この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
高校教師になるための大学
教員免許状の取得は多くの大学で行うことができますが、教職課程における授業内容や教員就職者数には大学ごとに違いがあります。ここでは、教員就職者が多い大学を10までのランキングで紹介するので、高校教員を目指すあなたは大学別に調べてみると良いでしょう。また、重要なこととして、各大学の資料などを参照し、各大学の教職課程で取得できる免許状の種類を確認しておきましょう。高校教師になって取得したい科目(英語・数学・歴史・理科・体育・芸術・音楽など)の免許が取得できるかを調べておきましょう!
大阪教育大学(国立):教員就職者数 487名
愛知教育大学(国立):教員就職者数 483名
北海道教育大学(国立):教員就職者数 444名
文教大学(私立):教員就職者数 441名
広島大学(国立):教員就職者数 385名
東京学芸大学(国立):教員就職者数 383名
福岡教育大学(国立):教員就職者数 367名
日本大学(私立):教員就職者数 328名
埼玉大学(国立):教員就職者数 297名
岐阜聖徳学園大学(私立):教員就職者数 286名
*参照元:東洋経済オンライン
東洋経済オンライン “教員就職者が多い大学トップ200ランキング”
大学の教職課程で学ぶこと
大学の教職課程では、日本の教育制度に関する「教職論」などの基礎科目に加え、それぞれの教科科目に関する授業を履修することになります。教科科目には教壇実習も含まれており、講師や他の生徒の前で教壇に立ち、授業を行う演習も行います。また、4年生になると介護実習(介護施設や特別養護学校での実習)と教職実習(学校での3週間程度の実習)を行います。教職実習の際には、自分で学校にアポイントメントを取る必要がありますが、母校で実習をする学生が多いので、大学生にとっても楽しみとなるかもしれません。志望する大学の教職課程と取得したい免許については、入学前に調べておきましょう。
最後に
高校教師は、次世代を教育する重要な職業であり、学校という場で生徒と関わることのできる職業です。将来は教える仕事に就きたい、部活動を教えたい、など様々なモチベーションがあると思います。高校教師という責任とやりがいのある仕事に就くために、受験校選択の時点からしっかりと情報収集を行い、後悔のない進路選択をしましょう。あなたが高校の教壇に立ち、たくさんの生徒に多くのことを教えていく先生になることを願っています。