【東北大学(工)】基礎はただ勉強をするだけでなく、論理的に考えて勉強することが大事!

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    はじめに

    受験には基礎が大切ということは、よく知られていることかもしれません。今回の東北大学の「GUESSさん」は、基礎といってもただ公式を確認したのではなく、公式がなぜ成り立つのかを考え、合格を果たした先輩です。

    ◆「なぜ成り立つのか」と意識し、疑問を持って問題に取り組んでみる!

    ―秋頃は何を重点的に勉強していましたか。

    基礎の徹底をしていました。基礎といっても公式を確認するのではなく、なぜそのことが成り立つのかを考えてみるなり、少しでも疑問があるところは復習し直すことなど、とにかく疑問を解決することをしていました。

    それは模試などで、「あれ、これってこれでいいんだっけ?」となることがよくあったのですが、これはそもそも「なぜ成り立つのか」が分かっていないからだと気づいたからです。

    そこで、まずは普段の勉強では意識しないこと(それこそ公式そのものの形やその使い方)を意識してやるように心がけようと思ったので、結局は基礎の徹底をしていたことになります。

    ―効果はでましたか。

    かなりありました。基礎を徹底的に固めたことで、不安要素が減ったと思えたからです。問題を解いている時に「あれ、こうだっけ? ああだったっけ?」となることが1番自信がなくなることなので、それが少なくなったのは精神的に良かったです。

    ―秋の受験勉強を振り返って、こうすればよかったと思う点を教えてください。

    受験大学の過去問を見ておけばよかったなと思います。傾向は大学によって明らかに異なりますし、またその特徴がわかるとそれだけで心強いものですから。

    過去問は後でやろうと取っておくと、結局、最後までやらなくなってしまうので、早くから見ておくといいと思います。

    ―その他、受験生の10〜11月であった印象的な出来事について教えてください。

    この時期から予備校に来なくなる人も増えてきていましたが、そういう人は大抵第1志望には受かっていなかったように思います。

    この時期は夏の努力がまだ反映されないのでモチベーションも下がるかと思いますが、ここで踏ん張れるかでこの先の成績が伸びる、伸びないに関わる気がするので、少しでも勉強してみるといいです。

    ―受験で一番苦労したことは何ですか。

    ゲームセンターに一時期入り浸るようになり、お金と時間が削られていました。成績が良かったので根拠の無い自信と安心感からやる気が完全になくなっており、自習室で勉強していても集中が切れたらすぐゲーセンに行ってしまい、罪悪感だけが残って精神的にも良くなかったのを覚えています。

    ―それをどうやって乗り越えましたか。

    予備校のチューターの方にゲーセンに行ってしまうことを伝えました。予備校から帰宅する時は、そのチューターの方に顔を合わせてからに帰るようにすることで、何とかゲーセンに寄らないように矯正しました。

    ―勉強がはかどる場所はどこでしたか。

    人の目があるところです。僕は人の目がないとどうもだらけてしまうので人の目がある自習室や喫茶店などで勉強していました。また静かなところで勉強するのが嫌だったので、自習室もブースのところではなくご飯などが食べられるフリースペースのような所を使うようにしていました。

    ―集中力を上げるために工夫していたことはありますか。

    集中がきれそうだなと思ったら一旦切り上げていました。勉強中に集中が切れるともうやりたくなるので、自分でわざと集中を切ってリフレッシュしてまた勉強を繰り返していました。

    ―気分転換や、やる気が出ないときにしていたことは?

    食べることが気分転換でした。食べ物はなくなるので、そしたらまた勉強に戻れるのでオススメです。スマホゲームは極力やらないようにしていました。やる気が出ない時はStudyplusのタイムラインを見たり、本屋で志望大学の過去問を見て見たり、とにかく何か勉強に繋がることをしていました。

    ―勉強に役立ったグッスを教えてください。

    鉛筆を握るためのグリップを、手の負担を抑えるために使っていました。また理系科目は無地のノートに書きなぐっていました。罫線を気にすることなく使えるのでオススメです。

    ―Studyplusをどのように活用していましたか。

    浪人生活が始まって3カ月経ったとき予備校に知り合いが誰もいなく孤独で、SNSでもいいから勉強仲間が欲しかったからです。

    大学受験合格という同じ目標を持った人に、監視された状態を作っていました。Studyplusを始めた頃はモチベーションが高く、平均10時間程度やっていた頃だったので、それと比較されるという形をとることで他者からの評価を得ていました。

    また、勉強は自分が思っているほどやっていないものなので、間違いない勉強時間の把握する為にも使っていました。

    ―どのような効果が得られましたか。

    勉強のやる気が起きない時はタイムラインを見て「いいね」を押して、周りは勉強しているから自分もやらなければ、という気持ちに変えていました。モチベーション維持につながっていたと思います。

    ◆在学中にHSKの5級を取ることが目標です!

    ―将来の夢や目標は何ですか。

    将来の夢はまだ決まっていませんが、目標は在学中にHSK(中国語版のTOEFLみたいなもの)の5級を取ることです。

    ―大学生活でチャレンジしていることや楽しんでいることを教えてください。

    バイトして服を買ったり友達とご飯食べに行ったりして楽しんでいます。サークルなどには入らなくとも、友人関係には恵まれています。

    ―今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。

    ここまで読んで下さりありがとうございました。参考にできる部分があれば是非参考にしてみてください。

    やる気は出るものではなく、出すものです。大学生になって受験を振り返ってみると、頑張ってよかったなと思います。今は苦しい時期だと思いますが、後で振り返るといい思い出になると思うので、悔いのないようにやるといいです! 頑張れ!

    GUESSさんの受験プロフィール

    慶応義塾大学
    ・【合格】理工学部

    東北大学
    ・【合格】工学部

    この記事を書いた人
      Studyplus編集部
      勉強方法や試験テクニック、Studyplusを利用している大学生のみなさんの合格体験レポートを掲載していきます!

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