教育現場はこんなに変わっている! 先生を目指す人が知っておくべきこと

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はじめに

どんな時代にあっても必要とされるもの。それが学校教育です。
学校教育の重要性はいつの時代も変わりませんが、先生に求められるものは絶えず変化しています。
例えばプログラミング教育。小学校では2020年度から、中学校では2021年度から必修になり、先生もICT(情報通信技術)の知識が必須になりました。またそうした教育技術に関するイノベーションのみならず、子どもの発達をめぐる環境も変わっており、その変化に応じた教育体制を整えていくことが重要視されています。
今、教育の現場では何が起こり、何が求められているのか。先生を目指しているあなたに、ぜひ知ってほしいと思います。

大きく変化している、子どもと教育をめぐる環境

現在、教育現場でテーマとなっていることのひとつに、「小1プロブレム」があります。小1プロブレムとは、小学校1年生がその入学当初席にじっと座ることができず、先生の話を聞けない、指示通りに行動できない、授業中に勝手に教室を歩いたり出て行ったりする、といった行動をとること。さらに近年では、通常学級の中に特別な支援を必要とする子どもの数が増えているといった報告もあり、子どもの一人一人の持つ特性の違いに応じて、適切な教育を行うことが、いっそう大切になっています。
さらには子どもの状況のみならず、教育方針が大きく変化しているのも見逃せません。代表的なのは授業に関する考え方。従来の一方通行の教師主導・知識伝達型の授業から、生徒主体・知識構築型の授業に転換することが求められてきています。
このように現在の教育現場では、子ども側・先生側の双方に、様々な変化が生じているのです。

幼稚園・保育園・小学校において、連携性ある教育を

このような変化に対応できるよう、国は現職の先生に免許更新講習を義務付けたり、幼稚園と小学校2種類の免許取得を推奨したり、小中学校の特別支援学級担任の免許取得を勧めたりするようになりました。
小1プロブレムへの対応、そして子どもが自ら積極的に考える姿勢を育むためには、幼稚園、保育園、そして小学校における教育の連携性を理解することが重要です。それぞれが独立しているのではなく、幼児教育と初等教育の両方に関して、しっかりと目配りのできる先生が求められているのです。
ところが、大学の教育学部はどうでしょうか。このような現場のニーズに柔軟に対応できているかと言えば、必ずしもそうではありません。例えば関西福祉科学大学教育学部の場合、幼児教育に特化した子ども教育専攻と、小学校教育に特化した発達支援教育専攻との間には、厚い壁がありました。
現行の教育学部では、入学前に子ども教育専攻か、発達支援教育専攻か、事前にどちらかを決めて受験しなければいけなかったのです。こういった受験の仕組みでは幼児教育か小学校教育かのいずれかしか学べません。こうなると、時代のニーズに応じた学びを得ることは難しそう……なんて、感じてしまいますね。

専攻が1つになることで、将来の可能性が広がる関西福祉科学大学

しかし関西福祉科学大学では、2022年4月に教育学部のあり方を大きく変更することにしました。具体的には専攻数が「子ども教育専攻」「発達支援教育専攻」の2つから、「子ども発達教育」の1つになり、1つの専攻の中で幼児教育、小学校教育の両方の勉強ができることになったのです。

さらにあなたに余裕があれば、保育や特別支援教育についても学ぶこともできます。当然これによって取得できる免許資格の数もこれまでの最大2つから3つになります。将来の可能性が大きく広がることになります。
自分の適性ややりたいことを見極めて進路を選択することができるようになるのです。
加えて教授陣が豊富で、実習先は同一敷地内にある附属の幼稚園といったように、施設が充実しているのもポイント。少人数指導で、公務員講座を1年生から受けられるのも大きな魅力です。
この変更を通して、関西福祉科学大学では、「幼稚園・保育園・小学校の教育を理解する」「現場で高い実践力を持つ」「特別支援教育に深い理解がある」、そして「社会に貢献できる」保育士・先生の輩出を目指しています。

おわりに

将来は先生になり、子どもの成長を支えたいと考えている方はたくさんいると思います。そのような方にこそ、子どもと教育をめぐる環境をきちんと理解し、これからの教育において大切なことをしっかりと学んでいってほしいと思います。
関西福祉科学大学では、3月20日に来学型オープンキャンパスを実施予定。
またOC開催日を挟んだ19日から22日には、WEBオープンキャンパスも実施します。ミニ講義動画や、学科紹介を見ることができます。
どちらも完全予約制になっているのでオープンキャンパスページをチェックしてみて下さい。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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