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はじめに
将来、ボーダーレスな社会に羽ばたく受験生にとって、確かな外国語運用能力と豊かな国際感覚は、大学時代にぜひ身につけておきたいもの。世界55の国と地域・388大学に広がる全国屈指の留学ネットワークのもと、関西外国語大学の学生は留学先で、キャンパスで、今日もグローバルスキルに磨きをかけている。
暮らしながら、学びながらグローバル感覚を養う
世界中から関西外国語大学にやって来る留学生と、24時間同じ屋根の下に暮らしながら一緒に学び、成長する―。夢のような学びをかなえる生活空間が、昨年4月、御殿山キャンパス・グローバルタウンに完成した「GLOBALCOMMONS 結-YUI-」だ。入居者約650人のうちおよそ半数は世界中から集まった留学生。各国の言語が飛び交う、まるで世界の縮図のような空間で「学・食・住」を共にする。国籍を超えた固い絆が結ばれることはもちろん、異文化理解、問題解決力、自己管理力、チームワークなど、暮らしながら社会人基礎力を養う拠点になることは間違いない。「結」で得た各国の友人は、学生時代だけでなく、その先の将来まで、世界に広がる自分だけの貴重なネットワークとなるだろう。
日常の何げないやりとりも、すべてが異文化理解の学びに。それが「結」だ
一定レベルの英語力を持つ学生には「関西外大流グローバル人材育成プログラム」で、さらなるチャンスが広がる。国際関係や政治学、歴史、経済、ビジネスなど多岐にわたる科目を外国人留学生と共にすべて英語で受けるプログラムで、授業のレベルは海外の大学と同等。留学生とのグループプロジェクトや英語でのプレゼンテーションなど、アクティブラーニング形式で、海外留学さながらの学びを体験することができる。
「世界の縮図」ともいえる生活空間で、多様な文化や価値観を日々体験
留学も、その先の夢も様々なプログラムで実現
世界388大学に広がるフィールドも、関西外国語大生の学びの場だ。2018年度は約1930人が、専門留学やリベラルアーツ留学など自分の目標に沿った留学を実現。奨学金などサポート体制も充実し、より留学を実現しやすい環境にある。
17年からは、これらの留学につながる新しい英語教育プログラム「SuperIESプログラム」(※1)が始まった。英語教育の分野で実績のある海外協定大学と協働開発したもので、すべて協定大学や海外から招いた教員が指導する。留学先で求められる「英語で専門分野を学ぶ」能力を、日本に居ながらにして身につけられる。事前に万全の準備をすることで、留学先での学習スタイルに違和感なく溶け込めるため、得られる成果はより豊かなものになるだろう。
グローバルな活躍の舞台の中でも、ホテルをはじめとしたホスピタリティ業界を目指したい人には、「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」(※2)がおすすめだ。大学で1年間、マネジメントや財務、会計などを英語で学んだ後、海外大学への留学と海外ホテルなどでのインターンシップを体験。将来、外資系のホテルなどでマネジャーとして働ける知識と技能を育てる画期的なプログラムを通して、留学や、その先のキャリアを支援する。
※1 英語キャリア学部英語キャリア学科、外国語学部英米語学科生対象
※2 外国語学部生対象
「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の授業から