マーケティングを学べる大学!有名大学・学部からランキングまで

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

マーケティングって何学部で学べるの?
そもそもマーケティングってなんだ・・・

こんな風にマーケティングに関して疑問を持ったことはありませんか?

この記事ではまずマーケティングについて簡単に説明した後、マーケティングが学べる大学、学部をご紹介します。そして各大学を様々な方法で比較し、ランキングを発表します!

マーケティングに少しでも興味がある方は、参考にしてみてくださいね。

マーケティングとは?

マーケティングとは

そもそもマーケティングとは何なのでしょうか?マーケティングとは一言で表すと商品が売れる仕組みをつくることです。
それは商品を作る段階から、販売方法、そして広告の打ち方など多岐に渡ります。自然とお客さんに買ってもらうように作戦を練るイメージですね。

マーケティングの例

一つ例を挙げてみましょう。みなさんは「ヘルシア緑茶」という商品をご存知ですか?ヘルシア緑茶は体脂肪燃焼に効果的な緑茶です。この商品、有名な飲料メーカーではなく、実は「花王」から発売されているのです。洗剤などの日用品のイメージが強い「花王」が飲料水を新たに販売しようとしたのです。

「花王」は飲料水の販売を新たに始めようと考えた時、肥満や生活習慣病の男性が多いことに注目し、彼らをターゲットにしました。そして販売方法も、男性が立ち寄りやすいコンビニを中心にしたのです。加えて肥満や生活習慣病を気にする男性を対象に同年代の香川照之さんを起用したCMを流したり、サラリーマンの目にとまるように電車内の広告をうちました。

このような作戦で作られた「ヘルシア緑茶」、大ヒットしたことは言うまでもありませんね。この大ヒットの裏にもターゲットの絞り方や、販売場所、CMの内容など、様々な作戦、いわゆる【マーケティング戦略】が関係しているのです。

そして「ヘルシア緑茶」に関してもう一つ面白いマーケティング戦略があります。もしあなたがこの「ヘルシア緑茶」の売り手だとしたら、値段はいくらにしますか?普通のお茶より安くするか、高くするか。

実はこの「ヘルシア緑茶」は普通のお茶よりも少し高い価格で販売されています。そしてそれが逆に強みとなり、大ヒットしたのです。このように単に「安ければ売れるわけではない」こともマーケティングの面白さだと思います。


【ヘルシア緑茶のマーケティング戦略】
ターゲット:肥満や生活習慣病の男性
販売場所:男性が立ち寄りやすいコンビニ
宣伝方法:同年代の人のCM、よく目にする電車内広告
値段:普通のお茶よりも高い

マーケティングとはモノを売る作戦

つまりマーケティングとは簡単に言うと、モノを売る作戦を立てることです。ここでは詳しくお話ししませんが、対象はもちろんモノだけではありませんし、作戦の立て方も様々です。
マーケティングが学べる大学では、このような作戦の、いわゆるマーケティング戦略の立て方を教えてくれます。すごく魅力的だと思いませんか?

マーケティングが学べる大学・学部・学科

マーケティングを学べる学部・学科

マーケティングの魅力は分かったけど、どこで学べるの?と思いますよね。マーケティングの名のついた学部も多いのですが、実は経済学部・経営学部・商学部などにマーケティングの分野が含まれる場合も多いのです。なのでここでは、経済学部・経営学部・商学部をすべて踏まえて、マーケティングが学べる人気大学をご紹介していこうと思います。

ちなみにこの3学部の違いとして、経済学部は「経済全体の理論」を学ぶ一方で、経営学部と商学部は「より実践的な企業経営」を学ぶと言われています。つまり経済学部は【理論】で経営学部、商学部は【実践】だということがわかります。経営学部と商学部はほとんど変わらないと言っても良いでしょう。


・経済学部→より理論的なマーケティング
・経営学部、商学部→より実践的なマーケティング

マーケティングを学べる大学

まずマーケティングが学べる代表大学について、よくこんなことが言われます。「マーケティングを学ぶなら、西は神戸大学、東は一橋大学」と。

この2大学は各々歴史も長く、有名な教授が揃っているのです。ちなみに神戸大学は日本で初めて経営学部を設立し、一橋大学は日本で初めて商学部を設立しました。マーケティングをはじめとする、各分野を代表する教授が揃っており、マーケティングや経営を学びたい学生には最適の大学と言われています。

そしてこの2つの大学に「大阪市立大学」を加えて「三商大」と呼ばれていました。しかし今は大阪市立大学が、神戸大学と一橋大学に離されてしまい、「旧三商大」と呼ばれています。それでもこの3大学間では交流があり、合同ゼミなども開催されているようです。

またこの3大学の他にも「京都大学経済学部」「早稲田大学商学部」「慶應義塾大学商学部」がマーケティングを学びたい学生に人気の大学です。

それでは各大学について詳しく解説していきますね。


・西→神戸大学経営学部、大阪市立大学商学部、京都大学経済学部
・東→一橋大学商学部、早稲田大学商学部、慶應義塾大学商学部

【神戸大学経営学部】

まずは西の代表、神戸大学です。先に言った通り、神戸大学の経営学部は日本で最初の経営学部なのです。神戸大学経営学部の特徴としてまず、設置授業の多さが挙げられます。設置授業は約70にものぼり、それは神戸大学が誇る教授の多さゆえですね。またその教授陣も最先端の出来事をもとに研究をしている人が多いので、オリジナリティが高い授業を受けることができます。

また2つ目の特徴として、「分野ごとに必修単位数がない」ということが挙げられます。他の大学ですと、マーケティングの他に「経営学で◯単位」「金融で◯単位」など指定があるのですが、神戸大学経営学部にはありません。つまり自分の本当に興味のある分野をみっちり勉強することができるのです。マーケティングに興味のある学生にはぴったりだと思います。

また最後の特徴として「実務的」な勉強だけでなく、「研究的」な勉強もできるということです。研究的な勉強を続けるために、大学院に進学し、教授になる人も少なくないみたいですよ。

神戸大学のマーケティングにおける有名教授

・栗木契氏(マーケティング論)
・南 知惠子氏(マーケティング論)
・髙嶋 克義氏(マーケティング・流通システム)
・黄 磷氏(マーケティング・流通システム)
・小川 進氏(マーケティング・イノベーション管理)

国立 / 兵庫県

【一橋大学商学部】

次に東の代表、一橋大学です。一橋大学の商学部は日本最古のものです。一橋大学商学部では4つの基本分野というものがあります。その一つが「マーケティング」で、加えて「経営学」「会計学」「金融」という分野があります。その4つの中で「マーケティング」は"企業の活動を顧客の目線で見る”という定義付けがされています。

また一橋大学商学部の特徴として、「1年からゼミがある」ということが挙げられます。ゼミとは10人〜20人くらいの少人数授業のことで、一般的な大学では3年生からゼミが始まります。授業内容としては商学における専門的な分野を学ぶことができるので、もちろん「マーケティング」を学ぶこともできます。また3年生になるまでは定期的にゼミを選択する機会があるので、数あるマーケティングのゼミから自分が本当に興味のあるゼミが選べそうですね。

一橋大学のマーケティングにおける有名教授

・古川一郎氏(東アジアの消費者行動や日本企業のプライシングなど)
・鷲田祐一氏(マーケティング、イノベーション研究、未来洞察など)
・阿久津聡氏(マーケティング、消費者心理学、文化心理学など)
・松井剛氏(ことばマーケティング、癒しブームの制度的分析など)
・鈴木智子氏(国際マーケティング、ブランドマネジメントなど)

国立 / 東京都

【大阪市立大学商学部】

次に「三商大」の3つ目でもある大阪市立大学商学部をご紹介します。大阪市立大学はもともと市立大阪商科大学という名前でした。この名前からも大阪市立大学が商学や経営学を背景にした大学であることが分かると思います。

大阪市立大学の特徴として「自由」なことが挙げられます。時間的にも履修的にもすごく自由な学部です。なので、マーケティングを学びたい学生は、マーケティングに関する授業を自由に取れますし、勉強する時間も優にあるということです。

また少人数授業が多いことも特徴の一つです。生徒数が少ないゆえ、グループワークなども頻繁に行われます。これは生徒数が多い大学ですと難しいことなので、魅力的に感じますね。グループワークに慣れておくことは後々すごく活きてくると思います。

大阪市立大学のマーケティングにおける有名教授

・小林哲氏(マーケティング管理論)

【京都大学経済学部】

次に京都大学経済学部です。ん、経済学部?と思いますよね。そうなんです。実は近年、経営学部が経済学部に編入されたのです。なので大学でマーケティングを学びたいあなたは、この京都大学経済学部も視野に入れなければなりません。

他の経営学部や商学部と、この経済学部との違いは「規模」です。経済学部の方が「理論」というかなり抽象的なテーマから始まるのに対し、経営学部・商学部はかなり具体的だと思ってください。なのでこの京都大学経済学部では、経済学と経営学というかなり広いフィールドにおけるマーケティングを学ぶことができるのです。

京都大学のマーケティングにおける有名教授

・若林靖永氏(マーケティング、流通、商業)

国立 / 京都府

【早稲田大学商学部】

私立でマーケティングを学ぶと言えばまず早稲田大学です。早稲田大学では1、2年で商学における基礎知識を学び、3年生からはトラック制と言われる、いわばコースに分かれます。そのトラックの一つに「マーケティング・国際ビジネストラック」というものがあり、マーケティングを学びたい学生にとってぴったりのトラックだと思います。3、4年ではこのトラックに従ってゼミを選択し、自分の興味がある分野の研究を進めていくことができるのです。

早稲田大学商学部には熱狂的なファンを持つような有名教授が多々在籍しているので、その教授の授業を受けたいという気持ちで受験する人もいるみたいです。

神戸大学をはじめとする国公立大学に対して、早慶の商学部は「研究的」な勉強というより「実務的」な勉強の比重が多いように思えます。実務的な勉強とは、社会に出て役に立つ実践的なものなので、将来はマーケターになりたい!と決めている人にはぴったりかもしれませんね。

早稲田大学のマーケティングにおける有名教授

・内田和成氏(競争戦略論、リーダーシップ論)
・恩蔵直人氏(ブランド戦略、製品戦略、市場参入戦略、セールスプロモーション)
・守口剛氏(マーケティングとトップマネジメント、消費者行動論)
・亀井昭宏氏(マーケティング・コミュニケーション論、広告論)

私立 / 東京都 埼玉県 福岡県

【慶應義塾大学商学部】

そしてお次は早稲田大学と肩を並べる慶應義塾大学です。この2大学間に大きな差はなく、早稲田のゼミと同じようなゼミが慶應にもあり、もちろんマーケティングを専門としたゼミも多数あります。しかし慶應は早稲田と違って他学部ゼミが許されています。他学部ゼミとは、例えば法学部の生徒が商学部のゼミに入って一緒に勉強することです。他学部のマーケティングに興味のある意識の高い学生と勉強できるのですね。

また慶應商学部のマーケティングゼミは企業の人に直接プレゼンをする機会などもあり、すごく刺激的な環境だと思います。

早慶の商学部に関しては大した違いはないように思えます。なので比較方法としては「教授の研究範囲」が一番に言えるでしょう。
またマーケティングに関係ないのですが、早慶商学部の大きな違いとして「受験科目」が挙げられます。これは志望校を決める際にかなり重要になってくるので、先に調べておきましょうね。

こちらで早慶の比較ポイントを紹介しているので、参考にしてみてください。

慶應義塾大学のマーケティングにおける有名教授

・小野晃典氏(広告論、消費者行動論)
・井上哲浩氏(マーケティングマネジメント、マーケティングサイエンス)
・山本晶氏(インターネットマーケティング)

私立 / 東京都 神奈川県
学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録

マーケティングを学べる大学ランキング

ここまでマーケティングと学べるトップレベルの大学をご紹介してきました。
今から様々な基準で大学ランキングを発表していきます。

〈偏差値ランキング〉

まずは偏差値ランキングです。偏差値はスタディプラス上の偏差値ページを参考としました。

No.1 一橋大学商学部(67.5)
No.2 早慶商学部(65〜67.5)
No.3 神戸大学経営学部(62.5)

(※京都大学は経済学部なので例外としました。)

〈日本マーケティング学会に所属する教授ランキング〉

次は日本マーケティング学会に所属する教授数で比較してみました。

No.1 一橋大学(7人)
No.2 早稲田大学(6人)
No.3 神戸大学(3人)

〈大学院進学率〉

最後に卒業後、大学院に進学した人の割合を比較します。

No.1 一橋大学商学部(12.4%)
No.2 京都大学経済学部(7.3%)
No.3 神戸大学経営学部(2.2%)

マーケティングを学べるその他の大学

MARCHレベルでマーケティングが学べる大学

まずはMARCHレベルの大学の中で、マーケティングを学べる大学を偏差値ランキングでご紹介していきます。

マーケティングは明治大学の商学部or経営学部?

MARCH内のマーケティングを学べる学部を紹介する前に一つ紹介したいことがあります。それは明治大学についてです。
明治大学には商学部と経営学部があり、違いがよく分からないという声も多くあります。
しかしマーケティングを学びたいあなたにとって、進むべき学部ははっきりとしています。

それは「商学部」です。

なぜかというと、明治大学商学部には経営学部と違ってマーケティングコースがあるからです!
単位を取るのも厳しいことで有名な明治大学商学部ですが、その分充実した勉強ができること間違い無しです。

マーケティングが学べる大学ランキング【MARCH編】

No.1 立教大学経営学部(60~65)
No.2 明治大学商学部(57.5~62.5)
No.3 青山学院大学経営学部(55~62.5)
No.4 法政大学経営学部(57.5~60)

このようにトップは立教大学の経営学部であることが分かります。
立教大学において経営学部は「看板学部」と言われるほど人気なのです。

関関同立レベルでマーケティングが学べる大学

次に関関同立レベルでマーケティングが学べる大学のランキングをご紹介します。
関関同立においては、一つの大学に、商学部と経営学部が両方あるということはありませんので安心してください。

No.1 同志社大学商学部(57.5 〜 60.0)
No.2 関西学院大学商学部(55.0 〜 57.5)
   立命館大学経営学部(55.0 〜 57.5)
No.3 関西大学商学部(55.0 〜 55.0)

このようになっています。同志社大学と関西学院大学で迷われる方も多いようですが、偏差値的には同志社大学商学部が上回っています。
同志社大学は大学全体でグローバルな学びに力を入れており、それはマーケティングにおいても然りです。
それが人気の理由なのかもしれませんね。

日東駒専レベルでマーケティングが学べる大学

次に日東駒専におけるマーケティングを学べる大学をご紹介します。

マーケティングは専修大学の経営学部or商学部?

この専修大学でも明治大学と同じように経営学部と商学部の両方学部が設置されています。
しかしここでもマーケティングを学びたいみなさんにとって選ぶべき学部は明瞭です。

それは「商学部」です。

ここでも明治大学と同じく、専修大学商学部には「マーケティング学科」が設置されています。
マーケティングを学びたい学生にとってはぴったりのものだと思います。

マーケティングが学べる大学ランキング【日東駒専編】

それでは日東駒専におけるマーケティングを学べる大学の偏差値ランキングをご紹介します。

No.1 日本大学商学部(50〜57.5)
No.2 駒澤大学経営学部(50〜52.5)

東洋大学経営学部(偏差値記載なし)
専修大学商学部(偏差値記載なし)

偏差値はスタディプラス上の偏差値ページを参考としています。

この記事を書いた人
いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。3月末から海外逃亡を決意しました。

関連するカテゴリの人気記事

【MARCH】大学偏差値ランキングや学部、雰囲気、国公立との比較!

旧帝大とは?偏差値・難易度・就職・キャンパス等をまとめて紹介!

【関関同立】偏差値と難易度を紹介!MARCH、産近甲龍との比較も!

【早慶】早稲田大学と慶應義塾大学の偏差値から学部まで徹底比較!

東京六大学を紹介!偏差値情報から六大学の学部・魅力まで教えます

【早慶上智】早稲田・慶應・上智の偏差値と各大学の魅力を紹介!

スマホアプリで
学習管理をもっと便利に