【慶應法学部の英語】配点・対策と参考書!目標点や時間配分も紹介

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はじめに

「慶應義塾大学法学部の英語」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

私大の中でも特に偏差値が高いことから、漠然と「難しい」という印象があるのではないでしょうか。
確かに単語のレベルは高く、細かい文法の知識も求められますが、近年は以前と比べると解きやすくなってきています。
また全問マーク形式のため、英作文が苦手な人には取り組みやすい出題形式となっています。

この記事では10年分ほど過去問研究をした現役慶應法学部生が、慶應義塾大学法学部の英語の基礎知識から合格するために必要な対策法まで紹介します!

慶應法学部を第一志望としている人も、そうでない人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

慶應大学法学部英語の配点・形式と目標点

配点と設問形式

慶應法学部の英語は全てマークシート形式で、制限時間80分、200点満点です。
ちなみに歴史科目100点、論述問題100点の合計400点満点で合否を決めるため、英語が全体の半分を占めることになります。

大問数は例年5つで、その内容は年度によって多少の変化があります。
2017年度入試では次のような形式でした。

大問Ⅰの発音問題は以前は毎年出題されていましたが、2017年度は4年ぶりに出題されました。
形式は2つに分かれており、ひとつは5つの英単語のペアの中から語尾の音が違うペアを選択するというもの。もうひとつは5つの英単語のペアの中から異なる発音をするペアを選ぶという問題でした。

2017年度の大問Ⅱは「5つの短文の中から文法的に誤りを含むものを1つ選択する」問題と、「短文の中から訂正が必要な単語を指摘する」問題でした。
文法問題は毎年出題されているものの、年度によって出題形式が変化するので注意が必要です。

大問Ⅲ〜Ⅴはおおむね毎年同じ形式の問題が出題されていて、
大問Ⅲは会話文中の空欄に入れるのに適切な選択肢を選ぶ問題。
大問Ⅳは文章中の単語の意味を選択する問題。
大問Ⅴは語句整序等を含む長文読解問題。
といった内容でした。

このように大まかな傾向は変わらないものの、急に出題形式が変わることもあるため気をつけましょう。具体的に言うと、発音アクセントのように以前出題されていた問題形式が突然復活する可能性があるのでしっかり過去問対策をしておくことが大切です。

目標点

設問ごとの配点は公表されていません。
したがって過去問演習の際は推測で自己採点をしていくことになります。
一般的に長文問題は高めに配点されていると言われているので、過去問演習をした時はそれを参考に採点してみてくださいね。

一方科目別の受験者平均得点(合格者平均ではないので注意)は公表されています。
2017年度の慶應法学部英語の受験者平均得点は、法律学科は116.90点で政治学科は127.07点でした(問題は共通です)。
例年100点前後であることが多いですが、2014年度はそれぞれ68点と72点であったという様に、急に難易度が変化することもあるので注意しましょう。

目安としては7割程度取れると安心ですが、過去問を解いたらその都度自分の出来と受験者平均点を比べてみることをおすすめします。

慶應大学法学部の英語出題傾向

難易度は高い

「はじめに」の部分で易化の傾向にあると述べましたが、他の入試問題と比べるとやはり難易度は高いでしょう。
特に単語のレベルが高く、一般的な受験用の参考書では補いきれない部分もあります。
しかし逆に言うと単語や熟語が分かればすんなり解けてしまう問題もあり、対策は比較的簡単であると言えるかもしれません。

文法・語法問題

例年大問ⅠまたはⅡが文法問題となっています。
総じてレベルが高く、予備校の解答速報でも解答が割れるほどの悪問が出題されることもあります。
形式は「5つの短文の中から文法的に誤りを含むものを1つ選択する」もの、「短文の中から訂正が必要な単語を指摘する」もの、「短文の空所に挿入するのに適当な語句を語群から選び、更に適切な形に活用させてその語尾のアルファベットを答える」もの…など様々です。

長文読解問題

例年大問Ⅴが長文読解問題で、文字数は700〜1000語程度です。
センター英語の長文も800語程度なので、それほど長くはありません。

内容は科学的な文章から小説まで、様々な文章が出題されます。
段落ごとにアルファベットが振ってあり、それに対応する問題が十数問出題されます。
設問は内容真偽、内容説明、空所補充、文整序、語句整序などと様々です。

ここで高得点を取るためには、基本的な構文の理解はもちろん、高い英単語力を身につけることが重要です。おすすめの英単語の参考書は後ほど紹介します。

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慶應大学法学部の英語対策

時間配分

慶應法学部の英語の制限時間は80分です。
2017年の入試問題をもとにおすすめの時間配分を紹介します。

発音アクセント・文法問題は知識問題なので、少し考えても分からなかったらそれ以上考えても答えが出ないことが多いです。
諦めて適当に選択し、次の問題に進むことをおすすめします。

また、大問Ⅳの単語推測問題もできるだけ文章全てを読まずに意味を答えられるようになるとぐっと解答スピードを上げることができるようになります。

しかし上記の例はあくまでも参考にして、過去問演習を通して自分にぴったりな時間配分を見つけてくださいね。

語彙力

慶應法学部の英語で必要なものは高い英単語能力だと説明してきました。
しかしどこまで覚えればいいのか、イマイチわからないと思います。

これに関しては合格者の中でも意見が分かれると思いますが、私のおすすめは「英検1級レベル」です。

英検1級というとおよそ1万語の語彙力が必要であると言われています。
一般的に高校卒業程度のレベルとされている英検2級の合格に必要な単語数は6000語程度なのでかなりの量ではありますが、難関大の英語ではこのレベルの単語も普通に登場するので覚えて置くと英文を読むのが本当に楽になります!

もちろんそこまで行かなくても合格できるという人もいるので、余裕があったら目指してみてくださいね。

発音アクセント

発音アクセントは2017年度に4年ぶりに出題され、2018年度も引き続き出題されましたが、今後どうなるかの予測は難しいところです。

それでも出題されることを想定して、単語を覚える時に意味だけでなく発音も確認すること、普段からCDなどでネイティブの発音を確認することを意識することが望ましいです。

しかし今までそれらをやっておらず、時間もないという人はセンター向けの発音アクセント対策をしっかり行っておきましょう。
私もセンターレベルの対策しかしていませんでしたが、実際にその知識に助けられました。

会話問題

会話問題では会話表現と同時に、難度が高い熟語表現の知識を問われることが多いです。
特に基本的な動詞を用いた熟語に注意しましょう。

例えば基本的な動詞であるstandを用いた熟語表現の中に、次のものがあります。
皆さんはいくつわかりますか?

「ぼんやりする」 stand ( 1 )
「目立つ」 stand ( 2 )
「(デートを)すっぽかされる」 ( 3 ) stood ( 4 )
「〜の代役をする」stand ( 5 ) ( 6 )
「我慢する」stand ( 7 )

これは2014年度に出題された問題の一部です。実際には語群から文脈にあった英熟語を選ぶ形式となっています。
こうした問題に対応していくためには、熟語帳の活用、辞書を用いて基本的な動詞を用いた熟語を調べるといった対策がおすすめです。


答え:(1)about (2)out (3)get (4)up (5)in (6)for (7)for

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    慶応大学に合格しました。趣味は旅行です!

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