この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
「高校を卒業したら、大学に行って留学したい!」「海外で語学を学びたい!」。そんな夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし現在は新型コロナウイルスの影響もあり、「留学が本当にできるのか」「将来はどんな進路を選べばいいのか」と、悩んでいる方もいると思います。
そこで今回は、将来留学を考えている方に向けて、2021年の最新留学事情についてご紹介します!
オンライン会議が当たり前になり、英語力はますます重要に
ご存知の通り、現在は世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
ワクチン接種のスピードは国によってまちまちで、そのため多くの国で渡航制限がでており、対策も流動的で、先が予測し難いのが現状です。
みなさんの学校でもオンライン授業が増えていると思いますが、企業でもオンライン会議が定着してきました。全員が自宅からアクセスすることはもはや当たり前になり、常に感染症に気をつけながら仕事をしています。
この傾向は日本だけではありません。アメリカ、中国、ヨーロッパ、アジアやアフリカの国々など、世界中でオンライン会議を行っているのです。
そのときに必要になるのは、英語力。直接会う機会が減っても、オンラインにより世界とつながることが当たり前になったため、英語を利用する機会はむしろ増えているのです。
語学力を身につけるための新しい留学「オンライン留学」とは
現在はオンライン会議の普及で、海外企業とのやりとりがメールだけでなく、リアルタイムのコミュニケーションでも行われるようになりました。オンライン会議は効率よくコミュニケーションが取れるため、海外に渡航する機会が減っても、外国語で相手の意見を理解し、自分の意見を伝える機会は増え続けているのです。
では、どうすればこのような状況でも、十分に実用性ある語学力をマスターすることができるのでしょうか。
その方法のひとつに、オンライン留学があります。オンライン留学とは、日本にいながらにして、海外留学を想定したプログラムで授業が受けられる制度のこと。海外の大学がオンライン授業を提供し、留学カリキュラムに沿って英語学習を行っていくケースが多く、従来の留学よりも学費を抑えて質の高い授業を受けることができるのがポイントです。
豊富なプログラムでオンライン留学を行う、京都ノートルダム女子大学
例えば、京都ノートルダム女子大学の国際言語文化学部英語英文学科では、「学内留学プログラム」という形式で、留学予定者の修学支援を行っています。
学内留学プログラムでは、姉妹大学のアメリカ3大学、また日本国内で活躍する英語母国語話者、もしくは教員をオンライン・対面で招き、講座を開講。留学制度に相当する集中科目を設置し、実際の海外留学に近づけた形での学びを実施しています。また海外の学生とオンラインでつながり、お互いの国の文化などをテーマにプロジェクトを実施し、異文化を直接学び合い、人間関係を構築。調査、プレゼンテーション、批評方法など学術的なスキルを身につけます。さらに英語での発信能力だけでなく、学生同士の結びつきを強め、コミュニケーション能力を高める取り組みも実施します。
また大学内のイマージョン・スペース(i-Space)では、日本語の使用が禁止。Yoga、Karaoke、Cookingなどのアクティビティを英語で楽しむプログラムや、ネイティヴスピーカー教員による個人レッスン、留学生との交流イベントなどリラックスし、楽しみながら語学力を身につけ、より身近に異文化交流できる場を提供しています。
思考力とコミュニケーション力の基盤となる「ことばの力」
充実したオンライン留学を提供している京都ノートルダム女子大学は、どのような大学なのでしょうか。
京都ノートルダム女子大学は、今年で創立60周年を迎えました。創立以来、大切にしているのは「『対話』から始まるND教育(ノートルダム教育)」という教育姿勢です。
自ら考え、共感し、行動できる社会人となるために、大学では「ことばの力」を重視しています。人は、ことばで考え、ことばに共感し、ことばで共に行動します。いわば「ことばの力」は、社会人の基盤。その基盤をしっかりと養うために、英語英文科では海外の文化と英語を学ぶ環境を整備しています。母語としての日本語、そしてグローバルな人材として世界で活躍するためのツールとして英語を十分に身につけることで、将来に向けて学生の成長を支援しているのです。
おわりに
今回はオンライン留学、そして京都ノートルダム女子大学について見てきました。
「将来は留学したい」という思いに反して世界が遠く感じてしまう昨今ですが、見方を変えると、オンライン会議や工夫をこらしたオンライン留学が盛んになることで、学びの可能性はより広がっています。将来、また海外留学ができる世の中になっても、このようなオンラインとリアルを併用した学びの形は選択のひとつとして、定着していくのではないでしょうか。
京都ノートルダム大学では、オープンキャンパスを実施しています。いまこそ、ピンチをチャンスに変えて、語学を学んでみてはいかがでしょうか。