人文社会学部
東京都立大学 人文社会学部の学部紹介
「深く、高く、広く知と格闘して、知識から知恵を紡ぎ出しましょう」

人文社会学部は、人類が築いてきた知的財産を相続し、現代の問題解決の糧として役立てつつ新たな知見を加え、未来に継承する格闘と躍動の場です。人間とは何か、心とは何か、歴史とは何か、言葉とは何か…、問いは無限にあります。
ここ数十年の急激な情報技術革命は、われわれの生活に刺激と効率と利便をもたらし、創造的活動の余白を広げました。
スマホでググれば多くの知識と情報が立ちどころに得られます。しかし、そこで満足してしまえば大学で学ぶ意味はありません。知識と情報の根拠を吟味し、師友との協働によって、さらに深く、高く、広く、知の領野を切り開かねばなりません。
そうしてこそ、混迷の時代にあってより良く生きる知恵と方途を探ることが可能になるのです。
■学部の特色
【1】1年次は基礎教養科目、専攻の選択は2年次に
1年次には全員が基礎教養科目を履修します。広く基礎知識を学んだ後、各自が専攻する分野を決め、配属は2年次からになります。その後、専門分野の知識を修得し、卒業論文作成に向けて進みます。
【2】専門科目は少人数制の授業
専門分野に進むと、専門科目の授業は少人数制になります。興味のある授業を履修し、知識を深め、教員の丁寧な指導を受けることができます。少人数だから、ゼミなどで議論を深めることができます。
【3】多様な視点や考え方を学ぶ
専門分野に進んだからといって、その分野の授業しか履修できないというわけではありません。むしろ広い視野で学ぶことが望ましいとしており、他の分野の授業やゼミにも参加することができます。