日本有数の留学ネットワークで、グローバル人材を育てる

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はじめに

1945年創立の谷本英学院に端を発する関西外国語大学。大学の創設以来、受け継がれているのが、グローバル人材の育成だ。世界55の国・地域の393大学に広がる日本有数の留学ネットワークが魅力。多彩な留学・教育プログラムや手厚い留学奨学金で、学生一人ひとりの夢の実現を後押しする。

海外の協定大学が認める世界標準の学び

語学力の修得だけでなく、外国語でさまざまな専門知識を吸収する学びを追究する関西外国語大学。国際教育・交流の長年にわたるノウハウと実績は、海外でも評価が高い。昨年秋学期から新たにスタートしたのが、「ダブル・ディグリープログラム」。協定大学である、アメリカのマイアミ大学、モーニングサイド大学の学生に、在籍する大学と関西外大の学位を与えるプログラムだ。第1号の留学生は英語キャリア学部英語キャリア学科の3年次生として編入学した。海外の学生が日本の大学に編入学するケースは珍しく、関西外大の教育内容が世界標準になっている証しと言えるだろう。明確な目的を持ち意欲的に学ぶ留学生の姿に、学生たちは刺激を受けている。

留学を視野に入れた先進的な教育プログラム

世界中にある関西外大の協定大学に派遣する学生は年間約1900人、海外からの留学生は約750人に上る。留学を視野に入れた先進的な教育プログラムが関西外大にはある。
「関西外大流グローバル人材育成プログラム」は全学部の学生を対象に、海外留学を疑似体験するような学びが学内でできる。国際関係学や歴史学など幅広い分野の60以上の科目があり、すべて英語で開講。ほとんどの授業を留学生と共に学び、海外の大学と同じようにグループワークやディスカッションが中心だ。
英語で専門分野を学ぶ留学に挑むなら「Super IESプログラム」をすすめたい。アメリカ、カナダ、オーストラリアの協定大学と協働開発した英語教育プログラムだ。対象は英語キャリア学部英語キャリア学科と、外国語学部英米語学科の学生。英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)と、リサーチペーパーの書き方やプレゼンテーションの方法など、留学先で専門分野の授業を受けるのに必要なアカデミックスキルを飛躍的に伸ばす。
留学に参加する学生には給付型の留学奨学金があり、留学しやすい環境が整うのも心強い。

「Super IES プログラム」は、専門分野を学ぶ留学につながる

「世界の縮図」のキャンパスで共に暮らし、学ぶ

御殿山キャンパス・グローバルタウン

2018年春に開学した「御殿山キャンパス・グローバルタウン」には、ヨーロッパの街並みを思わせる建物が建つ。キャンパスのコンセプトは、「世界の縮図」。世界から関西外大に来ている留学生と、日本の学生が共に暮らしながら学ぶ国際交流拠点「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」が敷地内に誕生した。
結では、多様な文化背景を持つ学生約650人が同じ屋根の下、「学・食・住」を共にする。共同生活だけでなく、交流イベントも多数企画・実施。様々な国の学生たちと過ごす中で、グローバル人材に必要な異文化理解力や問題解決力、自己管理力などが磨かれていく。暮らしながらの学びは、学生を大きく成長させるはずだ。

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    関西の大学力(朝日新聞社)
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