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はじめに
センター試験後の感触、直前の不安などセンター試験ってとても苦しいですよね。
「センター試験失敗した・・・。」
「足切りで大学受けられない・・・。」
と、センター試験後困っている受験生や、
もしくは「センター失敗したらどうしよう・・・。」
と、センター前不安でいっぱいになっている受験生がたくさんいると思います。
私は受験生の時センター試験前々日にインフルエンザになり、
当日には想像も出来ないくらい低い点数を叩き出し、「センター大失敗」を経験しました。
そして、センター試験は人生の岐路になる重要な試験であるということを痛感しました。
なんとかしてその年に大学生になることが出来ましたが、センター失敗後にこの経験のお陰でいろいろな選択肢があることを知りました。
この記事ではセンター失敗後の進路の候補やアドバイスなどをお教えします。
センター試験後困ったときにこの記事が活きれば幸いです。
もしくは、今困っているあなたの力になれば良いなと思います。
センター失敗
センター試験お疲れ様でした。
センター試験で失敗してしまった方は不安でたまらないと思います。
自暴自棄になって暴れまくりたい気分なのではないでしょうか。
実際、私は魂が口から抜けたような感覚だった覚えがあります。
皆さんに伝えたいことは
「センター試験で人生の行先が決まるわけではない」
ということ、そして
「この悔しさを忘れてないけない」
ということです。
今回の失敗で進学する大学が変わったかもしれませんが、それで人生が悪い方向に進むとは限りません。
むしろ、自分の行動次第ではこの屈辱があなたの人生をよい方向へ導いてくれるかもしれません。
あなたがその大学を第一志望に選んだ理由はなんでしょうか?
私の場合、やりたい研究が有名な大学の中で雰囲気が最も好みだった大学にしました。
対策しているとその大学しか選択肢の無いように思いがちになっていまい、雰囲気で選んだことすら忘れていました。
大学では実は、多くの学生がやりたい研究につながる授業・実験を休んだり勉強をしていなかったりします。
大多数の大学生はバイト・恋愛・サークルなどの大学生活を優先しているからです。
受験時に重要視していた、大学のカリキュラムや授業そっちのけで大学生活を楽しんでいます。
大学生ってそんな感じです。
なので、結果的にはセンターで大学が変わっても何ら影響はないと思ってください。
大学生活はどこでもそんなに変わりません。
第一志望に落ちた大学1年生の多くの人は編入試験を受けようと決断します。
しかし、最後に編入試験を受けるのはごくわずかです。
編入試験の受験資格を取るのが難しいことが理由の一つです。
しかし、より主要な理由としては編入へのモチベーションがなくなったという事があります。
多くの編入を希望していた大学生は進学先での大学生活に価値を見出して編入の必要性がなくなるからです。
もし学歴が気になってしまうのであれば4年間、それに相当する努力をすればいいのです。
例えば、編入試験を受けること、自分の専門分野を極めること、
学力を伸ばすこと、資格を取ることや起業することなども努力によって実現できます。
自分の大学4年間で何を得たいのか決めて過ごすことは重要です。
どこに行くかではなく何をするかにあなたの人生懸かっていますよ。
今へこたれている場合じゃないんです!
打開策考えて、将来の自分が今の自分に感謝するような努力を大学のうちに積み重ねましょう。
センター試験の分析
センター試験がうまく行かなかったという皆さん。 色々な選択肢をすでにお考えなのではないでしょうか。
そんなあなたにまず分析をすることをおすすめします。
私は分析し他の国公立で可能性があるほど点数が良くなかったのですが、
多くの友達は予想よりも低かった点数を受け受験校を変えていました。
センター試験が思い通りに行かなかった方は二次試験で挽回する必要があります。
まず、得点で見てみましょう。
【二次試験で取るべき点】>=【大学の合格最低点】ー【今回のセンターの換算得点】
あなたが二次試験で取るべき点数は過去問で解いてきた点数に比べどのくらいでしょうか?
その点数を二次試験で取れるでしょうか?
もし可能性があるならば選択肢は1つですね!
第一志望を受けて逆転しましょう。
しかし、満点をとっても合格最低点に達していない場合や、満点に近い点数の場合は他の選択肢を選ばなければなりません。
ずっと目指してきて諦めなければならないことはとてもつらいと思います。
しかし、それよりもその大学でしか駄目だと決めつけてしまうことは大変勿体無いです。
学費やカリキュラム、校風などあなたがそこに魅力を感じる点が、本当にそこでしか見いだせないのかどうか考えてみましょう。
私は地方の国公立大学を志望していましたが、実際今早稲田大学に通って良かったなと思っています。
自分が私立に通うことで一番心配していたこと、嫌だったことは学費の高さです。
しかし、学費を気にして勉強を続けたことで奨学金を受け取ることになりました。
私立だと奨学金制度が豊富な大学も多いので、金銭的に厳しくても制限しすぎずに進学することも考えてみてください。
また、受験で自分の能力が認められなかった分、大学で専門的な分野を伸ばしていき将来に活かすのは良い選択だと思います。
どこに行くかではなく何をやるかが重要です。
センター試験後の進路(1)
それでは私がセンター試験に失敗して、そのときに考えられたいくつかの進路をご紹介していきます。
自分の状況に当てはめて選択肢を沢山知ってください。
第一志望を受験する
誰もが選べるならば最も選びたい選択肢ですね。
現実的に二次試験を受けることが出来るなら是非受けに行ってください。
思いが強い人ほどチャンスがあるのかもしれないです。
どうしても受けたくて、自分の能力が信じられる人はレベルを落とさず勝負することをおすすめします。
後期や私立もあるので様々な所に目を向けながら、センターからしっかり切り替えて国公立大学二次試験の対策を始めましょう。
受験する国公立大学のレベルを下げる
これは多くのセンター試験で望ましい結果が得られなかった受験生が選んでいる選択だと思います。
一番リスクが少なく、国立大学により行きたいと思っている方が選ぶべき選択肢です。
また、足切りにあいそうな人や足切りラインを下回ってしまった人もこの選択肢を選ばなければなりません。
実際、私の周りでもたくさんこの選択肢を取っている友達がいました。
結果合格した子もいれば、落ちてしまってもう一年勉強した子や私立に進学した子もいました。
この選択肢を取る場合、できるだけセンターの配点率が低い必要があります。
つまり、二次試験の配点率が高い試験を受けて当日に賭けるということです。
しかし、センターが悪かったときの受験校を多くの人は決めていると思うので、その大学の対策をしっかりして受験に備えてください。
ポイントは志望校に強い意思をもって受けに行くことだと思います。
浪人するかもしれないと不安になると思いますが、自分を信じることは必要です!
私立の試験に集中する
私の取った選択肢がこの私立に絞るという進路です。
センター試験が壊滅的で他の国公立大学を目指せるような点数でなかったことが一番の理由です。
私は、結果的に私立大学2校のみを受験することにしました。
私立大学の入試はその試験での点数で合否が決まるので、センター試験の結果に関わらずそのテストで良い点を取れた人にもれなく合格がついてきます。
いままでやってきたことを信じて、行きたい大学の合格をつかむために絞るというのも賢明な判断かもしれません。