この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
幼稚園教諭と聞いて知らない人はいないと思います。
それくらい有名な職業である幼稚園教諭、しかしその仕事内容など詳しく知っていますか?保育士との違いは分かりますか?
名前だけ知っていて、詳しいことは謎に包まれている幼稚園教諭、今回は詳しくご説明したいと思います。
この記事では幼稚園教諭と保育士の違いから始まり、幼稚園教諭の仕事内容、年収やおすすめ大学ランキングをご紹介していきます。
大学選びの参考にしてみてくださいね。
幼稚園教諭とは?
保育士との違いとは?
まず幼稚園教諭ついてお話しする前に、みなさんは幼稚園と保育園の違いをご存知ですか?
「保育園は子供のお世話をする場所」である一方で、
「幼稚園は子供の教育をする場所」です。
そもそも保育園は0歳〜6歳の子供を預かるのですが、幼稚園は3歳〜6歳の子供を預かるので「お世話」ではなく「教育」になるのですね。
加えて園児を預かる時間や給食の有無なども異なってきます。保育園の預かり時間は約11時間で給食は義務である一方、幼稚園は約4時間で給食は任意なのです。
また受験資格を満たし、保育士試験に合格すればなれる保育士に対して、幼稚園教諭は大学で教職課程における単位の取得が必要なので、より限られた職業であると言えます。
幼稚園教諭の仕事内容とは?
それでは幼稚園教諭の仕事内容についてお話ししていきます。
園児の教育のお仕事
先に言ったように、幼稚園教諭は「子供の教育をする職業」です。しかし教育と言っても相手は3歳〜6歳の園児なので、遊びやスポーツを通して教育をします。それは例えば粘土遊びによる「想像力」や他の子と遊ぶことによる「協調性」です。
幼稚園によって教育内容は様々です。私は自分の幼稚園時代を思い返すと、歌を歌ったり、ピノキオの劇をしたことが印象的です。
子供の成長スピードは凄まじいものです。その成長を間近で、3年間も見守ることができる、これは幼稚園教諭の大きな魅力であると思います。担任する園児全員が自分の子供のように見えてしまいそうですね。
保護者の対応のお仕事
幼稚園教諭の仕事は園児の教育だけではありません。もう一つ、重要な仕事があります。それは「園児の保護者への対応」です。幼稚園で初めて、保護者のもとを離れる機会がある園児も少なくありません。慣れない環境に不安を抱くのは園児だけではありません。むしろ保護者の方が心配なのではないでしょうか。そのような保護者とお話しをしたり、聞いたりするのも、幼稚園教諭の重要な仕事でしょう。
また園児を預かる時間以外にもイベントの準備など、様々な業務があります。それもすべて園児が楽しんで幼稚園に通うためのものと考えれば頑張れそうですよね。
幼稚園教諭のお給料って?
この数字は文部科学省の学校教員統計調査を参考としています。
うち、男性の場合約31万円、女性の場合約21万円となります。
この数字の差は男性(18年)のほうが女性(10年)よりも勤続年数が長いため、お給料が増えているという理由が考えられます。
一方保育士のお給料は約18万円、年収は約250万円なので、幼稚園教諭のほうが高いことが分かりますね。