【高校1・2年生必見】薬学部の先輩に聞く! 「大学に入って変わった自分」って?

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はじめに

高校1・2年生の皆さん、大学受験はまだまだ先だと思っていませんか? 時期的にはたしかにそうかもしれません。ですが、今から何かできることがあれば、受験生になったときにきっとその経験が生きてくるはずです。では、実際にどんなことをしておけばいいのでしょうか。

今回は、埼玉県の城西大学薬学部薬学科に通う先輩方に、高校時代の自分を振り返りながら、大学に入ってから成長を感じたことや、受験に向けてのアドバイスなどを語ってもらいました。さらに、城西大学薬学部の魅力についてもご紹介! 「どんな大学なの?」「薬学部って何を勉強するの?」と気になっている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次[非表示]
  • 1 はじめに
  • 2 城西大学薬学部に進学した理由って何?
  • 3 全国でも珍しい”栄養”が学べる、城西大学薬学部のカリキュラム
  • 4 先輩たちが、大学に入って成長を感じたこと
  • 5 先輩からのアドバイス 高校1・2年生は何をすべき?
  • 6 おわりに

・島田青葉さん(城西大学 薬学部 薬学科5年生・写真左)
・齊藤彩乃さん(城西大学 薬学部 薬学科4年生・写真右)

城西大学薬学部に進学した理由って何?

――城西大学薬学部に進学した理由を教えてください。

島田青葉さん(以下、島田):本当は、小さい頃から続けていたゴルフでプロを目指していたんです(笑)。でも高校3年生でゴルフ競技の成績が伸びず、別の進路を考えた時に「薬剤師になる」ことを意識し始めました。僕の実家は薬局を経営しており、幼いころから薬剤師である父の姿を見てきました。地域の人に慕われる父の姿は憧れの存在。自分もそんな薬剤師になりたいと思い、同じ道に進むことを決めました。

城西大学に入学を決めた1つの理由は、ゴルフ部があったことですね。勉強をがんばりながら大好きなゴルフができるのは魅力的でした。部活では、先輩や他学部の学生たちと出会えるので、交友関係だけじゃなく、自分自身の視野を広げることもできたと思います。

齊藤彩乃さん(以下、齊藤):私は、幼いころから薬剤師を目指していたので、迷わず薬学部に進学しました。城西大学には自分のレベル感を見て進学を決めたのですが、入学してみると、その魅力を存分に感じることができました。48万冊の蔵書数を誇る水田記念図書館や、研究に使う植物を育てる薬用植物園、最新の研究施設など、充実した学習環境が整っているので、勉強のしやすさはピカイチだと思います!

全国でも珍しい”栄養”が学べる、城西大学薬学部のカリキュラム

――現在は、どんなことを学んでいますか?

島田:薬局での実務実習を終えて、これから病院での実務実習を行う予定です。実務実習では、患者さんと触れ合ったり、実際に服薬指導を体験します。薬学の知識を高めるだけでなく、コミュニケーション力など、薬剤師として求められるスキルを学ぶことができました。

齊藤:私は、1~3年生で薬学の基礎を学び終えて、今はCBTやOSCEという、全国の薬学部で行われている共用試験の対策を進めています。9科目もあるのですが、クリアできないと実務実習に行けないので、必死に勉強しています!

――城西大学薬学部で学ぶことの魅力は何ですか?

島田:やはり、食品や栄養について学べることだと思います。城西大学薬学部には、「医療栄養学科」という管理栄養士を目指す学科があるんです。私たちが通う薬学科にも必修で「医療栄養学」という科目が4年生のカリキュラムに組み込まれています。全国的にも珍しいんですよね。

齊藤:私も、そこが城西大学薬学部の強みだと思います! 昨今は、チーム医療と言って、それぞれの分野の専門家が協力して治療にあたっています。実際に、在宅薬局のインターンシップに参加した時も、栄養士さんと連携して業務を進めていました。医療の現場では食と栄養の知識がより求められているのだと実感できましたし、食や栄養に強い薬剤師になれれば、栄養士さんを始めとした色々な分野の人と、よりスムーズな連携が取れるのではないかと思います。

先輩たちが、大学に入って成長を感じたこと

――大学入学後、高校時代の自分と比べて成長を感じたことはありますか?

島田:昔から勉強が苦手で、試験直前まで勉強しないことが多かったんです。今まではそれでなんとかやってきたのですが、大学1年生で初めて受けた期末試験で大失敗。多くの科目で追試を受けることになってしまいました……。もうこんな悔しい想いはしたくないと思い、夏休みを削って必死に勉強したのを覚えています。そこから、真面目に講義を聞いたり、常に予習復習したりするようになった自分を見て、成長を感じています。

齊藤:私は、高校の部活で大ケガをしてから、すぐに諦めてしまう癖がついていたんです。でも薬学部の試験って、範囲がとにかく広いし、クリアできないと実習や国家試験にも進めません。薬剤師になるという夢のためにも、最後まで諦めないことが大切だと気付きました。

試験前日に過去問を解いていて、わからないことが出てくることもありましたね。そんな時は、薬学科に設置されている「教育支援室」を利用することが多いです。教育支援室は学習を支援してくれる場所。教員が常駐しているので、試験直前に駆け込んでも丁寧に教えてくれるんですよ。大学のそうしたサポートを上手に活用して、諦めずにやり遂げる力を身に付けることができたと感じています。

先輩からのアドバイス 高校1・2年生は何をすべき?

――高校時代に「やっておいて良かった!」と思うことは何ですか?

島田:化学と生物の基礎を理解しているという前提で講義が進んでいくので、「化学」「生物」の勉強をしっかりしておいてよかったなと思います。でも、なかには「物理化学」という科目もあるので、高校で物理を選択してこなかった自分はちょっと苦労しましたね。


齊藤:私も同じく、物理は選択していませんでした。ですが、「物理」「化学」「生物」のどれかを履修していなくても、大学1年生の時に「基礎物理学」「基礎化学」といった、薬学に必要な基礎的な科学知識を補える科目が用意されているので、安心してもらって大丈夫だと思います!

――最後に、これから進路を考え始める高校1・2年生に、受験に向けたアドバイスをお願いします!

島田:高校1・2年生が一番楽しい時期だと思いますので、たくさん遊んで、たくさんの思い出をつくってほしいです。でも、少しずつでいいので勉強する姿勢を身につけておくことが大切だと思います! 僕は一夜漬けタイプだったので、コツコツと勉強する姿勢が高校生のうちに身についていれば、受験も、大学に入ってからの試験も、もう少し楽だったんじゃないかなと感じています(笑)。

齊藤:おすすめしたいのは、早めに進路選択をすること。私は高校に入学した時点で「薬学部に入りたい!」と決まっていたので、早いうちから受験に必要な教科を絞って、重点的に対策することができました。高校1・2年生から明確な目標があれば、勉強のモチベーションも高まると思います。でもやっぱり、部活やアルバイトなど、自分のやりたいことにどんどん挑戦して、高校生活を存分に楽しんでほしいです!


おわりに

いかがでしたか? まだまだ受験は先かもしれないけれど、大学での学びについて少しは理解してもらえたのではないでしょうか。

城西大学薬学部は、21世紀の医療・福祉を担う薬剤師や管理栄養士、医療産業で活躍する研究者の育成を目指しています。“薬学”や“栄養学”に興味を持った人や、城西大学の学びをもっと知りたいと感じた人は、ぜひ大学のWebサイトをチェックしてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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