「自分オリジナル」の学びを見つける楽しみを!

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はじめに

「大学に入るまでに学びたい内容を決めなければいけない」、皆さんはそんなことを思っていませんか。しかし、高校生の段階ではなかなか一つには決めにくいと感じる方も少なくないでしょう。

そんな方にも安心して学んでいただける学問分野があります。それは社会学です。社会学は、やりたいことが決まっていなくても、自身の小さな興味関心の芽を育て、幅広い学びを実現することができます。あなたならではのオリジナリティのある研究をし、将来へ結びつけていくことが可能です。今回は、そんな環境が整っている大学をご紹介します。

身近な関心や課題が学びのテーマになる

「大学での学びは敷居が高そう」と感じ物怖じしている方もいるかもしれません。しかし、大学の学びにおいて大切なのはより身近な題材を研究テーマにし、それを楽しみながら追究することです。

社会学は対象が漠然としているのでとらえどころがない印象を抱くかもしれませんが、まさにこうした身近な関心を研究のテーマにしていくことができる学問です。私たちの生活している社会そのものが学びの対象となるため、グローバルでもローカルでもその学問の領域となります。また、経済や芸術、自然科学など様々な分野を横断した学問であるともいえるでしょう。つまり、皆さんの日常のふとした疑問や関心が研究テーマになるのです。

社会学部は、経済学部や経営学部、商学部などとは違い、学びのフィールドが多様です。入学後に学びたいことが見つけられるそんな社会学部の魅力を紐解きます。

学生の多様な関心から設定される研究テーマ

佛教大学の社会学部では、学生個人が入学後に思い思いのテーマで学びを深めることができます。現代社会学科では、社会学をベースに現代社会の多様な問題を解明し、公共政学学科では、政治学、経済学、法律学をベースに地域社会の抱える課題を解決していきます。卒業生の研究テーマの一例は以下の通りです。

【例】
・アイドルとファンの距離感
・You Tuber とは何者か -数百万人に支持される理由-
・「大阪=お笑い」イメージの創造
・アニメ聖地巡礼とまちづくり 
・キャッシュレス決済の普及による消費行動の変化
・人間とペットが共存する社会をめざすには
・海洋プラスチックによる地球環境の汚染問題と防止に向けた取り組み
・地域的コミュニケーションの場としての銭湯の発展
・カーシェア・ライドシェアを導入する都道府県と市町村の可能性
・防災教育 ~高知県の防災教育を参考にして~
・京都三大祭がもたらす経済効果
・カフェの利用目的と重視する環境の関連性
・地産地消の視点から見る農産物直売所の在り方

このように身近な関心のすべてが研究につながります。それぞれの学生がオリジナルの研究を実現できるのが社会学部での学びの魅力です。

自らの関心を生かして就職にも繋げられる佛教大学

多様なプロジェクトを体験し、自身のテーマを掘り下げる

佛教大学では、自身の関心を育み、研究につなげていくことができる環境が整っています。3年生では、多彩な研究分野の教員の指導のもと、ユニークなテーマで調査や研究を行うゼミを履修します。少人数教育で、自身の関心を掘り下げていくことが可能です。

さらに、「プロジェクト演習」でのフィールドワークや学生が主体となり学びを深めるアクティブラーニングも学びの特徴となっています。地域社会の問題や課題に目を向けて学生たちで解決策を考えていきます。例えば、学生が主体となり京都のコミュニティラジオ(RADIO MIX KYOTO)を運営しています。大学が行っている活動や地元地域情報を中心に発信していくことで、地域社会へ貢献することができます。学生のうちから、企画・準備・取材・運営などリアルな体験を積むことができる機会は貴重なものでしょう。

他にも、京都府北警察署と連携し青少年の立ち直りを支援する活動や、同学のある鷹峯地域を活性化する活動などいくつものプロジェクトが進行しています。仲間と協働し、多くの地域の人たちの協力を仰ぎながら、プロジェクトを遂行していく体験を積んでいくことができるのです。

自分ならではの進路へ力強く歩み出す

自身の関心をとことん掘り下げて学んだ学生たちは、多様な進路へと歩み出していきます。一般企業への就職は7〜8割、それ以外にも教員や公務員の道へと進む学生もいます。

大学時代に、自分の関心を追究することができたからこそ、自分ならではのキャリアを築いていくことができる。大学時代に培った、社会課題に向き合う姿勢はあらゆる仕事の中で生きるはずです。

おわりに

高校時代に、「これをしたい」といった方向性が決まっていなかったとしても、大学時代にそれを見つけていくことができれば問題はありません。佛教大学の社会学部では自身の関心に合わせたテーマを選び取れる環境が整っています。オリジナリティのあるテーマに取り組んだ経験は、確実に自信につながっていくはずです。

学生時代に自分のしたいことにとことん向き合い、関心を育むことで、力強く将来への道を歩んでいくことができるでしょう。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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