点数に伸び悩んだりしていませんか?
この記事では独学で苦手な物理が得意科目になる勉強法と、各時期での参考書の選び方をお教えします。

物理は学校の授業だけではなく演習を必要とします。
独学の勉強法をしっかりマスターしてどんどん物理を得点科目にしていきましょう。

私は、高校2年生10月の定期テストでは赤点、初めての模試では校内模試が50でした。
しかし、その時期から独学で物理を勉強していき、高校3年生では物理演習の教科の定期テストで学年2位を取りました。
この勉強を通して物理が得意科目になり、早稲田大学の理系学部に進学することができました。

この経験を活かした得点UPのコツや参考書・問題集の私のおすすめの使い方などもご紹介していきます。
しっかり順序立てて数をこなしていくことで、物理をマスターしましょう!

物理独学のステップ

物理独学でこだわるべきこと

物理を理解できていない人は、1から自分で参考書や問題集を通して理解しなければいけません。
独学というと難しそうですが、誰でも講義を聞いただけで理解できないので、理解を深めるための自学と考えてください。

ここで強調したいのは、この段階、つまり全く理解できていない段階でこだわるべきことは質より量だということです。
ここでの質より量の意味は問題への取り組み方のことで、参考書を読んで理解できない時、とりあえず多くの演習をやってみましょう。

力学や電磁気など高校物理はそれぞれの問題で適した公式を使うことができるようになれば問題を攻略できます。
つまり経験暗記で補えるんです!

以下ご紹介する物理の参考書・問題集の質はどれも高いと思います。
なので、問題の質など気にせず受け入れて、量をとことん稼いでください!

段階別物理勉強法

私が追い込んだ時期にこだわっていたことはその時の物理の理解度・実力に見合った短期の目標を設けていたことです。
この記事では段階を踏んで行くということで、大きな達成目標を4段階に分けます。
そして、それぞれの時期でおすすめする参考書や勉強法・短期の目標を伝授します!

 STEP1 物理の基礎勉強法 初期
     ___物理の基礎を理解する
 STEP2 物理の独学勉強法 中期
     ___物理のパターンを体得する
 STEP3 物理の独学勉強法 後期
     ___基礎の物理の演習を積み重ねる
 STEP4 物理の応用レベル勉強法
     ___物理の応用問題にTRY
  ☆ 赤本を始めるタイミング

次の章から各段階の勉強法を詳細にご紹介していきます!
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STEP1 物理の基礎勉強法

物理は演習をどれだけ積んでも、現象の本質や用語・公式の成り立ちを理解していないと力がつきません。
記述もうまく書けず、初見の問題の解法がちゃんと導けないからです。

教科書でも参考書でも自分なりにわかりやすい1冊を見つけて、理解を大切にしてください!

【対応する偏差値】
~50(初学者・未理解者)
【達成目標】
易しめの参考書を読む、もしくは易しめの問題集を解いて物理の基礎を理解する
【目標期限】
STEP1は期間や1日の目標などは設けません!
【おすすめの教材レベル】
初学者向けの物理入門書レベル

上記のレベルといってもよくわからないと思うので、具体的におすすめの5冊を以下でご紹介します。

宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動)

参考書名
宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動
著者
鯉沼 拓
ページ
428ページ
出版社
学研プラス

基本から応用まで網羅してあるのでこれさえあれば難関高校も安心して挑めると思います

この本を買うきっかけは、高二の物理の最初のテストを受けてでした。テスト準備として、範囲となってる問題を2周以上解くなど、自分の中では万全のつもりでした。しかし、やはり本番は難しく、テストでは、唯一60点台を取ってしまいました。 それから焦りを感じ、本屋に行った時にこの本に出会いました。 この本のいい箇所は、わかりやすさ、です。 イラストですべての単元が説明されており、単元のあとには、簡単な問題がいくつかあるため、予習としてはもってこいです。 私のオススメの使い方は、授業のある前日に、次やる範囲を読んでおくことです。 ぜひ使ってみてください!

物理の現象をわかりやすくイメージ させてくれる イラストがとてもありがたかったです マーク模試も講習も 全くわからず勘で解いてたことの方が 多かったけど これをやってから ちゃんと、とくようになった これをやってから授業を受けると 全然入り方が違う 導入剤のようなものとして使ってました。 ただ、これだけで筆記試験に挑むのは 不安なような気がします

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宇宙一わかりやすい高校物理(電磁気・熱・原子)

参考書名
宇宙一わかりやすい高校物理(電磁気・熱・原子)
著者
鯉沼 拓
ページ
477ページ
出版社
学研プラス

文系の物理は高校で各試験100点満点で常に一桁だったので、読んでも意味不明なは部分はあります。

センターまでもう時間が無い!!俺は浪人が出来ない!!あーもうやりきれないよぉぉぉぉ!! という方にオススメの物理史上最強の参考書。名前の通り内容はもちろん、見た目までこだわりにこだわった宇宙一の本です。この参考書を完璧にしてもセンターはもちろんのこと、私大や2次入試において満点はまあ無理でしょう。それどころか合格点に届くかどうかすら怪しいです。東大や京大などの難関大受験を志す人はエッセンスや教科書を完璧にした方が遥かに効率が良く、得るものも多いです。静岡理工科大学などの大学ならば確実に受かると思います みんな頑張れ💪 p.s今年のセンター物理はミロのビーナスを使用した力学の問題が出ると思うよ!!

見た目は少し子供っぽいかもしれませんが、中身は宇宙1です!今まで見てきた参考書の中で一番わかりやすいものです。

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教科書で理解をしようと読んでみても難しく書いてあるように思えて意味も入ってこないし、よくわからない。
そんなとき、見た目は絵本のようなこの『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズに助けられました。
あんなに難しく書かれていたと感じた教科書も絵本かのように楽に理解できるようになりました。

ただ、この本はとても分かりやすいですが、全ての範囲を網羅しているわけではないので演習が必要になってきます。
理解の助けになることは間違いないので理解を促すための参考書としての使用をおすすめします。

大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本

参考書名
大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本
著者
漆原 晃
ページ
320ページ
出版社
KADOKAWA/中経出版

正直にyoutube見て買ったよーって人🙋‍♀️🙋‍♂️ カバーは嫌だけど、苦手意識ある人にはまじおすすめ 男の子が後半めっちゃ賢くなってて面白い

はなおさんありがとうございます

はなおさんの言う通り出てくる生徒の察しや考えがたまに良すぎるのがムカつくけれどもそれ以外はほんとに凄い。 学校の授業を半泣きで聞いてる人、問題集の基本問題で躓く人にオススメ。 表紙はなんとかして欲しいかな...。

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大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[電磁気編]が面白いほどわかる本

参考書名
大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[電磁気編]が面白いほどわかる本
著者
漆原 晃
ページ
301ページ
出版社
KADOKAWA/中経出版

読む前「電気意味わかんねー」 読み始め「やっぱ分かんねえ。エッセンスとやり方ちげ〜」 読み込み中「おっ……!おおっ…!!変なダジャレ多いけど分かる…!」 読み込み後「紙の神」 エッセンスとは解法が違いますが考え方を学ぶには最適です。後半の解説で漆原先生の素顔が見えてきます。とりあえず最高

私は物理がとても苦手で、いろいろな参考書に手を付けましたがどれもさっぱり解らずでした。 この本は表紙のデザインがアレなので意識的に避けていましたが、いざ手に取ると、何ということでしょう。これはわかりやすい。こんな私でも理解できる説明でした。 しかし、これに気付いたのは高3の秋。得意な当てずっぽうを入れてもセンター35%程度だった壊滅的な状況には、もう手遅れでした。本番になってもあまり点は上がらず、50点でした。 もっと早く知っていればよかった... 表紙がなぁと思う人でも、ぜひ買ってみてください。

物理が全くわからない、基礎からやり直したい人には超オススメです。 エッセンスよりずっと噛み砕かれて書かれてます。 青エッセンス開幕投げでしたがこっちに変えた途端にモチベ上がりました。

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大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[波動・原子編]が面白いほどわかる本

参考書名
大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[波動・原子編]が面白いほどわかる本
著者
漆原 晃
ページ
293ページ
出版社
KADOKAWA/中経出版

物理の教師が教える気のない給料泥棒教師なので重宝しています。また、私事ですがこの教材のおかげクラス一位取れました。物理は教師に左右されやすい教科だと思います。物理が苦手な人、この教師ダメだなと思った人はおすすめです。

一度私は物理で赤点を取ったことがあります。教科書を読んでも理解できないのでこの参考書を買うことに決めました。 教科書をものすごーくわかりやすく解説したような参考書です。テストなどでよく出る問題演習も収録されていて、解説もとてもわかりやすいです。 この参考書を読んで勉強したところ学年1位を取ることができました!何もわからない初心者、公式は覚えているけど使い時がわからないという人にはとてもおすすめです。ただ解説メインなので別に問題集を買う必要はあります。

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こちら『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』シリーズもおすすめです。
公式の作り方などの証明や現象の理由をわかりやすい高校の先生が解説しているような気分で理解できます。
友達のをさらっと読んだことがありますが、読みにくい表現も少なく、面白い例えなども盛り込まれていました。
純粋に物理が面白いなと思えた参考書です。

こちらも幅広くカバーしているわけではないので演習が必要です。

シグマ基本問題集 物理 (基本問題集 新課程版)

参考書名
シグマ基本問題集 物理 (基本問題集 新課程版)
著者
ページ
159ページ
出版社
文英堂

ずっと物理のエッセンスやってて 全然成績伸びなかったけど 秋からこれ解いてセンター本番84点だった! これ解く前は40点前後だった笑笑 この問題集に感謝感謝です🙏

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独学の方の初歩の問題集にはこちらがおすすめです。日常学習用の問題集となっており、比較的易しい問題がたくさん載っています。教科書のレベルくらいなので、理解しはじめのアウトプットのレベルとしては良いと思います。
ただ、入試対策まで見るとレベルがやや低いので入門問題集として捉えて使ってみましょう。

個人的にエッセンスはすごく難しいことが書いてある様に見えてこの頃は敬遠してしまいました…、やはり人それぞれではありますが、自分の目で気になる参考書を比べてみることが一番いいと思います。
エッセンスも含めたこのような理解を促す参考書を、授業や演習時に携帯しておくと辞書代わりに使えながら理解を深めることができます。

《STEP1 ポイント》
わかりやすい参考書を演習時や授業で辞書代わりに活用する。
時間を設けて一気見してもOK!
原理を理解をすることが大切なので、物理の入門書を持っておくと良い。

STEP2 物理の独学勉強法 中期

STEP2から細かい目標や勉強法などをご紹介していきます!

【対応する偏差値】
50~55
【達成目標】
それぞれの章(単元)を1週間で応用問題まで全問正解できるようにする
(→間違えた問題は解けるようになるまで何周も解く)
【目標期限】
1~2ヶ月
【おすすめ教材レベル】
学校指定教材レベル

基礎中の基礎の演習を積み重ねていきましょう!以下の3冊が特に学校指定教材としてよく使われていると思います。

リードα物理基礎・物理 改訂版

参考書名
リードα物理基礎・物理
著者
数研出版株式会社
ページ
0ページ
出版社
数研出版

問題が洗練されていて、幅広い内容が載っている。 例題で理解して、普通の問題、難しい問題とステップアップが容易。 他の問題集にも浮気したが、これが一番しっくりくる。

難しいワロタ

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セミナー物理

参考書名
セミナー物理
著者
ページ
0ページ
出版社
第一学習社

学校などで習った内容を身につけるのにはいいが、二次試験対策用とかならあまりオススメできない。 これをやるなら重要問題集をやるべき

数字が適当すぎて計算が辛い 開平計算あり

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センサー総合物理―新課程用

参考書名
センサー総合物理―物理基礎+物理
著者
ページ
0ページ
出版社
新興出版社啓林館

新川しか解けへん

解説がとにかく不親切

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その他に『良問の風』も『物理のエッセンス』で鍛えようと決めた人にはおすすめの参考書です。
エッセンス派の皆さんは、『物理のエッセンス』→『良問の風』→『名門の森』の順に難易度が上がっているので順番に解いていくのがおすすめです。

良問の風物理頻出・標準入試問題集 (河合塾シリーズ)

参考書名
良問の風物理頻出・標準入試問題集 (河合塾シリーズ)
著者
浜島 清利
ページ
119ページ
出版社
河合出版

物理の問題集で迷ったなら絶対にこれにすべき。たいていの物理の問題は重くて、なれていないとほんとにだるく感じる。この本のいいところは易しすぎず、難しすぎず受験物理のおもしろさを集めていること。受験物理は基礎ができれば難しい問題もそれなりにできるようになるから難問よりも基礎を大事にしてほしい。(難問にも難問のよさがあるけど)個人的にはエッセンスや森よりもこっちを押したい。ただ難関2次試験では力不足感が否めないことは確か。

簡単だけど入試問題の基盤となる問題が揃ってます。赤本解いてて詰まったときはいつもこれに戻ってました。正直旧帝以外の国立ならこれと赤本だけでも何とかなりそう

入試での合否は標準問題で決まると言われています。つまり、難問は解けなくて良いのです。この本は、頻出でオーソドックスな入試問題が主に載せられています。同じテーマや状況設定に対して良問と言えるものはいくつもあって、それらが共通して扱っている核になっているところと、応用的ではあるものの頻出で差のつきやすいところとに絞って問題が再構成されています。ふつう、入試問題は原文を重視していますが、「あえて手を加えることにより、最大の学習効果が望めるように」なっています。 みなさんも、爽やかな風を感じ、物理の風景を楽しみながら、清々しい気持ちになってください。

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問題のレベルやそれぞれの単元でのカバーの範囲などには、ほとんど違いはありません。
表記方法など少し違う部分もあるので、学校指定のものもしくは自分が気に入った1冊を選んで極めてみましょう。

☆ 物理参考書の解き方

《物理の問題を解く時に心がけるべきこと》

初学者でも演習をこなしてきた人でも関係なく心がけてほしいことは2つあります。

◎どの法則が使われているのかということを書く癖をつける!
毎回公式・法則を使う時に、「◯◯の法則より」と明記するようにしましょう。
◎新たに文字を置く時にその定義を書く癖をつける!
そして文字の定義がないと減点されることもあるのでここは徹底しましょう。

この2点を押さえて数をこなすことで、記述式の解答対策と物理の法則の暗記が一石二鳥でできてしまいます!

《物理の丸つけで心がけるべきこと》

まず、物理の演習で1番重要なのは間違えたものを放置せず、次は解けるようにすることです。
そこで、物理と数学では私はマーキングの基準を設けて答え合わせ後の勉強法や、解き直しに繋げられるようにを書いていました。
まず、ミスの場所を分析し、それを分かりやすく問題番号の横に表記します。
基準は以下のとおりです。

法則・解き方が思いつかないミス = 
計算ミス = 
定数の定義漏れ = 
正解 = 

解いた問題は1度やったことが分かるように、すべて問題番号に斜線を引きます。

《物理答え合わせ後の勉強法》

答え合わせ後の勉強法はマークによって分けていきます。

【✕】理解できていない問題なので、解答を書き写したり、解説を読んだりして解法・用語の暗記を徹底する。
もしくは入門参考書で再理解する。
【△】間違えた部分に正しい解法を書き写したり読んだりして、それがより良い理由を理解するようにする。
×は根本的なミスですが、△は「分かった気になる症候群」に陥りやすい問題なのできちんと解答を読んで次回は解けるよう対策しましょう。
【◯】時間がない場合は飛ばしても構いません。
ただ、表記の仕方などは違いますし、解いた後に一通り解説を読むことをおすすめします。

2周目以降は×と△の問題のみを解いていきます。
×、△の問題が入試に出てきたときに自力で解答できるようにするために何周も問題集を繰り返しやっていきましょう。
マークをつける基準は1周目と同じで、1周目のマークの隣に書いていきます。
◯がつくようになったら次の周は飛ばして解いていきましょう。積み重ねが大切なので、絶対にすべての問題が解けるように対策を続けていきましょう。

理解が出来ないときはSTEP1に戻ってわかりやすい参考書を読む、物理の先生に聞く、などの対策していました。
どんな現象の公式も初見ではよくわからないことが当たり前と思って、数をこなして行きましょう!

《STEP2 ポイント》
学校の補助教材のそれぞれの章(単元)を1週間で応用問題まで全問正解できるようにする。
丸付けでは、○か△か✕をつけてその後それぞれとき直し方法を工夫する。
解答には法則の名前を毎回書き出すことと、文字を置いたときに定義することに注意する。

この記事を書いた人
高校時代部活動に打ち込んだワセジョ&リケジョです。数学と英語が好きで、私自身もスタプラを使っています。皆さんの勉強のサポートができるように頑張ります!

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