【薬剤師に強い大学】国家試験合格率・おすすめ大学・学部を一挙紹介!

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。

はじめに

薬剤師という職業に興味を持っているあなた。

薬剤師といえば、白衣を着て薬に関する仕事をしている格好いいイメージがありますよね!
ですが、薬剤師の詳しい仕事内容、年収、なり方、おすすめの大学・学部といったところまでは分からない方が多いのではないでしょうか?
ここでは、こうした基本情報をお伝えした後に各大学の薬学部を国家試験の合格率、学費の面から徹底比較していきます。

大学選びに困っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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薬剤師の現状!気になる仕事内容と年収とは?

まずは薬剤師の基礎的な情報をまとめてみました。
分かりやすく説明しているので気楽に読んでみてください。

活躍の場が広い薬剤師の仕事内容

「薬剤師の仕事とは?」と聞かれてしっかりと答えを言えるでしょうか?
簡単に言うと、薬剤師とは主に薬局などで薬の調剤を行っている人です!
この調剤という言葉は処方箋のチェックから始まり、薬の調合、そして患者さんに薬を交付するまでの一連の行為を指しています。
ただ薬の調合を行うだけでなく、医師の出した処方箋が間違っていないかを確かめてから患者に服薬指導をするまでが薬剤師の仕事なんですね。

その他、薬剤師は一般医療薬品の販売・相談もすることができます。
一般医療薬品とは、医師による処方箋がなくとも購入できる医薬品のことを指します。
「市販薬」とも呼ばれています。
これはドラッグストアで勤務している薬剤師を想像してもらえば分かると思います。

この他にも武田薬品やアステラス製薬を始めとする製薬会社に就職して薬の研究・開発に携わる薬剤師や、病院でお薬の調剤や注射薬や点滴薬の調剤・管理を行う薬剤師も存在します。
このように薬剤師の活躍フィールドは医療に関わる至るところに見られます。
人間にとって不可欠な医療業界のあらゆる場所で活躍していることが、薬剤師のやり甲斐となっているのでしょう。

薬剤師の年収は低い?高い?

薬剤師の年収はどれぐらいなのでしょうか?
給料が高いか低いかは、将来の職業を考える上で重要なポイントとなり得るでしょう。
薬剤師の平均的な年収は500~600万円と言われています。
薬剤師の給料が安定しているとは言われる一方で、大学での負担などを考慮すると少し物足りないと感じるかもしれません。
ただし、これも働き先によって変わってくるので一概に言えるものでもありません。
例えば、大手製薬会社に就職した人はこれよりも大きな額を貰うことも十分に可能でしょう。

薬剤師の将来性は?

薬剤師の将来性はどうなっているのでしょうか?
現在あらゆる職業で将来の不安定性が懸念されています。
ロボットやAIなど技術の発達が様々な職業の仕事を奪っていくと考えられているからです。
ですが、これが本当に起こるのは相当先のことでしょう。
今後しばらくは薬剤師にとって良い状況が生まれると言えます。
というのも高齢化が進む日本では今後ますます医療の重要性が増していきます。
そうなると薬剤師の需要は今後増えていくと考えられるからです。
しばらくは薬剤師の将来性は安泰と言えます。

薬剤師になるには?

薬剤師になるにはどのような進路選択をすればいいのでしょうか?
薬学部を必ず卒業していなければいけないのでしょうか?
薬剤師のなり方について詳しく解説していきますね!

国家試験に受かる必要がある

大前提として薬剤師は国家資格です。
そのため、薬剤師になるには国家試験を突破しなければなりません。
この国家試験の合格率は60~80%とされていますが、その難易度は決して低いとは言えません。
というのも大学が独自に実施している試験を突破しないと受験できないことが多いからです。
この難関試験を突破した人のみが薬剤師名簿に登録でき、晴れて薬剤師となることができます。

学部は薬学部じゃないとダメってホント?

薬学部を出ていないけれど、独学で国家試験に合格すれば薬剤師になれるのでしょうか?
実はこれは現行の仕組みでは不可能です。
というのもこの国家試験を受験するためには、大学の薬学部か薬科大学で6年間の薬剤師養成課程を終了している必要があるからです。
平成18年からは必ず6年制を卒業との指定が加わりました。
薬学部には4年制のものも混在しているので、ここは注意が必要です。 いずれにせよ、薬剤師を目指す人は、その事を視野に入れた進路選択をしないといけないというわけです。
日本には薬学科の学科を設けている大学は全国に国公立大、私大を合わせて74校あります。
薬剤師になりたい人は、この中から自分の進む大学を選択する必要があります。
でもどこの大学が良いのか分からないですよね?
これから各大学の薬学部を学費・国家試験合格率などの面から徹底比較していきます。
ぜひ大学選びの参考にしてください。
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大学別の国家試験合格者数ランキングと合格率

これから大学別の薬剤師国家試験の合格者数ランキングとその合格率についてお話します。
私立大学は国家試験の合格率が下がるのを憂慮して、事前に独自の試験を課し、それを突破した者しか国家試験を受験できないようにしています。
そのため、合格率だけでなく合格者数も合わせて見ると、どこの大学が薬剤師の国家試験に強いかがより鮮明に分かります。
国家試験に強い大学は大学のサポートが充実していたり、周りに同じ目標の友達が多くいることで情報共有が盛んに出来たり、モチベーションアップに繋がったりとプラスの面がたくさんあるので一つの志望校として考えてみてください。

大学別の薬剤師国家試験合格者数ランキング(2017年2月25,26日実施)
【国公立大学】
1位 岐阜薬科大 92人/84%
2位 静岡県立大 86人/86%
3位 富山大 60人/85%
4位 名古屋市立大 58人/81%
5位 熊本大 53人/75%
6位 徳島大 51人/88%
7位 長崎大 47人/84%
8位 千葉大 45人/83%
9位 岡山大 43人/86%
10位 広島大 42人/93% 
【私立大学】
1位 東京薬科大 382人/81%
2位 京都薬科大 352人/89%
3位 明治薬科大 299人/88%
4位 東北医科薬科大 288人/84%
5位 大阪薬科大 284人/84%
6位 神戸薬科大 266人/89%
7位 帝京大 253人/63%
8位 名城大 245人/90%
9位 福岡大 240人/85%
10位 日本大 237人/79% 

第102回薬剤師国家試験の結果 出典:厚生労働省

合格者数だけを見ると国公立大学と私立大学で大きく差が付いていますが、これはそもそもの学生数の差です。
薬科大学を除いて総合系の国公立大学は薬学部の募集定員が1学年80人ほどしかいません。
この80人の中には大学院に進み薬の研究者を目指す人も一定数います。
この合格者数ランキングに東大や京大といった最難関国公立大がランクインしていないのは研究職を目指している人が多いからです。
一方の私立大学の薬学部は1学年400人近い大学が多く、その多くの学生が薬剤師を目指します。

薬剤師国家試験の合格実績から見るオススメの私立大学

この結果を踏まえて薬剤師になるのにオススメの私立大学薬学部、薬科大学をご紹介していきます。
ぜひ読んでみてくださいね。

東京薬科大学

私立大学の薬学部で最も薬剤師になる人が多いのが、名門東京薬科大学です。
東京薬科大学では全学生の薬剤師国家試験の合格を目標に「薬学教育推進センター」を設置しています。
ここでは情報収集とアドバンス演習という2つのプログラムが開講されています。
大学の教員が用意したオリジナルのテキストを用いて薬剤師国家試験の合格を手厚くサポートしています。
周りに同じ志の学生がたくさんいることも大きな強みとなっています。

京都薬科大学

関西の薬学系の大学で最も有名なのがこの京都薬科大学でしょう。
東京薬科大学に次いで2番目の国家試験合格者数を誇り、合格率も堂々の89%です。
特に2017年3月卒業の学生に絞ると合格率は91.67%です。
京都薬科大学では薬剤師免許の取得を最低限クリアしなければならないものと位置付けてきめ細やかな指導を行っています。
特に4年次〜6年次を対象に薬学の基礎から実践までを講義・演習を行います。
質問や相談があれば薬学教育研究センターが対応してくれるなど生徒と教員の距離が近いのも魅力的です。

明治薬科大学

明治薬科大学は東京都清瀬市にある薬科大学です。
上のランキングを見ても分かるように薬剤師国家試験の合格者数、合格率は非常に高く人気の高い大学です。
この大学では薬剤師国家試験のサポートシステムが充実しています。
例えば、インターネットを利用した独自のLMS/講義支援システムを用意しています。
国家試験対策の授業をデータベース化して校内だけでなく校外からもアクセスできるよう環境を整えました。
これによってネットを利用して家から講義を受けられたり、薬学用語辞典を利用できたりと時代に即した便利な機能で、効率的な学習をサポートしています。

名城大学

名城大学は愛知県名古屋市にある私立大学です。
東海地方では一番の薬剤師国家試験合格者数と合格率です。
特に合格率が高く、薬剤師を目指す人におすすめの大学と言えるでしょう。

私立 / 愛知県

福岡大学

福岡大学は名前から国立大学と勘違いされることがありますが、私立大学です。
九州地方では最も多い薬剤師国家試験の合格者数と合格率を誇っています。
大学病院や地域の医療機関、さらには文系学部と連携した教育に定評があります。

私立 / 福岡県

薬学部の学費を徹底比較!私立大学は国公立大学の4倍?

国公立大と私立大の学費の差は?

国公立大学と私立大学の薬学部ではやはり学費の面で大きな差が出ます。
国公立大学は授業料が年間53万5800円であるのに対して、私立大学の方は年間で約200万円もかかってしまいます。
薬剤師を目指す人は6年間通うことになるので、その差はなんと約1000万円
「国公立大学の方が良いに決まっている」と思うかもしれませんが、国公立大学はそもそも募集人数が少なく入試の難易度が高いので非常に狭き門なのです。
受験科目も国公立大の方が多くセンター試験を必ず受ける必要があります。
一方で、私立大学は学費が高い分キャンパスの立地が良かったり、設備が新しくきれいであったり、大学側のサポートが手厚かったりとプラスの側面もあります。
もちろん入試も英数理だけで受験できるところがほとんどです。
さらに私立大学は奨学金制度や学費免除の特待生制度が充実していることが多いので、上手く活用すれば上の額よりも少ない金額で卒業することも十分可能でしょう。

私立大学でも学費が安い大学がある!?

私立大学も大学によって学費の高い大学とそうでない大学があります。
平均すると初年度は約230~250万円、2年次以降は約210万円です。
ここでは、私立大学の中でも比較的学費が安くてお得な大学を地域別にご紹介していくので要チェックです!!
全て初年度納入額を示しています。

【北海道・東北】
・北海道薬科大学薬学部 1,752,020円
奥羽大学薬学部  1,740,000円
【関東・甲信越】
昭和大学 2,000,000円
武蔵野大学 1,966,600円
国際医療福祉大学 1,750,000円
北里大学薬学部 2,350,000円
【北陸・東海】
名城大 2,100,000円
【関西】
姫路獨協大学 2,174,700円
【四国・中国】
松山大 2,200,000円
【九州】
第一薬科大学薬学部 1,900,000円

薬学部の偏差値や就職先について興味がある人は以下のページも参考にしてみてください!

【薬学部とは?】偏差値ランキングや気になる就職先情報

最後に

これまで、薬剤師とは?という基本的なことから大学別の薬学部の比較までを行ってきました。
薬剤師は安定した職業ですし、将来性を考えても魅力的でしょう。
進路選択をする際は、国家試験の合格率、学費、偏差値、受験科目、立地など様々な観点から選んでいくと思います。
興味のある大学があれば、オープンキャンパスなどに足を運んでみてくださいね。
この記事が受験生の大学選びの参考になることを願っています。

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この記事を書いた人
関西出身です。現役で東京大学文科2類に合格しました。高校の時はラグビーをやっており、今はサークルでゴルフをやっています。 好きな科目は世界史です!

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