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はじめに
この記事では、早稲田大学法学部の入試国語についてお伝えします。傾向と対策をつかみ、今後の勉強の参考にしてみてください。
あと少し、合格のためのラストスパートを切りましょう!
早稲田大学法学部の国語 最新の傾向
配点と設問形式
まずは配点についてお話します。早稲田大学法学部の国語はトータルで50点満点です。英語が60点、選択科目(日本史・世界史・政治経済)が40点ということを考えると英語に次いで重要な科目だと言えます。
ただし、後ほど詳しくお伝えしますが、早稲法の国語は一筋縄では攻略できません。なので、英語と並行して対策することが大切です。
次に設問形式についてです。早稲法の国語は
大問一:古文
大問二:漢文
大問三:現代文
大問四:現代文
このようになっています。2015年度までは古文と漢文がミックスされた大問(古漢融合問題)が出されていましたが、2016年度からは古文と漢文が独立して出題されるようになりました。
古い過去問をたくさん解いてしまうと、「漢文対策は少しでいいや」なんて錯覚してしまうかもしれません。現代文・古文・漢文いずれもまんべんなく対策していきましょう!
以下のリンクから、早稲田大学が公式掲載している過去問のデータにアクセスできます。一度目を通して問題形式を確認してみてください。
目標点
本番では、7割を目標点として頑張りましょう。
早稲田の法学部の国語では、難問奇問が出題されることがありますが、まずは6割ほどある基本的な問題に正解することが大切です。そこに難題に正解するイメージを加えて7割超え、というビジョンが理想です。
平均点が高い年度、低い年度がありますが、本番で7割以上取れれば国語が足かせになることはなくなります。
一方で演習をしている際には、6割が目標値の目安でしょう。知識を覚えたり問題に慣れないことには、高得点を狙うのは難しいです。なので、勉強していくうちに少しずつ解けるようになった、という手応えを感じつつ対策することが大切です。
過去問演習や日々の勉強では苦手や知識不足を克服しつつ6割を、本番では7割を目指してみてください。
難易度
難易度は標準といったところでしょう。融合問題が無いので非常に解きやすいです。ただし、全体的にボリュームがあるので油断は禁物です。
じっくり解答する時間はあまりないと考えた方が良いです。易しめの問題集を使って少しずつ慣れてきましょう。
最後に
ここまで早稲田大学法学部の国語について、傾向と対策についてお話しました。
早稲法の国語は一見難しいですが、落ち着いて解くことができれば標準的なレベルだという感覚で解くことができます。古文・漢文・現代文それぞれ的を射た勉強を心がけてみてください。
正しい勉強法を続ければ早稲田法学部に合格するだけの力がつきますので、最後まで諦めず頑張ってください!