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はじめに
精神科医になりたいあなた、
「どの大学に進めばいいの・・・?」
と、大学選びの決め手が見つからず悩んでいませんか?
精神科医は精神疾患の診療や予防等を行う専門家です。
その夢を叶えるための大学選びの決め手はズバリ「教授」です。
精神科で有名な教授を探し、その先生がいる大学に進学しましょう。
この理由は記事の中でお伝えしたいと思います。
夢を叶えるためには、進路の選択肢を増やすことが重要です。
この記事では、精神科医の仕事や年収、そして有名教授とおすすめ大学を紹介していきます。大学選びもこだわって精神科医になれるように努力しましょう!
精神科医とは
扱っている主な疾患は、うつ病や双極性障害等の気分障害や、適応障害やパニック障害などの不安障害、また自閉症やADHD(多動性障害)などの発達障害やアルコールや薬物などの依存症です。治療は、薬物療法や精神療法を通して患者の心を解きほぐすことが中心です。
繊細な症状の患者の治療も行うため、精神科医に必要なのは人生経験です。たくさんの人と接し、様々な経験をしておきましょう。
精神科医の年収
精神科医と言っても形態や場所が違うことによって大きく生活や仕事の流れは変わってきます。今のうちから、自分のなりたい精神科医像を定めておきましょう!
心療内科医との違いは?
まず「精神科」はこころの病気の治療を行う科です。
一方「心療内科」はストレスによって体に症状が現れたとき、その症状を治療する科です。
ちなみに、心療内科は内科医が担当することもあれば精神科医が担当することもあります。厳密には違う科ですが、こころの病気に関わる点や問診が最も重要な診察である点などからとても似ている科と言えます。精神科医はよりこころの病気に関する治療を行っていくと言えるでしょう。
精神科医になるには
それでは一般的な例と特殊な例をご紹介します。
医学部に入学する
ちなみに医師になるための国家試験は希望する診療科目によって異なるわけではなく医学全般に関する知識が問われます。そのため、自分が精神科医になりたいあなたも、医学部では小児科や内科等すべての科目について学びます。
医学部学士編入学する
医学部以外の学部を卒業後医学部に編入学し、医学教育を受けることが出来ます。現在28校の国公立大学で医学部学士編入学が実施されており、医学部2年次前期の時期の入学が半数以上となっています。また、編入試験ではそれ以前の大学での学部は関係なく、医学への熱意と英語・生命科学等の学力のみで判断されます。ただし、各学校の募集がとても少ないため、かなり狭き門です。
他の学部に進んだけれど医師になりたい方に向けた特別試験です。
精神科医志望者の大学選びポイント
精神科医になるためには医学部に進学することが必須だとわかりましたね。
それではどうやって大学を選んでいくべきでしょうか。
医学部は医師になるための国家試験に合格するための勉強をする学部です。そのため、実はどの医学部に進んでもほとんどカリキュラムは同じなのです。まず考えられるのは各大学のカリキュラムの特色や立地、学費です。主にこの違いで判断すると思います。
しかし、もし夢がしっかり絞れているならば、精神科で名高い教授のもとで勉強することを目標に大学選びをすることをおすすめします。精神疾患や精神障害の定義はしっかりとしていません。そのため、より多くの症例を知り、多くの患者をこころの病気から救ってきた医師の先生のもとで勉強することが、優秀な精神科医になるための一番の近道です。
「そんな教授が誰だかわからない!」と思ってしまう方もいるでしょう。しかし、実は各学問には「学会」というその分野の研究者の団体があります。 精神科の場合、日本精神神経学会という学会が存在します。その中の理事長や副理事長、理事の方々はその研究者の中でも名高い医師・研究者だとわかります。その他にも様々な病気に対して学会があり、それぞれ専門性が高い教授の方々が所属しています。
それでは今回は様々な学会の理事が2018年2月現在在籍する大学、またその他各病気の専門の教授の在籍する大学をおすすめ大学として挙げていきたいと思います。

