【物理参考書7選】偏差値60付近の大学を目指す方へ

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はじめに

物理学というのは、大学以上においては物理学科だけでなく、化学系や機械系とかかわり、そして化学系や機械系に関わるということは生物系や情報系などなどの、ほとんどすべての学問に関わってきます。少なくとも高校レベルのものは知っていないと、思わぬところで足を掬われます。
大学に入ってからやり直しても良いのですが、どうせならば高校の段階である程度完成しておくと大学の勉強がより早い段階で深く、楽しめるようになります。

というわけで、模試で物理の偏差値が60を超えるという理系の方は、下の『新・物理入門』という“本格”に触れられる参考書はいかがでしょうか。この参考書は他の参考書と一線を画しており、微分積分の立場から解説をしています。実は物理において微分積分はきわめて重要です。というか、本物の“物理学”ではそちらを使います。それゆえ、微分積分のテクニックを身につける本ではなく、微分積分を通して物理現象を理解する点に重きをおくことには注意してください。むしろ式の詳細をすべて追う必要はないので、微分積分を通すことで物理現象をより明確に捉え、想像することを目指してみてください。

河合塾からも同様のコンセプトと思われる『理論物理への道標』シリーズが出ています。ただ、こちらは『新・物理入門』よりもさらにレベルが高いです。さらにそのレベルの参考書としては『オリンピック問題で学ぶ世界標準の物理入門』という本があります。ただ、ここまでやるなら他の科目を仕上げなさいという感じがあります。他の科目もそのレベルならさっさと大学物理や数学の教科書を読みなさい、という感じです。

微積を使った解答については、書けるようになるまでは少し時間がかかりますし、丁寧に見てくれる指導者がいないとかなり誤解をしてしまう恐れがあります。そこで私が行ったのは、教科書と併用することで、公式の理解だけ微積で再構成して、非効率な暗記を減らして理解を深めることです。問題を解くときはその公式を使ったり、高校物理風の解答を書いたりします。それだけでも物理に対する理解度がかなり上がるので、これらの参考書はおすすめです。理系に進もうとする方はぜひ活用してみてください。また、その助けとなる参考書兼問題集に『体系物理』があります。私は『新・物理入門』と教科書を読み比べて身につけましたが、そういうアプローチもありです。

参考書名
新・物理入門

これを読んでたら高校の物理の先生に「難しそうな本読んでるねぇ」と言われてなんて言ったらいいか分からず無視してしまいました。これのおかげで先生に目をつけられました。

物理でありがちな"現象を掴めていなかった","理解したつもりになっていた"ことを気付かせてくれる本。いかに高校物理での導出が簡略化されているのかが分かります。(僕は東進の苑田先生の物理に併用していました。)  ご存知の通り難関大学の求める物理は公式を覚え使い慣れることではなく、現象を見抜いて時間内に簡潔に立式し正しい答えを出すこと。そのためには高校の範囲をはみ出たとしてもきちんと理解を深めた方が有利。  初めのうちは細かい計算は飛ばしてok。それでも数Ⅲが出来れば微積も大丈夫。知識→導出でつながる→きちんと理解によって力がつくと思います。理解の弱い分野から詰めていきましょう!(※全範囲やる必要は無いと思います。)

同シリーズの新物理入門問題演習と合わせて使うとより効果的。東進の苑田尚之師の授業で分からなかった部分などをこの参考書を使って読み込んで理解の手助けにしていました。全てをわかる必要はないので辞書的に分からない部分や曖昧な理解になっている部分を読むのがいいと思います。

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参考書名
理論物理への道標 上 力学/熱学/力学的波動(河合塾series)

力学の前半しか進めていないものの、この参考書の詳しさに感動したのでレビューをさせていただきます。 運動方程式や運動量は「力」や「勢い」を経験則から定義したものであり、これらの定義から運動エネルギーや力積を辿り、力学的エネルギー保存則、運動量保存則が導き出されるわけでありますが、教科書を読んでいるだけではひとつひとつの法則がどのような関係を持っているのかが分かりにくいことが多々あります。そういった意味で、微分積分を用いた導出過程が記された参考書が数少ない中、こういった参考書は評価されるべきだと思います。加えて、与えられた問題から導出された式が、どういった意味を持つのかも記されているという点も、素晴らしいと感じています。 ただ、私は「微分積分を用いた参考書」として主に評価しているのであり、ただ読みさえすれば良いというものでは勿論ありません。一般に言えば、物理法則を系統的に学ぼうとする姿勢のある人に、お勧めできると思うのです。(勿論、このような姿勢のある人が教科書や他の参考書を使ってもおもしろくない、と言っているわけではありません。)特に、微分(接線を求めること)と積分(面積を求めること)がなぜ「逆関係にある」と言えるのか、をわかっている人には効率よく使うことができると思います。

浪人したらやろうと思ってたけど現役で受かったのでやりませんでした🥺

これをやるまで私の物理の偏差値は30程度だった。 この参考書の上・下を終えた私の物理の偏差値は低くとも75、東大物理の過去問の点数で言えば、55/60付近をうろつくくらいであった。 以上の文章で私が何を言いたいかは明白であろう。 私は天才だ。(違うそうじゃない)

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参考書名
オリンピック問題で学ぶ世界水準の物理入門

タイトルの通り.脅すようだが,これくらいはできるようになっておかないと2次の会場から楽しく帰ることはできないと思う.実験の試験に関する本は少ないので,その点でも必要性が高いと思う.

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参考書名
体系物理(体系シリーズ)

よく物理の苦手な人におすすめの参考書として「物理のエッセンス」や「漆原晃の面白いほどわかる本」や「宇宙一わかりやすい高校物理シリーズ」とかあります。確かに苦手意識や拒絶反応があるなら通っても間違いない(ワタシも漆原はお世話になった)が、やはり所詮公式や解法の“丸暗記”物理。この「体系物理」という参考書は俗に京大志望の1冊目とか言われるけど、公式の導出を問わせる問題や、その後にその公式の使い方を学ぶ良問、そして有名な問題や有名な実験の問題など、この本を通して物理を学ぶことが出来る本となってる。ある程度のレベルのある大学を志望するならこの本は必ず通るべき。 ただ注意点として、解説が親切では無い、しかし裏を返せばこの量で理解出来なきゃダメでしょ?とも取れる。あと発展はやらなくていい。標準の方を完璧に理解するだけで良い。東大京大、東京工大などのとてもハイレベルな大学を志望するなら発展も解いていいが、それなら他の発展的な問題集で良いのかなと思う。

 基礎定着には少し難しいと感じる人もいると思う。そういう人はセミナーなどの少し易しめの問題集を買ってやろう。  基礎固めが終わり、定着の時期に入ったら丁度いいレベルだ。  

物理は基礎を固めれば大丈夫 これやっとけばいいです(特に京大) あとは過去問で練習するのみ

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参考書名
物理教室(河合塾series)

一週間で高校物理を理解したい人におすすめ!

初めて学ぶときに役に立ちました。大学受験の物理で必要な知識が網羅されてますが、問題の解き方は解説されてないですので点数upのための参考書というよりは高校物理を理解するための参考書としておすすめです。 直接点数upに繋げたいならば別の問題集で入試問題に慣れることをおすすめします。 例題は、入試問題がそろってます。しかし難易度はかなり高く、苦しい問題ばかりだと思います。

漆原で基本概念を確認した後、これの例題で解き方を学べば問題集が結構解ける。 このコンビ、ポテチとコーラ並みに最強。

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参考書名
物理のエッセンス 力学・波動(河合塾series)

まず最初に言っておきますけど、有名な参考書なんだから賛否両論あるわけで、レビューばかり見ていても大した情報は得られないです。エッセンスなんてブックオフとかメルカリでタダ同然で売られているのでとりあえず買って自分で見てみましょう。 それと、「独学に向いてない〜」系のレビューは無視してください。エッセンスの最初に「教科書と一緒に使え」と書いてあるのにちゃんと見てるんですかね。「講義編がまとまっている」も嘘です。他の参考書の方がまとまってます。 エッセンスは「問題集」です。参考書じゃないから講義編が薄っぺらいのは当然です。エッセンスをやる人はまず最初に教科書を読みましょう。どうせ教科書の内容も薄っぺらいので図録も見ましょう。どうしてもイメージしにくい部分はYouTubeで実験動画を探しましょう。講義動画なんかも上がっているので見たかったら見ても良いと思います。自分で実験するのもありです。「実験」なんて大層な言葉を使ってるけど、大体消しゴムを押したり投げたりぶん回してるだけで力学のほぼ全分野の実験になるんですよ。とにかく現実世界と物理を結びつけてください。余力のある人で「結局なんでこんな式が出てくるんだ」って疑問に思う人は微積分を使った本格的な物理に手を出してみましょう。駿台文庫の「新物理入門」がおすすめです。 とにかく「手」と「頭」の両方をフルに使うのが大切です。片方だけでは大したものは得られません。 そこまでやってイメージが掴めたらエッセンスの講義編をさっと読んで問題を解きましょう。ちゃんと「解いて」ください。問題集の解答を最初から読むようでは勉強ができるようになるはずがない。エッセンスは問題が少なめで解答も簡潔なのが良いです。「これくらい書けば分かるよね?」というラインです。解いて終わりではなく解けた問題も解けなかった問題も解答を読んで「再現できる」ようにして下さい。1周目は「考える練習」、2周目以後の再現は「より簡潔に考える練習」です。 こんな感じでちゃんと再現できるようになったら、もう簡単な問題は解かないで入試問題で練習するべきです。物理は、どこまで難しくなっても、 イメージする→イメージを厳密に表現するために持っている条件を数式化する→数式を解く→結果を考察してより厳密なイメージを作る→… の繰り返しです(入試問題だったら解いて終わり)。エッセンスで一つ一つの手法は一通り触れたわけなのであとは演習あるのみです。 程度の高めな問題で練習をしないでひたすら基礎問題を解き続けるのは無駄です。素振りしかしていないのに試合でホームランを打てる野球選手はいません。程度の高い問題を自分で考えて初めて、手法が自分に最適化され、本当の意味で身に付きます。 エッセンスを酷評するレビューも見かけますが、それも的外れだと思います。そのようなレビューは大体「微積分を使った本質的な内容じゃないのにエッセンスを騙るな」みたいな趣旨ですが、そもそもエッセンスというのは「入試物理を解く上でのポイント」的な意味合いでしょうし(本質とは言ってない)、また微積分を使うことで物理が「分かる」ということでもないと思います。僕も微積分を使った物理を一通り(新物理入門や苑田先生などで)学びましたが、微積分を学ぶ意義は「少しレベルの高い数学を扱うことでより厳密なイメージが得られる」ということであって、微積分の技術そのものはオマケです。数学的な技術なんてやれば誰でもできます。微分方程式が解けることが偉いわけではありません。そこから「より厳密で鮮明なイメージ」を得られるかが重要です。 極論を言えば、正しいイメージが作れれば公式物理でも問題ないわけです。数学的な技術に囚われる限り数式いじりからは脱却できず、いつまでも物理は分かるようになりません。そのような人こそ、エッセンスで基本的な問題で物理的なイメージを掴むことが大切だと思います。エッセンスは他の同系統の参考書と違い、そんなに「解法」チックな側面がないです。確かに受験に寄りすぎて実際の定義とは違う都合の良いワザはいくつかある(単振動や遠心力)けど、他の参考書と違いわりと素朴な内容になっているので、そういう思考訓練にはうってつけです。 そうやって練習を重ねていけば、いつかはエッセンスの内容が簡単すぎると思うようになると思います。その頃には入試の物理くらいはちゃんとイメージできるようになっていると思います。物理はそういう科目です。

高2のうちにやっておけば良かった。後悔した。物理習った後にモヤモヤしてたものが解消される感じがする。そんな感じがする。 ただしこの本、人を選ぶような気がする。

物理の基礎知識を知った上でこの参考書をやると良い。名問の森・良問の風への橋渡し

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参考書名
物理のエッセンス 熱・電磁気・原子(河合塾series)

レビューみたら案の定批判多くて笑った 問題演習にはなるから解答だけ捨てて使ったらいいと思う

ここにバニラを加えると上品な仕上がりになります

嫌いな奴にあげろって暇医先生が仰ってた

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