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はじめに
早稲田大学の国際教養学部(SILS)ではどの入試科目も高難易度な問題が出されます。特に国教の英語は長文、英作文のいずれもレベルが高く綿密な対策が必要です。
国際教養学部の英語はレベルも配点も高いですが、英単語、文法、読解の力を鍛えて本番では得点源にしましょう!
この記事では早稲田大学国際教養学部の英語の入試問題についてお伝えします。


早稲田大学国際教養学部の英語 傾向と対策
まずは国教の英語についての入試情報を確認しましょう。配点や問題形式をチェックして力を入れるべきポイントをおさえましょう!
配点と設問形式、時間配分について
また、国際教養学部の入試要項では2018年2月の入試から筆記と「英語4技能試験」という2つの方式で採点されることが発表されました。英語4技能とは、読む(Reading)、書く(Writing)、聞く (Listening)、話す(Speaking)の4つのスキルを指します。これらの能力を評価する材料として実用英語技能検定(英検)またはTOEFL iBTの結果が使われます。英検であれば級合格、TOEFL iBTであれば点に応じて国教の入試の素点に換算されます。 筆記は85点満点、英語4技能試験は15点満点となっていますが、詳しい⼀般⼊学試験の制度変更についてはこちらから詳しい情報を見ることができます。
なお、この変更に伴って国際教養学部の入試英語からリスニングが無くなるので注意しましょう!
早稲田国際教養学部の英語では、長文問題は全問マーク式、他の問題は英作文と問題形式がはっきり分かれます。前者を消去法などでテキパキ解いて後者に時間をかけることができるとベストです。
大問Ⅰ:長文(25~30分)
大問Ⅱ:長文(25~30分)
大問Ⅲ:英作文(要約)(15分)
大問Ⅳ:英作文(自由英作)(10分)
長文にやや重きを置いて解いていくことがもちろん王道です。ただ、国教英語の長文は非常に長く、小説が題材になることがあるので時間をかけすぎないよう注意が必要です。1つの大問にこだわらず、全体的に得点していく意識があるとよいでしょう。
また年度によって大問ごとの難易が異なるので、柔軟に対応できるようにするためにある程度時間に幅を持たせておくことをおすすめします。
目標点
長文で8割以上の正解率を維持することを目標として頑張りましょう。長文で8割というとやや高めな印象ですが、その理由としては
1.そもそも100点満点と配点が高く合否に大きく関わるから
2.そこそこウェイトがある英作文の配点がわからないから
3.英語が得意、帰国子女といったアドバンテージがある人が多く受験するから
の3つが挙げられます。
最初のうちは5割に満たない点数でも大丈夫です。得点アップの勉強法を身につけて本番では着実に高得点を取りましょう!
難易度
難易度は
長文:標準〜やや難
要約問題:標準
自由英作文:標準
このような具合です。リード文・問題文・選択肢など全て英語で書かれているため所見では非常に難しく感じるかもしれません。ですが、設問や答えるべき内容はシンプルであることが多いので、全体的に見ると案外普通のレベルだと捉えることができます。
ただし長文問題は文章量があるので、読解に慣れていないと焦ってしまう場合があります。ですが丁寧かつ速く読むことができれば合格はすぐそこまで見えてきます。後ほど紹介する勉強法を参考に合格まで突き進んでみてください。
余談ですが、国際教養学部では学部内に設置される授業は全て英語で行われます。それほどまでに英語に堪能であることが求められているのかもしれません。


最後に
ここまで早稲田大学国際教養学部の英語についてお話しました。
国教の英語はやや難しい印象を受けますが、的を射た勉強を心がければ8割を超えて得点源にすることも十分可能です。長文・要約問題・英作文をまんべんなく対策して高得点を狙いましょう。
正しい勉強法を続けることで国際教養学部に合格するだけの力が身につきますので、最後まで諦めず頑張ってください!

