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はじめに
柿島さんが受験勉強を本格的に始めたのは高校3年の夏。遅めのスタートでも志望校に合格できたのは、「流されやすい性格」のおかげだったとか……柿島さんの受験生活とは一体どのようなものだったのでしょうか?
今回の話し手
明治大学 理工学部 建築学科 4年生。設計課題に徹夜で取り組むほど建築が好き。オリジナルの設計手法を身につけたいという思いで明治大学 大学院への進学を決めている。

志望学部は幼少期から決まっていた!?
僕は早い段階から工学系の建築学科に絞って大学受験に臨んでいました。
父親や叔父がデザインや建築関係の仕事をしていたこともあって、子どもの頃はおもちゃではなく紙を与えられて、絵を描いたり、その紙で何かを作ったりして遊んでたんです。
そんな“つくる”ことが当たり前の環境で育ったので、将来を考えたときに、何か物を残せる仕事がしたいと思って建築家を目指すようになりました。
勉強のスタートはラジオを聴きながら
受験勉強を本格的に始めたのは、部活を引退した高3の夏以降なんです。遅めのスタートだったので、「早く受験勉強に切り替えなければ」と焦っていたのですが、なかなかすぐには勉強モードにはなれなくて……。そこで、エンジンをかけるきっかけにと、趣味だったラジオ番組を聴きながら勉強を始めることにしたんです。
僕の場合は、物理・数学の計算問題ならラジオを聴きながらでもできたので、「ラジオを聴ける」ということをモチベーションとして受験勉強に取りかかっていきました。ひとつの番組が終わるころには気持ちも切り替えられるので、その後はラジオを切って英語の長文や暗記問題など他の科目を勉強するという流れでやっていましたね。好きなことをやりながら勉強を始めるというのは僕からのおすすめです。
勉強は好きなことの誘惑から逃れてやるものというイメージもありましたが、好きなことをスタートダッシュに利用するというのは、すばらしい逆転のアイデアですね!

英語と物理が得意になったのは友達のおかげ
部活を引退するまでは、スキマ時間を使って勉強していました。大会や練習試合に行くとき長距離の移動がけっこう多かったので、その時間に単語や熟語の勉強をやっていましたね。というのも、いつも一緒に移動していた友達の勉強の意識が高くて、彼は高1のときから単語帳を熱心にやっていたんです。それで、あまり話しかけちゃいけないなと思って、僕も同じように単語帳を勉強するようになりました。そのおかげか、英語はわりと得意になりましたね。
受験勉強でいちばん時間をかけたのは物理です。私立の受験で3教科中1教科でも苦手科目があるとマズイだろうと考えて、やや苦手だった物理をどうにか得意科目にしなきゃと思って必死に勉強していました。ずっと苦しんでいたのですが、物理の得意な友達にたまたま出会う機会があって、教えてもらえることになったんです。教えてもらううちに仕組みがわかってきて、いろんな問題に対応できるようになりました。
「自分は流されやすい性格」と話す柿島さんですが、それが良い方向に作用したんですね!

Studyplusはスマホを有意義に使う口実
受験を意識するようになってから、スタプラを使いはじめました。やっぱりどうしてもスマホの誘惑が大敵なので、「スマホを使う」という行為自体に“勉強のため”というポジティブな意味を与えるのに、スタプラがちょうどよかったんです(笑)。
さらに、一人だと心細いので、サッカー部の友達にも教えてみんなでやりはじめました。最初は、タイムラインの友達の勉強時間を見て「もうこんなに勉強している!」と焦ったり、逆に「俺はこんな勉強しているよ!」と見せつけたりしていたのですが、だんだんと、他人と比べるのではなく「今週はあまりできてないな」と過去の自分と比べるために勉強時間を記録するようになっていきました。
悩める高校生へ、塾講師からのアドバイス
僕は今、塾講師をしていて、高3の子たちから相談を受けることがよくあります。
その悩みの多くは、「自分は頭が良くないから」と自分で限界を決めてしまっていることから来るものです。それって、決して頭が悪いわけではなくて、単純に勉強量が足りていないだけなんですよ。
受験は勉強量がモノを言います。勉強量とは、勉強時間というよりも、反復学習だと僕は考えています。「忘れないように覚える」といった、忘れることを前提としたケアをしていない人が多いので、あれこれ手を出すよりも、1冊の問題集を完璧に解けるまで何周もすることが大事だと伝えています。
忘れないために何度もくり返し勉強する――頭ではなんとなくわかっているつもりでしたが、柿島さんに改めて教えられると心に刺さりますね。柿島さんのような充実した大学生になれるようがんばります!



