千葉商科大学の「やってみる、という学び方。」で、知識がチカラに変わる!? 

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はじめに

「ビジネスで成功している人」に対して、あなたはどんなイメージを持っていますか? いろんなキーワードが浮かんでくると思いますが、座学だけでは得られない「考え抜くチカラがある」「前に踏み出すチカラがある」「チームで働くチカラがある」など、さまざまな能力をイメージするのではないでしょうか。では、それらの能力をどのように身につけたら良いのか。千葉商科大学には知識を社会で使えるチカラに変える学び方があるんです。

千葉商科大学の「やってみる、という学び方。」って?

千葉商科大学は創立90年以上の歴史を持ち、5学部7学科を擁する総合大学。その特色は「やってみる、という学び方。」です。学生は、自ら課題や目標を設け、様々なプロジェクトに取り組むアクティブ・ラーニングを行っています。
知識は、頭の中にあるだけではあまり意味がありませんよね。うまく使いこなせた時に価値があります。アクティブ・ラーニングとは、講義を聞いてノートを取るという従来型の学びではありません。社会のさまざまな現場に飛び込んで、座学で学んだ理論をどう使えば良いのか、それにはどんな情報を集めればいいのかなどを、試行錯誤しながら実践的につかむ学び方です。
これまでも企業・自治体・地域と連携したプロジェクト活動や被災地ボランティア活動、まちおこしなどに取り組んできた千葉商科大学は早期からアクティブ・ラーニングを実践してきました。知る・試す・気づくを繰り返す「やってみる、という学び方。」で、知識を自分のチカラに変えていくことができます。

地域住民と大学が交流できるカフェを「やってみる」!

「やってみる、という学び方。」の一例として、サービス創造学部の「コミュニティカフェ・プロジェクト」をご紹介します。「プロジェクト実践」という単位認定される正課授業のひとつで、学生・教職員・近隣住民が気軽に集まれるコミュニケーションの場として、学内に「学生カフェ」を開店・運営します。コンセプト・メニュー・仕入れ・広報活動・経営など、計画的にスケジュールを立てて進めていきます。
全プロセスを決定するのは学生自身! 何をどうするかは自由ですが、ひとつだけルールがあります。それはSDGs※の12番目の達成目標である「エシカル消費(つくる責任 つかう責任)」の啓発活動を行う「人、自然、未来にやさしいコミュニティカフェ」であること。このテーマを意識した上で、学外に飛び出してトレンドを分析。レポートにまとめてプレゼンテーションを行い、意見交換を重ねながらカフェのイメージ・レイアウト・ドリンクやフードなどを決めます。フェアトレードのコーヒーやオーガニックのジュースを提供することは「エシカル消費」というテーマを問いかける機会にもなりますよね。さらに企業と連携することで、アドバイスや製品提供をいただきます。

※SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

訴えたいコンセプトを学内から地域へ、世界へと届けるには

この「エシカル消費を考えるカフェ」を、一般の人々にも体験してもらおうと展開された取り組みが、期間限定カフェ「LEENDE(リーエンダ)」です。場所は、JR市川駅直結のショッピングセンター内の「たべるば」。全メニューがフェアトレード認証やオーガニックの食材を使用。さらに店内にフェアトレードに関するパネルを展示して啓発活動も行いました。

また、オンラインでの啓発活動として「CUC ETHICAL DAYS 2020」を開催。SDGsに取り組む企業や団体への取材内容のSNSで発信したり、フェアトレードやエシカル消費の第一線で活躍するNPO法人と企業のリーダー、高校生をゲストスピーカーに迎えた意見交換会を開催しました。

理論と実践を繰り返すことで、社会人力がアップ!

このプロジェクトに参加した学生たちは、買い物をする時に環境や労働に配慮した商品であるかをチェックする習慣が身につくなど、行動変容が起きたそうです。カフェを企画・運営し、オンラインイベントを開催するプロセスの中では、多くの人と交渉し、さまざまなモノやしくみを手配していかなければならず、まさに知る・試す・気づくの繰り返しです。理論と実践の間を何度も行き来する中で、知識が体験となり、体験が行動を変えていく……。このように、千葉商科大学の知識をチカラに変える学び方で、「社会で使えるチカラ」が育まれていくのです。

おわりに

今回は「やってみる、という学び方。」に取り組む千葉商科大学のアクティブ・ラーニングをご紹介しました。何事も「やってみる!」姿勢を持っている人、大学生になったら「やってみる!」に挑戦したい人は、千葉商科大学のオープンキャンパスに行ってみることをおすすめします。行動的な先輩の姿が刺激となり、将来進みたい道が見えてくるかもしれませんね。

千葉商科大学のオープンキャンパス

開催日:3月28日(日)
時 間:10:00〜14:00
内 容:大学概要説明、5学部説明、入試説明、体験授業、キャンパスツアー、教員との個別相談・学食体験など
その他:事前申込制、参加無料、入退場自由、服装自由
    リアルとオンラインを同時開催予定です。
    実施方法、内容は変更となる場合がございます。本学WEBサイトをご確認ください。

【オープンキャンパス年間実施予定】

●リアルオープンキャンパス
日 付:3/28(日)、6/20(日)、7/18(日)、8/22(日)、8/29(日)、12/12(日)
時 間:10:00〜16:00 ※3/28(日)10:00〜14:00, 12/12(日)10:00〜13:00
詳しくはこちら

●オンラインオープンキャンパス
日 付:5/22(土)、8/1(日)、12/4(土)
時 間:10:00〜15:00
詳しくはこちら


この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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