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はじめに
将来は弁護士になりたい。裁判官になりたい。検察官になりたい。と考えているあなた。
夢を叶えるためには、司法試験は避けて通れません。司法試験は日本で一番難しい試験と言われています。
本記事では、司法試験に強い大学を紹介していきたいと思います!
司法試験や司法試験予備試験の大学別合格者数ランキング、サポートが手厚い大学を挙げているので、志望校選びに悩んでいる人は是非参考にしてみてくださいね。
司法試験の概要
そもそも司法試験とはどういう試験なのでしょうか?簡単にその概要を説明していきます。
司法試験とは?
司法試験は、裁判官、検察官又は弁護士となろうとする人に、必要な学識・応用能力を備えているかどうかを判定するための国家試験です。
つまり、裁判官・検察官・弁護士のいずれかを目指す場合は、必ず司法試験に合格しなければいけません。
試験は、短答式と論文式による筆記の方法により行われます。
ここで、受験期間と回数に制限があるので注意です。
法科大学院課程の修了者は、同課程修了後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において5回受験することができ、司法試験予備試験の合格者については、同試験合格発表後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において5回受験することができます。
司法試験の難易度
司法試験は言わずもがな最難関の国家試験です。司法試験の受験者に対する合格率は20%強となっています。
意外と合格率が高いと思ったかもしれませんが、そうとも言えません。
というのも、司法試験を受けるまでには法科大学院を受験し修了するか、予備試験に合格する必要があるからです。
つまり、ある程度の法学知識がない人は受けることさえできない試験です。
そこで、20%の合格率というのは、かなり厳しい試験であるといえるでしょう。
司法試験の受験資格を得るための2つの方法
法科大学院を修了
法科大学院というのは法曹養成に特化した大学院です。
コース設定は未修者を対象とした3年コースと、法学既修者を対象とした2年コースを用意しています。
この法科大学院を終了することで司法試験の受験資格が得られます。
予備試験に合格
一方で、法科大学院に進学せずとも、司法試験の受験資格を得る方法があります。
それが司法試験予備試験に合格するというものです。
予備試験は、法科大学院を修了した者と同等の学識を有するかどうかを判定し、もって司法試験の受験資格を付与するために行われる国家試験です。
予備試験を受験するメリットとして、大学院に通う費用と時間を削減することができることが挙げられます。
また大学在学中に予備試験に合格した場合は、エリートとして就職時に有利に働くこともあるようです。
しかし、予備試験の難易度は、法科大学院卒業レベルなため大学在学中に、合格するには、かなりの努力が必要となります。