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はじめに
化学以外でも言えることですが、参考書は「これは最初にやって概略を掴むため」「これは事典として」というように、目的別に揃えることをオススメします。
本当に化学が何もわからないという方はまず、学校で配られた教科書、参考書(図録)、および教科書併用問題集をこなすのが良いと思います。
物理は教科書併用問題集の解答ではなかなかわかりにくいところがあるのですが、教科書併用問題集レベルではかなり知識ベースなので化学はそれが少ないです。
ある程度身についたと思ったら、『鎌田の理論化学』『鎌田の有機化学』『福間の無機化学』、もしくは駿台文庫の『原点からの化学』シリーズを使います。
それぞれ好みで、理論・無機・有機からひとつずつ選びましょう。
どちらかというと『原点からの化学』の方が少し難易度が高いですが、ほとんど好みの領域です。これらの参考書についている演習問題と、より実践的な問題集を併用します。
ここでもわからなかったら教科書にも立ち返ることを意識しましょう。
教科書はすべての基礎です。簡単という意味ではなく盤石な基礎です。
事典として『総合的研究化学』もしくは『化学の新研究』をもっておくと良いです。
これらは化学マニアでなければ通読するものではないのですが、かなり「入試問題の裏側」まで載っているので、あくまで事典として逐一調べるためのものですが、もっておいて損はありません。
ちなみに『新研究』の方がより大学の内容に触れているという印象があります。
福間の無機化学の講義

学校で無機は授業でやらないから自分でやれというひどい状況なのでこれを1ヶ月かけてやったら模試の無機は満点でした
授業より見ていたいこの本 今までの学校の授業が阿呆らしくなった
無機の知識まじで無だったけどこれ三日間ぐらいやっただけでだいぶ戦えるようになったすこです!! 有機はまだ無なので良い参考書おしえてください
鎌田の理論化学の講義

原点にして頂点であると思う。 今まで化学は大嫌いだった。だがこの本を買い、読み進めるうちに、「面白いのでは?」という感情が芽生えた。何事も基礎が大切というのは本当で、1度根本を理解すると面白いほど解けるようになる。 この本が他の参考書より勝っていると思った点は、やはり解説。詳しいから、などではない。いや、もちろん詳しいのだが。この本は化学を好きになる要素がふんだんに含まれた解説なのだ。 この本に出会えて本当に良かった。化学を完全に理解している人は置いておき、誰しも1度は手にすべき本であると私は思う。もし買うか迷っている人がいたならば、買うべき本であると伝えたい。
僕は、教科書がわりにこれを読んで、理論化学のしくみや解き方を学びました。 今持ってる教科書、やだなぁって思ってる人は、ぜひこの参考書を使ってください。
〈使い始めの僕の状態〉 ・理転して化学基礎・化学の知識ほぼゼロ ・何をしていいか、何から始めればよいのか分からない ・化学の教科書を読んでも何をどこまで覚えてよいか分からない ・何が分からないかも分からない 〈内容〉 ・国立の難関大学にも対応できると思います ・基本となる単語、原理などを、過不足なく必要十分に説明してある ・問題数は少ない ・レイアウトが良く、とても見やすい ・言葉の使い方、知識のまとめ方が上手く整理されていて読みやすく、理解しやすい。 ・少し高度な内容も載っている 〈おすすめしたい人〉 ・理論の参考書選びで迷っている人 ・理論を得意にしたい人 ・理論化学が苦手で、知識を自分で整理できない人 ・得意な人で、理解を深めたい人 ・とにかく分かりやすい参考書を求めている人 〈備考〉 ・理論分野で他の教材等の解説を読むときに理解できないということがなくなった ・理転して色んな参考書で挫折しましたが、この本はまったく挫折せずに進められた数少ない本です
鎌田の有機化学の講義

リア充を爆発させることのできる有機化合物を学ぶことができます。例えば2,4,6-トリニトロフェノールは爆発性がすごいです。さらに強酸なので運命の赤い糸とやらを溶かすことが可能です。皆さんもこれを買ってリア充を倒してやりましょう!
騙されたと思って少し読んでみてください。10分後には宮本義幸になってます
僕は『化学の新研究』を主に使っていましたが 勉強して間もないの頃、わからないとこは、新研究ではなくこの参考書を読んでいました。 とにかくわかりやすく書いてあり、化学の実力がつきやすいと感じました。 偏差値40〜60+α(地元私立〜旧帝大)ぐらいの人にオススメです。 40未満だと理解が厳しいと思います。 東大、京大、東工大、医学科志望の方だと 『そんなのわかってるよ!』っていうレベルのことが多くなるので……
原点からの化学 有機化学

化学を難関大で使うような、基礎がすべて頭に入っている人、化学が本当に好きな人にしかオススメ出来ません。逆にそれが出来ている人にはとてもいい本だと思います。 原点から、とありますが基礎が理解出来ていないとこの本のレベルには付いていけません。 生物を選択しているのに専門分野でこの教科書を使いましたが、見事に置いていかれました、、、😅
SP3混成軌道から入るあたり原点
原点からの化学 無機化学
原点からの化学 化学の理論

総合的研究 化学

この教材は良書。 ①フルカラーできちんと発展、重要な用語、公式と分けられていてやりやすい ②カラー写真があって、イメージしやすい(無機は写真多い) ③蒸気圧、有機の構造決定、結晶格子、反応速度と化学平衡、気体の製法、浸透圧は特別講義としてより理解できるように作ってある ④高校範囲から踏み込んだ内容もある コレに載っていて、過去の出題された問題内容の例として、 ブタンの立体配座とエネルギー(帝京大医学部)、積分を使った一次反応と半減期の計算(名古屋大学)、標準電極電位(名古屋市立大学)、イオン結合の水素化合物(日本大医学部)
唯一の欠点は他のものに比べて分厚くて重い。 だから学校とかには持って行きにくい。ただそれだけ。 持ち運びを考えない限りはフルカラーだしPOINTなどは目立つようにしてくれているので細かいところまで書いているけれど重点だけおさえたいときにも役立つと思う。
授業で、ん?と思ったところもこれを見れば載ってる。先生いらないと思ってしまうくらい(想像以上に化学の先生くそなんです)まだ高1なので化学基礎を習っていますが、発展的な感じで化学の解説も一緒に見れるので良きです。 実はこのアプリのレビューをみて買いました😂
化学の新研究

少々お固い枕ではございますが、個人的に固い枕が好きだったので、以前使っていた低反発ウレタン製の枕よりは良いかなとは思います。あとは、まぁ今年の化学担当の先生が大ハズレでございまして、いつも内職をしておりますが、前の授業が体育だとか、嫌いな苦手な教科だとかで疲れが少々たまり内職(授業)に集中できないというときにでも、しっかりと快適な睡眠を提供していただける大変素晴らしいプロダクトだと思っております
この本は化学を徹底に勉強したい人にオススメ‼️ しかし、難しい問題が多いので基礎力を付けてからこの本に手を出したほうがいいと思う。 また、辞書代わりに使うのもアリ。
うーん、、あんまりかなって言うのが僕個人の感想です。確かに細かい知識がハンパないですが、正直これ覚えて入試に出るって訳じゃないし、結構値段もします、そしてあんまり開く機会がなかったって言うのが第1です。 まあ化学を大学受験の科目と考えているだけならこれを必ずしも買う必要は無いかと思いました。

